褒美の希望は島流し【のっとれ!松代城2014】

スタート

合図とともに、「のっとれ!松代城」スタート。我先にと戦士たちが走り出す。みんな笑顔ではあるけど、結構ガチな走りっぷりにびびるおかでん。

「いやいや、みんなそんなにマジなん?本気でやる気なん?」

と叫びながら、案の定その勢いに飲まれておかでんも全力疾走。そう、ほぼ全力疾走で走るハメになってしまった。この段階でそれじゃ、すぐにへばるのに。

走りながら振り返り、よこさんを探したがどこにも見当たらなかった。完全に波にのまれてしまったらしい。

田んぼへと下っていく

戦士一同は会場をあっという間に突き抜け、田んぼへと下っていった。あーあーあー、まだレース開始から1分なのに、もう先頭があんなところを突っ走ってるぞ。マジですやん。洒落にならないですやん。米一石、そんなに欲しいんですかいと驚き呆れるが、先頭集団だけでなく自分がいる周辺も真面目に走っているので驚きがとまらない。もっと、ハイタッチとかしながらチンタラ走るイベントなんだと思ってた。イエーイみんな見てるー?って写真撮ったり撮られたり、っていうイベントだと思ってたーッ。

転落事故発生1
転落事故発生2

走路いっぱいに戦士が走っていたものだから、足を踏み外してあぜに落ちる人続出。いやだから、まだレース始まって1分だから!みんなやり過ぎだって!

そう思いながらも、あぜに落ちた人を助け出すこともせず走ってその場を通り過ぎる僕であった。

田んぼの中を走る
前の方はかなり早い

道は下り坂なので、みんなかなりのハイペースで下っていく。やだなあ、こんなに走る気力も体力もないんだけど、ここで早々にペースダウンしてガンガンぶち抜かれていくのも恥ずかしいよなあ。

雪に飛び込んでごまかす

で、結局僕がとったのは、急に進路を変え、走路脇の新雪に頭からダイブするということだった。「そんなに真面目にやらないで、もっと楽しく気楽にやろうぜ!」というメッセージだと受け止めてもらいたい。

・・・のだが、みんな真面目に、雪に飛び込んだ僕をチラ見したまま通り過ぎて行った。誰一人スピードを落とすことなく。

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