食べ物に関して日々考えていること、でき事、お店訪問記など。
食べ物に関する話題であっても、掘り下げてあれこれ試行錯誤したりする長編は「胃袋至上主義宣言」に掲載。こちらのコーナーでは、単発で食べ物の話題をライトに取り扱う短編集となる。
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食い地獄の狭間にて
ホットケーキの焼き色
週末、いしがホットケーキを焼いてくれた。 もっぱら家の自炊は僕が担当しているので、いしがホットケーキを焼いてくれるのは久しぶりだ。 で、出来上がったホットケーキを見てハッとした。 これがそのホットケーキ。ごく普通だ。 市販のホットケーキミッ... -
食い地獄の狭間にて
スパイス入れを整理する
昔、グルメ雑誌「dancyu」でスパイスカレーの特集が組まれたことに影響を受け、あれやこれやとスパイス料理を作るようになった。 幸い、近所にはネパール系の食材店、インド系の食材店がある。S&BやGABAN、マコーミックといったスーパーでも売っている... -
食い地獄の狭間にて
保存食のようかんを使って鏡開きをする
今年も鏡開きシーズン到来。 昨年までは、ホームベーカリーでお餅をついて、巨大な鏡餅を作るのが楽しみだった。デカい鏡餅を自作した、という事実は僕の見栄を激しく満足させてきた。年末になるとスーパーの店頭に並ぶ、出来合いの鏡餅とは違うんだぞ、と... -
食い地獄の狭間にて
ガチなネパール料理
ガチなネパール料理、というのは案外多くないものだ。インド料理という一大勢力に圧倒されているからなのか、「インド・ネパール料理」というひとくくりになっていることが多い。 しかし、インドそのものが超巨大な亜大陸で、これをひとくくりにする事自体... -
食い地獄の狭間にて
インド料理の食べ放題はなぜ少ないのだろう
葛西臨海公園を家族で散歩し、そのまま東京メトロ東西線の西葛西駅まで歩いてみた。途中、巨大な団地があったりしてなかなかエキサイティングな町並みだった。 西葛西・葛西界隈はインド人コミュニティが形成されていると聞く。優秀なインド人エンジニアが... -
食い地獄の狭間にて
できるだけフレッシュでありたい、七草粥
毎年七草粥を作っている。 昨年(2021年)も作った。お粥なんて年に1度、七草粥のときしか食べない生活を送っているので、たいそう美味く感じる。季節感あるイベントだし、僕の食生活にとってかなり重要度の高い、楽しみな一食だ。 ただ、「粥」といっても我... -
食い地獄の狭間にて
ネギまみれ
広島名物、汁なし担々麺。 ・・・にネギ増しのトッピングをしたら、ネギしか見えなくなった。正確に言うと、ネギと、ネギの上に振りかけられたホアジャオだけ。 この光景だけでもすごいが、写真をInstagramに掲載したら友人から「お、キング軒!」と店名を... -
食い地獄の狭間にて
焼き栗
ふるさと納税で、埼玉県志木市から焼き栗が届いた。 「焼き栗用の栗」ではなく、すでに焼かれた栗だ。冷凍品として、1kg。冷凍焼き栗なるものを手にしたことがないので、どんなものかと頼んでみたのがこれ。 さすがだ、「肉のハナマサ」で売っているような... -
食い地獄の狭間にて
寅年の鳩サブレー
兄貴から鳩サブレーを貰った。 今頃になって、「鳩サブレ」ではなくて「鳩サブレー」というのが正式名称だということに驚いたが、それ以上にびっくりしたのがパッケージだ。 なんだこのはっちゃけぶりは。 寅年だから、ということで寅をあしらったパッケー... -
食い地獄の狭間にて
元旦の特別
おかでん家実家では、毎年お正月三が日の朝だけ、南部鉄器の燗瓶と漆塗りの盃が登場する。 燗瓶といっても、お酒をお燗するわけではなく、単なる常温酒の徳利がわりだ。とても重たく、中にどれだけお酒が残っているのかさっぱりわからない。 わからないか... -
食い地獄の狭間にて
腰を伸ばす海老
お正月の料理で縁起物の代表格、有頭海老。 縁起の良さの塊みたいな生き物で、「長いひげ(=長寿)」「目が飛び出している(=めでたい)」「茹でると赤くなる(=紅白でめでたい)」「茹でると丸まる(=腰が丸くなるまで長寿)」とされている。 毎年、まだ生きてい... -
食い地獄の狭間にて
流行の予感らしい「台湾カステラ」を食べる
先日、タクシーに乗っていたら行列が出来ているお店の横を通り過ぎた。 なんだろう?と思っていたら、タクシーの運転手さんが 「最近流行りなんですよ。台湾カステラ、っていうらしいですよ」 と教えてくれた。 台湾カステラ?それ、聞いたことがない。新...