食べ物に関して日々考えていること、でき事、お店訪問記など。
食べ物に関する話題であっても、掘り下げてあれこれ試行錯誤したりする長編は「胃袋至上主義宣言」に掲載。こちらのコーナーでは、単発で食べ物の話題をライトに取り扱う短編集となる。
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食い地獄の狭間にて
流行の予感らしい「台湾カステラ」を食べる
先日、タクシーに乗っていたら行列が出来ているお店の横を通り過ぎた。 なんだろう?と思っていたら、タクシーの運転手さんが 「最近流行りなんですよ。台湾カステラ、っていうらしいですよ」 と教えてくれた。 台湾カステラ?それ、聞いたことがない。新... -
食い地獄の狭間にて
そういえば自分の人生、照ってない気がする。
カフエマメヒコでりんごのデザートを食べてご満悦。ダークブラウンのつややかさが、渋い。 そこでふと気が付いた。ああそうだ、自分の人生、照りが足りないなぁと。 なにかの比喩ではない。自分の作る料理って、ほとんど照りがない。照っていない。 魚料理... -
食い地獄の狭間にて
人生最後の晩餐用にと、地鶏炭火焼きを大量に取り寄せる
いしがうっとりした目で語る。 「人生最後の食事に何を選ぶ?って聞かれたら、『地鶏の炭火焼き!』って答えます」 と。 地鶏の炭火焼きは、「塚田農場」とか「山内農場」といった居酒屋で扱われていてメジャーな宮崎料理だけど、そんなに頻繁に食べられる... -
食い地獄の狭間にて
闇夜のクリスマス
無印良品で、大量に卓上用ミニキャンドルを買ってある。お買い得セットみたいな大袋に入っていたので、何年使ってもなくならない。 なので、かれこれ数年、やれ誕生日だの記念日だので、さほど意味もなくキャンドルで卓上を照らしている。今年のクリスマス... -
食い地獄の狭間にて
冬至南瓜
歳を重ねるうちに、年中行事を大事にするようになってきた。昔はてんで無頓着だったのに。これも老化現象の一つなのかもしれない。 お年寄りが草花を愛でる姿を見て、子供の僕は「ふーん」としか思わなかった。でも今だと、そんな大人たちの気持ちがなんと... -
食い地獄の狭間にて
鹿ひき肉を手に入れたので、恐る恐るハンバーグを作ってみた
ふるさと納税で鹿肉と猪肉が手に入った。しかもミンチで。 おかでん家基準では、ふるさと納税の返礼品選びは「ちょっとめずらしいもの」ということにしている。スーパーに行けば似たものが手に入るようなものは、単にお得感があるだけで面白くない、と感じ... -
食い地獄の狭間にて
いまんとこ最も好みに合うノンアルコールビール【ビアー・デザミ】
2013年、γ-GTPが1,400という即入院レベルまで肝機能を悪化させたため断酒した僕は、かれこれ8年間お酒を飲んでいない。 ここまで肝臓が悪くなってもまだお酒を飲んでいたような性分なので、一生断酒を続けることになるのだろう。かすかな希望として、「子... -
食い地獄の狭間にて
自宅で珈琲焙煎(ガスコンロ+電動メカ編)
コーヒー豆の焙煎は、僕の日常にすっかり組み込まれている。一度自家焙煎を初めてしまうと、今更市販の焙煎済み珈琲豆には戻れない。値段が相当違うからだ。 僕の人件費と、光熱費を考えると市販よりもきっと割高だ。でも、楽しんでやれているので人件費は... -
食い地獄の狭間にて
おかでんさんちの年末年始2020
新型コロナウイルスの影響で、今年は帰省もせず静かな年末となった。 実家に帰省しない正月は、いつ以来だろう?殆ど記憶にないくらい、僕の年末年始は実家だ。 はっきりと記憶に残っている、僕が実家に帰省しなかった年末は1996年だ。年まで覚えている。... -
食い地獄の狭間にて
ガチ中華で何を頼むかマジ悩む【シャオウェイヤボー】
出張で東京を訪問中の友人と、会うことになった。 「帰りの新幹線までの時間調整」ということで、さくっと。 我が家は、新幹線駅から遠くないところに家があり、なんなら乗車予定の新幹線が駅を出発する20分前にお別れしてもギリギリ間に合うくらいの位置... -
食い地獄の狭間にて
マスクをしながらスペイン料理を食べ放題【リザラン@高田馬場】
前回、浅草の洋食店「モンブラン」でお腹いっぱいになりすぎて苦しい思いをした御一行様。 https://awaremi-tai.com/jigoku0531.html 食べた分のツケは必ず払わされる。しかも長い間。 おそらく、全員が翌朝体重計に乗ってみて、「あっ!」と叫んだはずだ... -
食い地獄の狭間にて
ペタという単位に打ちのめされる【ペヤング・ペタマックス】
まるか食品が販売しているソース焼きそば、「ペヤング」は日本を代表するカップ焼きそばだ。どこのコンビニに行っても売られている。そんなメジャーな存在がなせる技か、ときおり奇抜な商品を発売して、マニアたちの度肝を抜くことがある。 「激辛」と称し...