結婚決定で天にも昇る気持ち、じゃなくて富士山に登る【富士山登山(富士宮口)】

05:16
新七合目・御来光山荘から登り始めること1時間45分。

前方に要塞のような建物が見えてきた。あそこが八合目。

山小屋の前にテラス席があるらしく、人々がご来光を見るために集まっている。

05:23
八合目池田館到着。

標高3,250メートル。日本第二位の高峰である北岳(3,193メートル)よりも標高が上回った。ここから先は富士山登山でしか味わえない世界になる。

山頂までは残り1.6km90分、と記されている。

ご来光を山頂で眺めようとするなら、初日でこの八合目まで到達していると楽だ。

05:24
池田館前のテラスにて一息。

完全に太陽がおはようございます状態だ。夜が明けた。

05:25
池田館の建物。

どこかの山小屋だけスペシャルにサービスが良いとか、新築ピカピカだとか、そういうことはない。だいたい、似たような雰囲気だ。立地条件からして、出来ることが限られているのだろう。

携帯電話各社の通話が可能なのは今更驚かないけれど、PayPayが使えるというのには驚いた。

へえ、時代だなあ。

確かに、現金をジャラジャラさせているよりも、QRコード決済にしたほうが小屋にとっても利用者にとっても便利だろう。

でも、さすがに「各種ポイントが貯まります」という山小屋は出現しないだろうな。そんなことをするメリットがない。

05:25
夜明けでくっきりと照らされた山肌。池田館から先も、ひたすらジグザグの登山道が続く。

05:26
振り返って下界を見たところ。

ハアハアいいながら登っていると、こうやって標高が上がったことを実感できるのはモチベーションが高まる。眺めがよいから、なおさらだ。

その喜びを写真でも再現させたいのだけど、見ての通り全然ピンとこない、単なる風景写真になってしまった。自然風景の写真って、生で見た感動を再現するのが本当に難しい。

05:29
雲海。

05:30
すっかり上りきった太陽。

05:37
八合目池田館から登り始めてすぐのところに、鳥居がある。富士山山頂がそろそろ近いですよ、心の準備はできてますか?と問いかけているようだ。

05:40
鳥居と、雲海。

こうやって見ると、とんでもないところに鳥居が建っていることがわかる。

よく冬の間に倒れないものだ。神様のご加護だろうか?

(つづく)

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