いまさら始める箱根の旅【箱根】

小涌園地図

チェックインの際、園内案内図を貰った。

ユネッサンを中核として、箱根ホテル小涌園、ユネッサンイン(この時点ですでに閉館している)、リゾートホテルのヴェルデの森、そしてB&Bパンシオン箱根という布陣になっている。

つよい(確信)

ユネッサンには、プールエリア(水着着用)が屋内と屋外に、さらに裸で入る温泉エリア「森の湯」がある。それぞれ別料金で、両方利用しようとすると4,100円になる。

たかい(弱腰)

なので、ユネッサンを単独で利用するのではなく、周辺の系列宿に宿泊し、宿泊代とセットで割引をきかせるというやり方をやる人も多いはずだ。

この「B&Bパンシオン」もそう。

ユネッサンの風呂やプールは使わないとしても、夕食はユネッサンの飲食店を利用する形で、「一泊二食」の形になっているプランもあった。今回それも検討していたのだけど、次回以降に持ち越しとした。部屋メシの方が面白そうだったからだ。

送迎バスの時間

ちなみにパンシオンからユネッサンまでは、それなりの距離がある。歩いて行ける遊歩道が整備されているけれど、シャトルバスも運行されている。20分間隔。

ユネッサンを出る終バスは、20:40。「風呂に入りにいく」にしてはちょっと早い終わり時間だけど、ユネッサンのプールが19時、風呂が20時で終わりなのでこの時間は当然だろう。

「寝る前にひとっ風呂」が希望なら、パンシオンの内湯を使うといい。

通行止め案内

箱根界隈の地図がフロント脇に掲示されていたけど、張り紙が貼ってある。

箱根産噴火警戒レベル 1から2に引き上げ

日本テレビ系(NNN)5月6日(水)7時21分配信

群発地震が続く神奈川県の箱根山では、今後、火山活動がさらに高まる恐れがあることから、6日午前6時に火口周辺警報を発表して噴火警戒レベルを1から2に引き上げた。 箱根山では一連の活動の中で最も多い地震の回数を記録し、1日に3回、体に感じる有感地震が発生した。気象庁は、今後、火山活動がさらに高まる恐れがあることから、6日午前6時に箱根産に火口周辺警報を発表して、噴火警戒レベルを初めて2に引き上げた。これにより、現在の規制範囲がさらに広がるため、大涌谷周辺の県道の一部が通行止めになる。

というわけで、大涌谷まで目と鼻の先の場所まで来ているのに、明日は大涌谷観光をすることはできない。ここで売られている名物の黒いゆで卵は、食べると1年寿命が延びるっていう話だったと記憶している。でも駄目だ、今近づくと寿命が1年縮む。いや、1年どころか何十年縮むかもしれない。

通行止め案内2

強羅から芦ノ湖まで続く道である県道734号は通行止めになっておらず、県道734号から大涌谷に通じる盲腸道路だけが通行止めになっているらしい。

あと、まさに大涌谷ドンピシャのところを通っている、箱根ロープウェイは終日運休。

バスで芦ノ湖に行くことは可能とはいえ、ロープウェイが営業していないというのは芦ノ湖周辺の観光施設は大打撃だろう。

自動販売機

フロントの脇に、自販機が並んでいた。

夕食を簡単に済ませてもいい、と思っている人は、こういうところで買い物をしてさっさと済ませるのも手だ。カップ麺、ハッピーターンや柿の種などがある。

自動販売機

あと、ニチレイの冷凍食品自販機もあった。

最近は「チャーシューおにぎり&からあげ」なんてメニューもあるんだな。全然違う素材なのに、どうやって同時に温めるんだろう。科学技術の神秘だ。

ちなみに「唐揚げだけ欲しい」と思っても、単品売りはない。なので、もれなくチャーシューおにぎりがついてきます。

そのくせ、フライドポテトはボタンが2つも用意されている。かなりの売れ線、ということなのだろう。

自動販売機

SOYJOYを売る専用の自販機もあった。そんなに売れるのか?SOYJOY。

本当にシンプルに食事を済ませる人向けだけど、そこまでストイックに観光旅行をする人っているのだろうか。1個130円でとても安いけれど。

館内図

パンシオンの館内図。

X染色体のような形をしている。

フロントや内湯、食堂がある棟を中心に、4つの客室棟で構成されている。

「まるで監獄のようだ」

と言ってはいけない。

整然と水平に並んでおらず、いびつな傾きになっているのは、地形の都合だからだろう。平地なんてこの山ン中にはないんだよ、どこも傾斜してるんだよ。そこらへん勘案しやがれ。

階段

部屋を目指す。

水平移動一つとっても、階段がある。しかも階段が若干カーブしている。

もちろんこの建物を建てる際、こういうのはまっすぐである方が楽だ。でもそうはならなかったのは、これが人間の知力財力時間の制約の限界だった、ということか。

廊下

4階建てのW棟。

ここはひたすらまっすぐ。遠近法の良いお手本になるかのような構図。

ツインベッド

部屋に入ってみる。

ツインの部屋なので、ベッドが二つ。ベッドのヘッドボードまわりはシンプル。

ソファ

ソファと小さな机、冷蔵庫、テレビという構成。

床はフローリングで、小上がりがあるのでそこで靴を脱ぐ。

ソファは多分、3人目が宿泊する際のエクストラベッドになるのだろう。大きめのデザインになっている。

窓

窓側。

出窓二つと、椅子1脚、空調。

ビジネスホテルのツインやダブルの部屋と比べれば遙かに広い。朝食付きで4,500円はやっぱり安いと思う。ただし、びっくりするくらい素っ気ない。

窓からの眺め

窓から風呂場と第2食堂がある建物を見下ろしたところ。

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24

コメント

コメントする

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください