美術館、博物館、アートギャラリーなどに関する話題。
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コルカタ・インド博物館所蔵 インドの仏 仏教美術の源流@東京国立博物館 表慶館
インパクトある独特のフォントが使われたタイトルロゴ。 しかし、これを見た観客は、「インドのイム」とわざと読み間違えて笑っていた。 「イム、人が全然いないね。やっぱり鳥獣戯画の方が面白いよね。地味だもんね」 と、お隣の平成館で開催中の鳥獣戯画... -
グエルチーノ展@東京国立近代美術館
イタリアのバロック美術の巨匠、「グエルチーノ」の個展。 そういえば、展示作品全部がキリスト教をモチーフにした宗教画だった。 いや、ひょっとすると全部じゃなかったかもしれないが、殆どがそう。 当時はそういう時代だったんだろう。 こういう時代に... -
榎真弓展 ―かどをまがると。―@Arai Associates
錦糸町に新しいアートギャラリーができた、というので行ってきた。 結論から言うと、「久々にびびって、中に入らず退却した」。 賑やかな錦糸町駅前から歩いて十数分。西濃航空のトラックターミナルがあったりする場所で、あーなるほどこういうところにギ... -
益永梢子 個展「Abstract Butter at HAGISO」@HAGI ART
谷中にある、HAGI ARTでの展示。 毎日、食パンをカンバスがわりにしてバターなどでアートを作る、という作品群。 壁一面に、パンの写真がずらり。 一枚二枚の写真だと「ふーん。で、それで?」となるけど、ここまで大量になると圧倒されるし、納得感がある... -
山口小夜子 未来を着る人@東京都現代美術館 企画展示室地下2階
東京都現代美術館で何か新しい展示があるときは、できるだけ見に行くようにしている。 今回も、何がなんだかわからずに行ってみた。山口小夜子って誰やねん状態で。 僕が生まれる前くらいから脚光を浴び、「世界のSAYOKO」とまで言われたトップモデルだと... -
他人の時間|Time of others@東京都現代美術館 企画展示室1F
アジア/オセアニア地区の若手アーティスト作品を紹介する展示。 こうやって展示されるくらいだから、業界内では有名な方なのだろうが、美術に詳しくない人には全くリーチしていない「無名」の人ばかり。 いいね、手垢がついていない、「今」を生きる作家... -
TDC展 2015@ギンザ・グラフィック・ギャラリー
国内外3,000点の応募があったTDC展の優秀作品を展示している。 ポスターなどが中心だが、中にはアドビが開発したフォントなど、印刷・デザイン全般に関わる作品が紹介されていた。 ここのギャラリーはいつもそうだが、結構情報量が多い。みっちりと、これ... -
マグリット展@国立新美術館
既にマグリット展を見ている人から、「精神的にやられました。展覧会に行くのは一日に一つ以上は無理です」と言われた。 同僚から、「マグリット展行ってきたよー」とマグリットのポストカードを何枚も見せてもらった。 それくらい、インパクトがあり、人... -
ワシントン・ナショナル・ギャラリー展 ーアメリカ合衆国が誇る印象派コレクションから@三菱一号館美術館
1800年代後半の絵画って、一番美しいんじゃないかと思う。 僕の趣味嗜好からいうと、そうだ。 絵画技法としては超絶だとは思うが、ルネッサンス期の宗教画だらけなやつは僕は性にあわない。 なに仏頂面してんだよ、という登場人物達の微妙な目つきとか。 ... -
ワシントン・ナショナル・ギャラリー展 ーアメリカ合衆国が誇る印象派コレクションから@三菱一号館美術館
会期中二度目の訪問。 今回、連れが無料チケットを持っていたので、もう一度見る機会に恵まれた。 同じ展覧会を二度見ると、一度目とは違った印象を持つことがあるし、同じ印象でもより深く理解できることができるので嫌いじゃない。 ちょっと昔の自分だっ... -
旧岩崎邸庭園
上野不忍池の近くにある、広大な庭園を持つお屋敷。 三菱財閥の創業者、岩崎弥太郎の子供が作った家。コンドル作。 こんな家を維持するためには、お手伝いさんを何人雇わないといけないんだ!?とそればっかりが気になる。 各部屋にはセントラルヒーティン... -
形象への眼差し、光景の眺め@アートトレースギャラリー
JR両国駅から徒歩10分くらいのところにある、小さなギャラリーでの展覧会。 「形象と非形象にまつわる関係性を照射する展覧会」という触れ込みだったので見に行ったのだが、うーん、幾何学模様がカンバスに描かれていていたりなんやらでなかんか微妙に楽し...