食べ物に関して日々考えていること、でき事、お店訪問記など。
食べ物に関する話題であっても、掘り下げてあれこれ試行錯誤したりする長編は「胃袋至上主義宣言」に掲載。こちらのコーナーでは、単発で食べ物の話題をライトに取り扱う短編集となる。
-
食い地獄の狭間にて
やっぱり、姪たちは成長とともに蕎麦への興味を失っていった
2022年の年越しそば。もちろん今年も手打ちだ。 コロナの影響で家族が全員集合するのは久しぶり。 https://awaremi-tai.com/soba0739.html 昨年(2021年)は蕎麦粉500グラムしか調達しなかったが、今年は以前と同様で1kgの蕎麦粉を用意した。 昨年に引き続い... -
食い地獄の狭間にて
味噌、醤油、酢は今でも地域特性が強い
東京に住んでいると、「地のものをいただく」という感覚が薄れてしまう。そういうものはどこか旅行に行った時に堪能するものであるという認識だ。 以前僕は北千住の近くに住んでいた。「千住葱」というブランド葱が存在することは知っていたが、実際に畑に... -
食い地獄の狭間にて
驚いた、このご時世に1個300円でケーキを売るお店があるなんて
いしが、「岡山・倉敷のケーキの名店」を紹介しているwebサイトを見つけてきた。「いいなー」と言う。 要するにこのお店に行ってみたい、ということだろう。じゃあ、ということで何店舗か回ってみた。 本当はレンタカーを借りて、鬼ノ城(鬼ヶ島のモデルに... -
食い地獄の狭間にて
タイ料理店で食べたランチが「もうこれで網羅してるじゃん」という内容だった
年末なので実家に帰省。 東京駅から新幹線に乗るのに際し、八重洲界隈でお昼ご飯を食べることにした。 そこで入ったのがタイ料理店だったのだけど、頼んだランチメニューがこちら。 パッタイ、ガパオライス、トムヤムクン、海老入りの生春巻き。 なんか、... -
食い地獄の狭間にて
北海道のお店で、よく考えたら北海道的ではないものを食べていた
東京駅周辺でご飯を食べようとすると、基本的にあまり安いお店はない。土地の値段が高いし、大企業のオフィスが立ち並んでいる場所なので値段を高くせざるをえないのだろう。 仕事がらみで八重洲にやってきた際、お昼ご飯をどうしようかと考えつつ地下街を... -
食い地獄の狭間にて
北千住でもつ煮込みの専門店に出会う
足立区の北千住。商店街の中に、新しいお店ができていた。 「おや、何のお店だろう。寿司屋みたいなカウンター席だけのお店だぞ?」と思って店頭のメニューを見たら、これがもつ煮の専門店。 へえーーー。そういうお店の業態ってあるのか!びっくり。 牛丼... -
食い地獄の狭間にて
クリスマスはパン
我ながら安直だと思っている。 しかし、忙しい中でも、「さあ今日はクリスマスですよ」となったら、急場しのぎでそれっぽい食卓を演出したい。 子どもがいなかった頃、いてもまだ小さかった1年前はもっと余裕をもって家事に取り組めた。しかし今じゃそうは... -
食い地獄の狭間にて
バドワイザーのノンアルコールビールを飲む
ノンアルコールビールを愛飲している僕だが、何だって良いというわけではない。 もっぱら常にアサヒのドライゼロを嗜んでいる。 毎日ほぼ欠かさず飲んでいる立場だからこそ敢えていうが、ドライゼロってそんなに旨いもんじゃない。そもそも、「ノンアルコ... -
食い地獄の狭間にて
シフォンケーキを人生で初めて焼く
シフォンケーキを焼いてみた。 100円ショップで紙の型が売られていたので、それを衝動買いしたからだ。 しばらくパントリーの中に放置されていたが、クリスマスを機に型を使ってみることにした。 まず驚いたのが、シフォンケーキってベーキングパウダーを... -
食い地獄の狭間にて
牛かつを久々に食べる
秋葉原に、牛かつで有名なお店がある。 いつ行っても大行列だ。お店は階段を下った地下にあるのだけれど、列が地上までコンニチハしているのを見る都度、僕はこのお店の前を素通りする。また今度にしよう、と。 ある日、珍しく行列がゼロだったので、物は... -
食い地獄の狭間にて
インドカレーを前に冷静になる
インドカレー店に行くと、カレーが2種類盛り、3種類盛り・・・と値段が上がると皿数が増えるメニュー構成になっている。 お得感もあって、今回は3種盛りを選んでみた。 でも、食べている最中に思った。「3種類もいらないなぁ」ということに。 もちろん、... -
食い地獄の狭間にて
「炙り流しチーズタルト」なる食べ物に出会う
年末、ということで浅草の羽子板市にやってきた。 コロナを挟んで、お店の入れ替わりが随分あるようだ。見慣れないお店があちこちに出来ている。 この日、通りすがりで見つけたのは「炙りチーズケーキ」という看板だった。へえ、チーズケーキでそういう概...