天城ィィィごォォォォ(以下自粛)【天城山縦走】

倒木

13:00
戸塚峠で食事休憩ののち、行動再開。気にするな、といってもバスの時刻が気にかかる。

あーあーあー。

このあたりは木が倒れたり、割れていたり、結構被害を受けている。

人間のいたずらとか環境破壊というには山奥すぎるので、自然の摂理なのだろう。

この界隈は杉が密集している。杉にとっては快適な場所だったのかもしれないけど、ちょっと密集しすぎじゃございませんか?共倒れしますよ?

倒木

13:01
薄暗い杉林の中を歩いて行く。

縦走といっても、稜線歩きっぽさはもはやない。というか、稜線すら歩いていない。

倒木

13:03
このあたりは、大木の杉が根っこから倒れていた。どうしてこうなった?

ゴロンゴロンと登山道沿いに倒れているので、登山道整備のために人力でやったのか?とも思ったけど、こうも「根こそぎ」倒すのは人力では至難の業だ。台風で倒されたものだろうか。

しかし一方で、倒れている木よりも遥かに細い杉が生き残っているのだから、不思議だ。

登山道

13:11
歩きやすい道をひたすら歩いて行く。

楽だなー、とこういうところでダラダラと歩いていてはいけない。

標準コースタイムを設定した人も、こういうところではサクサク歩いたはずだ。「楽な道だから楽して歩いた」ら、結果的に標準コースタイムから大幅に遅れをとってしまうことになる。

看板

13:15
白田峠。

ようやく、行き先表示に「八丁池」だけでなく「天城峠」の字が出てきた。少し安心する。

ただし、6.3キロ、145分。うわあ、遠いなあ。

地図には、天城峠が表示できていない。八丁池まで表示するのがやっとだ。まだまだそれくらい遠い、ということだ。

森を歩く

13:17
杉林エリアを過ぎたら、また明るい雑木林になった。ブナと、サルスベリみたいな木が混在している。ヒメシャラ、という植物らしい。

さきほど見かけた、「日焼けした肌のようにボロボロ樹皮が剥がれている木」もヒメシャラで、成長とともに皮がはげてサルスベリのような赤褐色のつるつるした外観になるらしい。

わかりにくい道

13:31
本当に気持ち良い道。

それは結構なんだけど、道がわかりにくいのはどうにかなりませんかね。

見てよこれ。

どこに登山道があるのやら。

途中で追い越した人がいたのだけど、道がわからなくなって立ち尽くしていた。そう、わからなくなったらその時点で立ち止まる、そして元きた道に戻る。これが大事。「きっとこのままであっているはず」という思い込みで前に進むと、取り返しがつかなくなる。

人口建造物発見

13:56
おっと。

久しぶりに建物を見たぞ。

ブロック塀と屋根。何か物置のような場所になっている。キャンプ場にありそうな建物。

そろそろ八丁池が近づいてきたらしい。

八丁池への道

13:57
なだらかな道。そしてその先に八丁池らしきものがちらっと見える。ひゃー、ようやく八丁池だぞー。

分岐

13:58
八丁池を前に、分岐がある。

右斜め後ろに向かうと、「下り八丁池歩道分岐点」。

地図

八丁池界隈をクローズアップした地図。このあたりは道が多いのでややこしい。

以前昭和天皇がモリアオガエル研究のために八丁池に行幸されたことがあるということで、それ用に整備された道がある。ご丁寧に2つも道があり、「上り御幸歩道」と「下り御幸歩道」と名付けられている。

「下り」の方が天城峠のバス停には近い。八丁池からだと徒歩90分。一方の「上り」経由で天城峠を目指すと、135分ほどかかるのでその差は歴然としている。

しかし敢えて僕は今回「上り」ルートを通って天城峠を目指すつもりだ。面倒くさがりの僕にしては珍しいことだけど、敢えてそうしたのは今回が「天城縦走」だからだ。「下り」は八丁池から稜線を逸れていく。それだと、縦走路を完遂した!という達成感に乏しい。

だから僕は「上り御幸歩道」を歩き、天城峠に到達して、名曲「天城越え」を高らかに歌おうと思う。歌詞、全然知らないけど。

ここからも天城峠に行くことできる

13:59
わかりにくいけど、この斜面が「下り八丁池歩道」らしい。案内看板がないと、見落としてしまう。あまり歩かれていないっぽい。

この道は、いずれ「下り御幸歩道」に合流する。御幸歩道とくらべて遠回りルートになるので、利用頻度は低いのかもしれない。

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