食べ物に関して日々考えていること、でき事、お店訪問記など。
食べ物に関する話題であっても、掘り下げてあれこれ試行錯誤したりする長編は「胃袋至上主義宣言」に掲載。こちらのコーナーでは、単発で食べ物の話題をライトに取り扱う短編集となる。
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食い地獄の狭間にて
お豆腐目当てで早起きしよう【入谷朝顔市⇒笹乃雪】
夏になると、台東区の入谷で「朝顔市」が開かれる。入谷の朝顔市が7/6~8日で、その後引き続きの日程で浅草では「ほおずき市」という流れになっている。 朝顔にせよ、ほおずきにせよ、わざわざお祭り的な規模で市が立つ、ということに驚かされる。さすが東... -
食い地獄の狭間にて
カメラをぶら下げ美味しい横浜【横浜市中央卸売市場から中華街へ】
昨年12月から、本格的にカメラの勉強をするようになった。有料のセミナーを受講したり、カタログを読んだりしている。というのも、これまでコンパクトデジタルカメラを20年近く、台数にして20台近く使ってきたけど、ようやく今回ミラーレス一眼カメラに鞍... -
食い地獄の狭間にて
もつ煮の「宇ち多゛」から立ち食いの「栄寿司」、そして猫だらけの「宿木カフェ」まで。平日午後のアンニュイな時間を過ごす
友達のよこさんが、「仕事の節目なので時間があるんですよー。平日昼じゃないと行きづらいところに行ってみませんか?」と誘ってきた。 確かに、そういうお店というのは町中いたるところにあるものだ。平日限定ランチメニューが素敵なお店(で、夜になると... -
食い地獄の狭間にて
手づかみ、わしづかみ、カニばさみ。キャッチ・ザ・ケイジャン・シーフードでワイルドbutフォーマル
1年前だったか2年前だったか忘れたが、「神宮前に、野蛮な店ができた」という情報を入手していた。 そのお店はケイジャン料理を振る舞うのだが、料理はどばーっと机の上に放り投げ出され、人々はそれを手づかみにして食べるのだという。何その文明全否定。... -
食い地獄の狭間にて
見たことも聞いたこともない謎料理「東北農家鍋」をディープ西川口で食す
「ディープな中国料理」というのは、一昔前・・・そうだな、2000年代初頭くらいまでは確実に存在した。横浜中華街にあるような立派な中国料理店でもなく、町中にあるジャパニーズ中華を出すお店でもない。大陸出身の人が、大陸出身の人向けに料理を出す、... -
食い地獄の狭間にて
満腹まであと1分!ドでかい国営昭和記念公園で行われるグルメイベントはマジでデカかった
国営昭和記念公園。 馴染みがある人はあるし、ない人は全然ないであろう、東京西部にある公園だ。上野公園のように都営の公園はいくつもあるが、国営、しかもそれをバーンと公園名で謳っているのはあんまりないと思う。しかも、元号として使われた「昭和」... -
食い地獄の狭間にて
4時間の神秘、気鍋鶏とふたたび出会う
はるか昔、かれこれ9年ほど前、末広町にある「過橋米線」というお店で珍しい雲南料理を食べたことがある。あまりに独特な鍋なので、ずいぶん前のことなのに、いまだに強く記憶に残っている。 それは「気鍋鶏」と呼ばれるもので、しゃぶしゃぶ鍋のような形... -
食い地獄の狭間にて
ついに珈琲豆の自家焙煎に手を染める
コーヒーの世界は奥が深い。 変なところにこだわりを持つ性格の僕にとって、むしろコーヒーは危険だ。奥が深すぎるからだ。凝りだすと、際限がない。 豆の産地だけで味が決まるわけではない。焙煎度合いによって味は全く変わるし、焙煎後の豆は鮮度が命な... -
食い地獄の狭間にて
ネパール料理「カジャセット」に驚く
アワレみ隊のばばろあがやってきたので、2018年7月に途中までやった「谷根千散歩」の続編をやることにした。 https://awaremi-tai.com/aware0095.html 日暮里駅を起点にして、まずはお昼ご飯場所探し。 最初は、中国雲南料理のお店「過橋米線(かきょうべい... -
食い地獄の狭間にて
大根一本、まるっと食べきり鍋コース
最近すっかり贔屓にしている、谷中のカフェ「コーツトカフェ+ショップ」。 23時まで営業していて、会社帰りにも使い勝手が良いし、雰囲気がいい。パソコンを広げても全然平気なお店だけど、駅前チェーン店カフェのようなざわつきもない。ゆっくりと、めい... -
食い地獄の狭間にて
ついに菌類が【しいたけ農園・再】
11月に、自宅でしいたけ栽培を行った。 https://awaremi-tai.com/jigoku0275.html かわいいしいたけが日々、涙ぐましく、少しずつ成長していく様を愛でる・・・つもりが、モリモリと育ちやがって、菌類というのは人知を超えた恐怖の対象でしかない、という... -
食い地獄の狭間にて
ラーメンとあんみつが、こんなに合うなんて
東京都は荒川区、日暮里駅の東側に「日暮里繊維街」と呼ばれる通りがある。 その名の通り、昔は繊維問屋が多かったようで、今でも衣服やかばんなどに使える生地、ボタンやスナップといった装飾品を売るお店がたくさん並ぶ。 今風に、コスプレ用衣装を受注...