食べ物に関して日々考えていること、でき事、お店訪問記など。
食べ物に関する話題であっても、掘り下げてあれこれ試行錯誤したりする長編は「胃袋至上主義宣言」に掲載。こちらのコーナーでは、単発で食べ物の話題をライトに取り扱う短編集となる。
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食い地獄の狭間にて
2020年6月/三密の山・高尾山&高尾山ビアマウントのwithコロナレポート
2020年春、世界は新型コロナウイルス(COVID-19)蔓延のため、大規模な都市封鎖や経済活動の抑制が行われた。日本も他の国と同じく・・・といいたいところだが、公権力によるロックダウンではなく「自粛の要請」という謎運用が適用された。 4月8日に日本国政... -
食い地獄の狭間にて
2020年4月/自宅でやってみよう
2020年春。新型コロナウイルスは世界中に大流行し、各都市はロックダウンし経済活動は停滞した。僕が住む東京もご多分に漏れず「自粛」が要請されたわけだが、この「自粛」という言葉の曖昧さと、「空気を読め」という雰囲気がどうにも好きにはなれない。 ... -
食い地獄の狭間にて
ケーキをうんざりするまで食べたい?よかろう、不二家に行くがよい
2020年の春分の日三連休、東京は桜が大いに咲き誇った。 場所によってはまだぐずっている木もあるけれど、いったんテンションが上っちゃった桜は我も我もと咲き始め、気が早いところはもう満開になっていた。 そんな桜に急き立てられ、いしと二人で舎人公... -
食い地獄の狭間にて
漬けとプリン
忙しい中ではあるけれど、突発的に何かを作りたくなることがある。便利になったご時世だからこそ、あえて手間がかかることを。そんな気分になること、みなさんもありませんか?僕はあります。ただし食べ物に限るけれど。 なにせ普段ずっとPC相手の頭脳労働... -
食い地獄の狭間にて
「大根一本、まるっと食べ切り鍋コース」をまるっと食べる
僕がここ1年、根城にしているカフェが東京・台東区にある「コーツトカフェ」だ。住宅街の中に、ひっそりとしているようなしていないような、微妙な存在感でお店を構えている。 若くて意欲的な女性店主が頑張っていて、それを支える素敵なスタッフさんたち... -
食い地獄の狭間にて
おかでんさんちの恵方巻2020
2020年立春。 あまのじゃくな僕は、「コンビニの商売っけには乗るものか」と恵方巻を買うことはしないのだが、自分で作ることはやってもいいと思っている。 季節感があまりなくなったこのご時世、人工的であっても何らかの「この時期ならでは」の食べ物や... -
食い地獄の狭間にて
おかでんさんちの鏡開き2020
令和元年最初の年も暮れる、ということで鏡餅を作ってみることにした。数年ぶりだ。 前回は餅を乾燥させる時間がないまま、撞いて間もない餅をドッキングさせてしまった。そのせいで松の内が終わる頃にはカビだらけになり、年神様を喜ばせるのではなく部屋... -
食い地獄の狭間にて
おかでんさんちのクリスマス2019
おかでん家のクリスマス。 新婚、ということをことさら強調するつもりは全くないのだけど、「夫婦」で過ごす初めてのクリスマスということになる。 ひねくれものの僕はクリスマスという「商業イベント」に加担する気は全くなく、むしろそういう世間に背中... -
食い地獄の狭間にて
濃いボジョレー・ヌーボーという存在
文京区は千駄木に、「ケープルヴィル」という写真館がある。 https://www.capleville.jp/ 1階がカフェで、2階が古民家の風合いを活かした写真スタジオになっている、こじんまりとしたお店だ。 あれっ、というほど建物は小さい。間口が狭いだけでなく、奥行... -
食い地獄の狭間にて
おかでんさんちのハロウィン2019
昨日、「おかでんさんちのクリスマス2019」という記事を書いていて、「ああ、せっかくだからハロウィンの食事風景も記事にしておくか」という気になった。備忘録的に残しておく。 旅行記とかの長編連載になると、何かと準備に手間がかかるので、こういう短... -
食い地獄の狭間にて
「山椒七味パン」を思いがけず作ってしまった
ときどき、ホームベーカリーでパンを焼いている。「買ったはいいけど、いずれ飽きて放置される」ということが多いというホームベーカリーだけど、我が家ではしぶとく使われ続けている。 この日も、ホームベーカリーでパンを焼くことにした。翌日の朝食にす... -
食い地獄の狭間にて
青山のカフェ、「カフェ キツネ」は隠れ家的なワクワク感があるのだ
平日夜、青山に用事があったので会社帰りでそのまま表参道に向かった。 所要まで少し時間があったし、同行する人との待ち合わせもあったので、東京メトロ表参道駅近辺で手ごろなカフェを探してみた。 そこで見つけたのがこのお店。「カフェ キツネ」。 表...