天城ィィィごォォォォ(以下自粛)【天城山縦走】

万二郎岳から下る

10:01
万二郎岳での休憩はほどほどにして、先に進む。

やったぁぁぁぁ!山頂だぁぁぁぁ!という感慨は特にない。なにしろ、ここから先、まだまだ長いからだ。

普通、登山というのは、山頂についたらひと仕事終えた、という感覚になる。でも、この山ではそんな気持ちにはなれない。長い縦走路を歩いて歩いて、最後無事に天城峠までたどり着いてようやくホッとできると思う。それまでは、たとえ山頂であっても単なる通過点にすぎない。

万三郎岳方面十郎ルート

10:03
これから歩いて行く方向。

当たり前だけど、標高が低い山々なので緑に覆われている。「縦走」といっても、北アルプスの山々のように開放感あふれるルンルンウォーキングとはならない。

「あー、これは全然展望が開けないやつですわ」

なんとなくこれからの何時間もの展開が読めた。アップ、ダウン、アップ、ダウン、緑アンド緑。「ひゃあ、眺めが良いなあ」という瞬間が果たしてこの後何度あることやら。

縦走走路の後半に、「八丁池」という名前の池がある。そこで少し気分転換ができそうだ。しかし、八丁池にたどり着くまではまだ相当先。えーと・・・ええ?4時間近く先?遠いなぁ。

登山道

10:05
ひたすら樹林帯の中を歩くことになるのだろう、という予想はその通りだったのだけど、天城縦走路は変化に飛んだ植生で飽きさせることがなかった。

楽しい山歩き。

やや広めの尾根を歩く。

サルスベリみたいな木

10:07
サルスベリのような木が生えている。

皮がむけている

日焼けした後の皮膚みたいに、ペロペロめくれていた。人間や動物が悪さしたものではなく、こういう性質の木なのだろう。

木の表面に巣食った虫どもを振り払うための工夫だろうか?不思議な習性だ。

登山道

10:10
歩きやすい道が続く。

登山道

万三郎岳まであと1.7キロメートル。

遠景

10:13
南側に向けて眺めが良いポイントがあった。

遠景

下田方面を見ていることになる。

遠景

風力発電が山の上に何基も設置されていた。

この縦走路で最大の見どころ、これにて終了。これ以降、案の定大した展望はなかった。

北側に向けて開けている場所があるなら、富士山が見えただろう。しかし、ほとんどそういう場所がなかったので、富士山にごあいさつをする機会はなかった。一応、万二郎岳を通過してしばらくのところに富士山の展望が良い場所があったらしいけど、気付かなかった。

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