食べ物に関して日々考えていること、でき事、お店訪問記など。
食べ物に関する話題であっても、掘り下げてあれこれ試行錯誤したりする長編は「胃袋至上主義宣言」に掲載。こちらのコーナーでは、単発で食べ物の話題をライトに取り扱う短編集となる。
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食い地獄の狭間にて
七草粥を食べよう
我が家では、毎年1月7日は決まって七草粥を食べる。 結婚して子どもを授かったんおで丁寧な生活を営もう、と改心したからではない。独身時代からの習慣だ。普段はお粥なんて全く食べないのだけど、このときだけは「美味しいなあ」と食べる。 お粥は嫌いじ... -
食い地獄の狭間にて
1kg弁当の迫力を喰らえ
キッチンDIVE、という名前の24時間営業のお弁当屋さんがある。 亀戸、御徒町、水道橋の3店舗なので、都内西側の人たちには馴染みがないお店だろう。でも、「これでも喰らえ!」という迫力ある弁当を売ることで知る人ぞ知るお店だ。 大盛り好きだと僕は自認... -
食い地獄の狭間にて
辰年なので、龍の上生菓子をいただく
お抹茶とともに供されたのが、龍の上生菓子。今年(2024年)が辰年だから、正月前後にだけ作られたものだろう。 これは岡山銘菓「むらすずめ」を製造している橘香堂のもの。 日本画において龍というのは、たいてい目つきが悪く描かれるものだ。でもこの和菓... -
食い地獄の狭間にて
ブチギレながら蕎麦を作る【年越し蕎麦2023】
20年以上続いている、我が家の年越し蕎麦打ち。 20年も続けば、おかでん家の家族構成の変化とともに蕎麦はあった。蕎麦を打ち始めたころはまだ祖母がいた。祖母がいなくなった後は兄貴が結婚し、じきに姪二人が家族に加わった。そして最近になって、僕が結... -
食い地獄の狭間にて
家族全員「白十字」が大好き
岡山県のお菓子の製造販売を手掛けるお店、「白十字」を知っているだろうか? 岡山県の他には、お隣の広島県、兵庫県にしかお店がないので、地域限定の知る人ぞ知るお店だ。また、郊外のロードサイド店舗であることが多く、お膝元の岡山県とはいえ、駅前一... -
食い地獄の狭間にて
シャウエッセンというブランドの強さ
洋食店で会食をした際、弊息子タケ用に頼んだアラカルト料理がソーセージだった。ソーセージは彼が愛する料理の一つだからだ。 出てきたソーセージはボイルされたものだった。一口食べて、僕ら夫婦は「シャウエッセンみたいだね」と言った。 コリコリした... -
食い地獄の狭間にて
岡山のデミカツ丼を食べる
年末、岡山駅に降り立った僕ら家族は、岡山駅近辺のデミカツ丼を食べられるお店を探していた。 「岡山で何を食べたい?」といしに聞いたら、「ドミグラスソースカツ丼が食べたい」と言ったからだ。 最近の僕は、家族で外食する際の主導権をいしに渡すこと... -
食い地獄の狭間にて
「<ハッピーウインター>サーロインステーキセット」を食べる
<ハッピーウインター>サーロインステーキセット、というのがファミリーレストランのガストで期間限定メニューとして登場した。(2024年1月10日までの開催) https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000429.000017486.html 「最大税込1,100円OFF!」が売り... -
食い地獄の狭間にて
食べ放題のメニューが豊富だと、それはそれで困る【ラムちゃん】
「どっか食べ放題でガツンとイケるところはないのか」と調べていて偶然見つけた、御徒町にある「ラムちゃん」というジンギスカン酒場。ジンギスカン食べ放題で3,980円だ。 お酒を飲む人なら、ハイボールを660円で飲み放題にすることができる。卓上にハイボ... -
食い地獄の狭間にて
肉撃を前に我に返った
大阪王将で創業55周年記念ということで、期間限定メニューの「ニンニク肉肉肉チャーハン」が発売となった。 https://www.osaka-ohsho.com/news/2023/1219.html 面白そうなので、この商品を食べに行った。 僕自身は、大阪王将で食事をすることは人生でほと... -
食い地獄の狭間にて
久々の飲み会
ここ数年で、僕は人づきあいが随分と減ってしまった。 COVID-19の流行が一段落したこともあり、少しずつ人との交流を再開している。現在の僕は、フルテレワークで家に閉じこもって仕事をしているので、「人と会う機会を設ける」ということ自体が稀だし、そ... -
食い地獄の狭間にて
ようやく納得がいくキッシュに出会った
東京都文京区にあるカフェで頼んだキッシュが、ようやく自分の中で「ああ、これだったら美味しい」と思える一品だった。 キッシュはもちろん昔から食べてきたが、食べるたびに2つの疑問を感じていた。 1.なんだか味が薄くてぼんやりした印象だけど、これで...