ハタケ仕事と山登り【羊蹄山】

10:58
急遽登山を諦めたということもあって、事前に観光ネタを持っているわけじゃない。しかも、雨ともなればインドアで楽しいところを探すことになる。さてどうしたものか。

とっとと札幌を離脱して、遠くへ行ってしまうのも一つの手だった。札幌はいつでも行ける。しかし、それ以外の土地にはなかなかいけないから。

とはいえ、「じゃあどこに行けるか?」と考え出すと、きりがない。なにしろ北海道は広大だから。そして、出てくる情報はというと、屋外の施設だったりして、この雨の下ではちょっと分が悪い。

ひとまず六花亭には行ったけど、次はどうしようか。

作戦会議も兼ねて、2度ほどお邪魔したことがある「菊地珈琲」に行ってみることにした。焙煎工房を兼ね揃えた、ブルーマウンテン館だ。

菊地珈琲は札幌中心にもお店があり、本店はそちらの方なんだけど焙煎工房は郊外の宮の沢にある。渋谷・三軒茶屋にあるカフエマメヒコは、ここで焙煎された珈琲豆を東京で味わえる数少ないお店だ。わざわざ東京まで空輸してもらう価値がある、と評価されるほどの味わいということだ。

以前は大人数でお邪魔して、ワイワイしていたのでゆっくり店内を眺める余裕はなかった。でも今回は一人。うん、雨の中一人で過ごす喫茶店というのも良いものだ。

店員さんは、昔ながらの雰囲気の制服を身にまとい、きびきびと接客してくれる。心地よい。スターバックスの無駄にニコニコフレンドリーなのも元気がもらえて好きだけど、たまにはこういうどっしりと重厚な落ち着きも欲しい。

ホットサンドセットを頼もうと思う。うむ。680円。

「和風ホットサンドセット」というのもあってその違いが気になるけれど、ここはノーマルに。昔ここでホットサンドを食べて、「こんなにホットサンドって美味しかったんだ!?」と驚いた記憶があるからだ。

まだ時間は11時前なので、モーニングセットを頼むことができた。しかし、トーストよりもホットサンドのほうが食べたかったので、お得なモーニングセットはパス。

このお店はオリジナルブレンドコーヒーが450円で、おかわりをすると330円。おかわりで安くなるというのは、嬉しい。ついつい頼んでしまう。

巨大焙煎機で1日200kgの豆を炒るぜ!と語る文面。こういうのがメニューにバーンと書いてあるのがすばらしい。

以前、目の前で焙煎しているところを見せてもらって、エキサイティングな体験をしたものだ。工場みたいなんだもの、規模がデカくて。それでも高品質な豆を焙煎しているのだから、すごい。「大量生産=駄目」ではないのか、と思い知らされたひととき。

で、これがホットサンドのセットですよ。

ここのホットサンドはほれぼれするくらいうまいんだよな。

世のホットサンド事情というのは知らないのだけれど、少なくともこれは美味い。あまりに美味すぎるので、自宅にホットサンドメーカーを買うことを大決定した。家でも作ろう。

このあと、別の喫茶店で「ホットサンド」を頼んでみたら、トーストを使ったサンドイッチが出てきておかでんご機嫌斜め、ということがあった。油断は禁物だ。「ホットサンド」というのは、こうやってパンがプレスされたものでないといかん。

卓上の砂糖は、六花亭だった。へー、こんなものがあるのか!

あと、毎度ここで驚かされるのが、珈琲の美味しさだ。ブレンドコーヒーということで油断して飲んだら、「えっ?」と二度見するくらい美味しかった。なんだこれ。一番安いコーヒーなのに。

卓上には、自家焙煎工房併設のカフェらしく、豆のお持ち帰り用メニューがあってずらりと解説が書いてある。

あまりに感動したので、珈琲豆を二種類買って帰った。

実は前回ここを訪れたときも、感動して豆を買ったものだ。でも、東京で飲んでみても、いまいちおいしくなくて「?」と首をひねったものだ。自分の淹れ方が悪かったのだろうか、と。

今回も東京に戻ってからドリップしてみたけど、やっぱり同じことの繰り返しだった。豆が悪いんじゃない。淹れ方と水が悪いんだ。

菊地珈琲はネルドリップで淹れているので、ペーパードリップと味が違うのは当然なのだけど、そのせいもある。あとは、やっぱり水だなあ。当たり前だけど、珈琲って水が大事だということを思い知らされる。北海道は水がうまい。

(つづく)

コメント

  1. おかでん より:

    米こうじさん、間違いの指摘ありがとうございます!こういうアドバイス、地味にありがたいことです。これからも愛読をよろしくお願いします!

  2. 米こうじ より:

    「内海湾」ではなく「内浦湾」ですね。
    つまらない指摘でごめんなさい。実は10年以上前から愛読してます。

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