法事と登山と深夜バス【伯耆大山】

革靴のまま

20:19
いくらスーツ着用ではないとはいえ、このあと法事が控えているということは意識した身繕いになっている。そのため、靴は黒革靴だ。さすがにこの格好で登山は無理なので、登山靴はザックに潜ませてある。そろそろ登山靴に履き替えよう、革靴はどうも疲れる。

登山ザックとは思えない装備

20:45
登山ザックの中身。日帰り登山であると同時に、2泊3日の帰省でもある。なので、ノートパソコンを持参していたり、実家へのお土産も入っている。喪服と白シャツ、ネクタイ、数珠は実家に置いてあるのでこれらを持ち歩いてはいない。さすがに喪服上下一式をザックに押し込んでの登山というのは無理だ。

自販機でジュースを買う

バスが到着するまでの間、バスターミナル内にある自販機でジュースを買っておく。10時間の長丁場なので、水分はきっちり確保しておかないと。

バスターミナルは人の数が少なく、がらんとした感じだった。それほど便数が多いというわけではないようだ。行き先案内だけ見ると、ひっきりなしにバスが行き来しているような印象ではあるけども。

待合ベンチでは、カップルがイチャイチャしとる。それくらい、人目を気にしないですむくらいの状況ってこっちゃ。というか僕は人扱いされていないのか。目に毒じゃのぅ。

キャメル号

深夜高速バスキャメル号。キャメル号、と一言でいっても、僕が乗る「米子行き」の便と、「鳥取・倉吉行き」の便の二系統が存在する。うっかり間違えないようにしないといけない。

鳥取といえば鳥取砂丘で、砂漠といえばラクダなので、「キャメル号」。とてもわかりやすい名前だ。決してタバコの名前ではない。

浜松町バスターミナルを20:50に出発したのち、800キロ近い距離を走破して米子に到着するのは翌朝6:50。なかなかの長丁場だ。

キャメル号車内

20:55
キャメル号は、京急バスと鳥取のバス会社二社による共同運航便だ。京急バスのサイトから、座席指定含めたネット予約ができる。チケット発券と決裁は、コンビニ端末からできるから便利なものだ。

三連休前日ということもあって、バスは満席。それでも、このバス全体での売上げというのは大して大きいわけではない。儲け、という点ではなかなかな薄利だと思う。運賃は10時間乗車で、11,500円。ならば、一人あたりの1時間のお金は1,150円。

座席案内

20:58
座席は3列シートの10列。合計で29席。最後尾は4列シートになっている。トイレは中央。

こういう長丁場のバスの場合、トイレが車内にあるというのはなにかと安心だ。しかし実際に乗車してみて、それは甘いということに気がついた。3列シートであるがゆえに、通路の幅が狭い狭い。着席している人に自分の股間をなすりつけるような感じで、突き進んでいかないといけない。つまり、むやみやたらに移動なんてできない、ということだ。

しかも僕の場合、座席は車左側の窓側だった。そのため、右側にあるトイレに行こうとすると、真ん中の列の人を押しのけないといけなかった。事実上、そんなのは無理だ。

結局、トイレはあっても、使うことはなかった。まあ、何かあったときの「保険」として、安心感があるだけ良いと思わないといけないのだろう。

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