
身支度完了。
今回の僕は、陸上自衛隊迷彩服2型で勝負だ。白銀の世界で迷彩服はむしろ目立つが、目立ってナンボでしょこういうのは。最近すっかりサバゲーから遠ざかっていて、押し入れの奥でほこりをかぶっていたものだが、こうして日の目を見ることになるとは思わなかったぜ。
コスプレ的な意味あいもあるが、さすが自衛隊の迷彩服だけあって生地がしっかりしている。雑に扱っても破れる心配が全くない。しかもコイツは、熱光学迷彩(対赤外線偽装)対策がされており、それが防寒としても機能してくれる。
※ただし、対赤外線偽装は、アイロンをかけたりしたらダメになるという事が発覚。あっ・・・洗濯乾燥機でガンガン熱風乾燥させちゃったよ。
荷物は先ほどの体育館に置いておくしか手がない。会場内にロッカーやクロークはないので、貴重品は携行する必要がある。汚れたおパンツとか、取られたらどうしよう・・・と身をクネクネさせて心配してしまうが、安心しろ誰もそんなものは取らない。

本日は雲一つ無い快晴。格好の城攻め日よりでござる。
のっとれ!な人たちだけでなく、一般の来場者もたくさんいる。良かった、昨日のような雪空の下だと、どうしてもどんよりとしてしまう。
のっとれ!戦士だが、体育館にずらりと並んでいるゼッケンを確認してみたら、最後尾の番号は455だった。400人で定員、という話だったが、なんやかんやで455名まで受け入れたらしい。
「マジかよ、ハワイ島流しの確率が下がるじゃねーか」
と思わず愚痴る。ライバルが多い、ということは、シンプルに最後のお楽しみ大抽選会での当選確率が下がるということだ。卵子を目指す精子じゃないんだから、仲間が一杯いて協力しあって、ゴール目指すのとはわけが違う。芥川龍之介の「蜘蛛の糸」みたいなものだ。「ええいみんなやめろやめろ」と後から付いてくる人たちを蹴落としたい。


あらためて、明るいところで「第一砦」を確認してみる。ああ、かなり高さがあるな。砦に降り積もった雪は当日朝除雪されるのかと思ったが、大会本部としては「より難易度が上がったぜ」と喜んだっぽい。当然のようにそのまま放置されていた。雪が上乗せされたせいで、この段差は僕でさえ一人でよじ登るのは難儀だ。
ピラミッドのような階段状になっている砦だが、そこを登り切ったら反対側はなだらかな斜面になっていた。ここを駆け下りて、そのまま会場を後にして城を目指すことになる。

第一砦に向かう途中の走路に、そりが用意してあった。子供たちが雪遊びに使う、あれだ。どうやらこのエリアは、このそりに乗って、手こぎで移動しろ、という場所らしい。観客の格好の観察対象となるエリア。

で、会場正面のステージ脇に、地面に赤いスプレーが一直線に引かれているのを発見した。どうやらここがスタートラインになる模様。

スタートラインから先は、のぼりが両脇に立っていて、コースらしくなっている。この先に向かって走って行くことになるようだ。
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