天城ィィィごォォォォ(以下自粛)【天城山縦走】

登山道

11:44
小岳を過ぎ、山頂から下ったあたりでなだらかな道になる。このあたりはブナが生えている。

知名度の高いブナ林と違い、ぶっといブナは生えておらず、抱きかかえられる程度の太さのブナが、けなげに生えている。こいつらはいずれぶっとく育つのだろうか?

ブナが生い茂って地面に陽の光が届かないようにしているからか、下草はあまり生えていない。僕はいくら山歩きが好きだからといって、茂みをワサワサとかきわけながら歩くのが好きなわけではない。だからこういう開放感のある山歩きは、ウキウキする。

登山道

11:46
いいだろ?この道。地味だけど。

でも、ここは海側からも、天城峠側からも、おそろしく遠いぞ。なかなかアプローチできないぞ。

看板

11:47
峠でも山頂でもないところに、標識。右に曲がれば「ヘビブナ」があるという。100メートル先。

なんのことかよくわからないけど、おそらく蛇のようにのたうちまわった形をしたブナの木があるのだろう。100メートルくらいだったら行ってもよかったのだけど、面倒なのでやめた。ブナそのものはさっきからさんざん見ているし。

帰宅後、その「ヘビブナ」を写真で見てみたらびっくりした。「のたうち回っている」というより、「N」の字型になってるんだな。こりゃすごい、一見の価値はあったかもしれない。往復200メートルをケチったのは良くなかったかもしれない。

でもそれくらい、「ゴールははるか先だ・・・」という心配があったということだ。こっちは公共交通機関を使っている身。天城峠を通過するバスの時間が気になって仕方がない。便数が少ないので、気をつけないと。

公共機関利用登山の欠点は、バスやら電車の時間を気にするあまり焦って、怪我をする可能性があるということ。ただでさえ疲労している下山時、慌てると怪我をする。ひとごとではないので気をつけないと。

きのこ

気持ちを落ち着けるために、きのこの写真を撮っておこう。

バター炒めにしたらうまそうだけど、ダメだろうか?

死にたくなければ、やめとけ。

この後、お昼ごはんではラーメンを作るつもりなので、具のかさ増しに最適なのだけど・・・

有史以来、こうやって人は数多く命を落としてきたんだろうな、きっと。

登山道

11:54
戸塚峠に向けた道は、「石の多い急な下り」である、と事前情報を得ていたけどたしかにその通り。急にこの界隈だけ石がゴロゴロしている。

登山道

11:55
おお。

鎖場でも、ハシゴ場でもなく、「ロープ場」があった。

虎ロープに(黄色と黒のロープのこと)ではないところをみると、そこまで危険ではないのだろう(勝手な推測)。姿勢維持のための補助、程度だ。

でも、天城さんの急な手のひら返しに嬉しくなってしまい、写真を一枚撮っておく。

登山道

11:56
石ころ場を過ぎてもまだ下りは続く。道は相変わらずわかりにくい。ところどころビニールテープが木の枝にくくりつけてあるので、それを目印に前に進んでいく。しかし、ジグザグに道が作られていた場合、次のビニールテープを探し当てるのにやや難航する。

登山道

12:06
地面にびっしりと落ち葉が積もっている場所。こうなると、「なんとなく地形がくぼんでいて、登山道っぽいな?」と思うところを歩いて行くしかない。

登山道

12:11
先ほど、正面からやってきてすれ違う人2名と遭遇した。天城峠側から登ってきた人だけど、すれ違ったのはこの縦走でこの2人だけだった。

天城峠と天城高原ゴルフ場では、ゴルフ場のほうが標高が高い。なので、縦走をするならばゴルフ場から入山した方が楽だ。

ただし、敢えて天城峠側から入山して、夕方にゴルフ場に下山して、そのまま伊東の温泉旅館で一泊、夜は金目鯛の煮付けを肴に一献、なんていうプランは楽しそうだ。

登山道

12:12
おっと、そうこうするうちに次の看板が見えてきた。やや広い場所もあるようだ。

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