法事と登山と深夜バス【伯耆大山】

植生

12:29
行者谷の豊かな自然。

・・・という名目で写真を撮影したんだと思う。

・・・という名目で、とりあえずこのブログの記事用に写真を貼り付けたんだと思う。でも、いざ今この瞬間、文章を書こうとしてはたと困る。この写真で何を書けばよいのかと。

とりあえず「俗にまみれてるのぅ」とでも言っておこうか。ひでぇ、投げやりだな。

大山

12:32
足元ばっかりを見ていたが、ふと目線を上に向けると北壁が木々の隙間から見えた。ああ、随分標高を下げちまったな。それが目的で今歩いている最中なのだけど、やっぱりがっかりした気持ちになる。

標高1,100m

12:33
標高1,100メートル通過。

歩きやすい道で助かる。ガラガラと崩れるような岩といったものはない。

12:37
もくもくと下る。一人登山なので、こういうときはひたすら寡黙だ。友達と一緒の登山だったら、こういう場面だと会話がしやすいと思う。息があがっているわけでもないし、坂がきつくて足元要注意、というほどでもない。

「下山したらどうするー?酒?風呂?」

なんて会話、きっと楽しいだろうな。

大山の生い立ち

12:38
大山の生い立ちを説明する看板が設置されていた。もともと大山は火山だったそうだ。なるほど、だからもろい地質なんだな。

砂防ダム

12:41
坂を下りきったところには、砂利で覆われた谷があった。砂防ダムも作られており、どうやら大山北壁で崩れた石がどんどん下へと流されてきているらしかった。

大山と砂

12:42
砂に覆われた谷底から、北壁を見上げる。さすがにここから見ると、そこまで険しいようには見えない。

避難小屋

12:42
砂防ダムの脇の茂みをよく見ると、山小屋が潜んでいた。危ない!スナイパーだ!撃たれる!

これは実際は避難小屋で、その名は「元谷避難小屋」というらしい。ちゃんとした建物で、避難小屋にしては立派だ。

さらによく見ると、砂防ダムの脇に人が歩いているのが見える。どうやらあっちに向けて登山道があるらしい。

ここから先は、剣ヶ峰の東側の山々・・・三鈷峰(1,516m)などにアプローチできる道があるらしい。「ユートピアコース」と呼ばれるその登山道はもう少し森の中にあるのだが、下山道としてこの石がある谷を一気に下る「砂すべり」というルートもあるやに聞く。ガレた道を一気に下るだなんて、かなり足腰がしっかりしていないと危なそうだ。富士山の「砂走り」とはまた違うだろうし。

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