食べ物に関して日々考えていること、でき事、お店訪問記など。
食べ物に関する話題であっても、掘り下げてあれこれ試行錯誤したりする長編は「胃袋至上主義宣言」に掲載。こちらのコーナーでは、単発で食べ物の話題をライトに取り扱う短編集となる。
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食い地獄の狭間にて
生きているだけでも歴史だ
今日は僕のセンチメンタルに付き合って欲しい。特に役に立つ情報はない。単なる年寄りの思い出話だ。 久しぶりに、いわゆる「二郎系」のラーメン店を訪れた。東京都足立区にある、ラーメン富士丸西新井大師店。富士丸を訪れるのは何年ぶりだろう?5年ぶり... -
食い地獄の狭間にて
八潮:ビリヤニと工場直売ポテトチップを求めて
埼玉県八潮市。東京都に隣接する自治体ではあるけれど、知名度は未だ低い。 三郷市と並んで「陸の孤島」と揶揄されていた交通不便な土地だったけど、2005年に秋葉原からつくばを結ぶ新しい鉄道路線、「つくばエクスプレス」が開通し「八潮駅」が開業。これ... -
食い地獄の狭間にて
炒飯大盛りを恐縮しながら食べる
東京都の荒川区役所の近くに、「光栄軒」という中華料理店がある。写真の通り、何の変哲も無い町によくある中華料理店だ。メニューだって至って普通で、ラーメン炒飯餃子唐揚げ、といった感じで、珍しいものはない。 しかし、このお店の知名度が非常に高い... -
食い地獄の狭間にて
圧倒的存在感の焼きそばパン
東京都葛飾区の端、「水元」という閑静な住宅街の中に面白いパン屋さんがあるというので訪れてみた。地元民でもないと気づかないようなお店だけど、きっとディープ好きな人には「知る人ぞ知る」お店なのだろう。 店名を「メリーゴーランド」という。 「び... -
食い地獄の狭間にて
長崎菜館でちゃんぽん
東京都中央区八丁堀にある中華料理店。 ちゃんぽんが名物。 ラーメン二郎か!?というくらいに、野菜が盛り上がっていて豪快。 料理写真撮影禁止の張り紙が店内にあるため、料理の写真はなし。 リンガーハットが、「野菜たっぷりちゃんぽん」という料理を... -
食い地獄の狭間にて
生誕50年 頑固者からのもう一杯@コメダ珈琲店
二杯目からコーヒー半額になるセール。 こっちもより一層頑固になって、「たっぷりブレンドコーヒー」を二杯おかわり。 カフェイン摂り過ぎでその後夜の寝付きが悪くなった。 (2018.01.20) -
食い地獄の狭間にて
特別料理教室 “千住葱”でネギ尽くし@東京ガス料理教室
江戸野菜のひとつ、「千住葱」。今や足立の市場でわずかに取り扱われているだけとなった希少なネギだけど、太く育てた千住葱は甘みが強く歯ごたえがよく、美味しい。 鮮度を保つために、モジャモジャした根っこがついたまま流通するのだという。 ただし、... -
食い地獄の狭間にて
生パッタイを食べる@マンゴツリーカフェ パッタイ
パッタイといえば、タイ料理における米の麺を使った焼きそばだ。 通常、乾麺を水で戻してから調理する。 しかしこのお店は、生麺(クイッティオ)を使っているという。 新潟で収穫された、パッタイに向く希少な米を使って、米の麺を作っている。 つなぎにタ... -
食い地獄の狭間にて
丸八とんかつ店
大井町にあるとんかつの有名店。 ラグビーボールか?というような、むっちりとした形のとんかつが特徴。 狭いカウンター席に客がぎゅうぎゅう。客席の背後には待ち行列。大繁盛だ。 目の前で次々と揚げられていくとんかつ。大半のお客さんが「上ロースカツ... -
食い地獄の狭間にて
丸山珈琲に学ぶ「フレンチプレスの淹れ方と楽しみ方」@DEAN&DELUCA六本木
「フレンチプレスなんて、粉を入れてお湯を注いで4分経てばできあがりのチョロい抽出法」 と侮っていた自分がかつてはありました。 (2018.01.13) -
食い地獄の狭間にて
朝から悟るぞ18皿
「築地」と聞くと、東京築地市場を連想する人が多い。「築地で朝ご飯を食べるんです」と人に言うと、当然のごとく「ああ、魚を食べに行くの?」なんて言われる。 でも実際には、築地で魚を食べるよりも、それ以外のものを食べるのが楽しい。 魚市場で働く... -
食い地獄の狭間にて
「ピリ辛友の会」としての出直し
ピリ辛友の会#02 陳建一麻婆豆腐店。 「激辛友の会」を発足させたけど、初回にしてあまりにガチな激辛料理と遭遇してしまい、解散まで検討されたのは記憶に新しい。 https://awaremi-tai.com/bibou042.html 出直し、ということで「ピリ辛友の会(仮名)」に...