ハタケ仕事と山登り【羊蹄山】

湯元ニセコプリンスホテルひらふ亭、一人用の部屋の様子。

都会にあるビジネスホテルと比べてゆったりとした作りになっているのが嬉しい。ビジホって、枕元に行こうとすると「横を向いてカニ歩きをしろ」というような狭い床面のところがあるよな。それと比べると、ここは極楽だ。

なにしろ、リクライニングチェア的な椅子まで置いてあるんだから。

考えてみれば、人によってはここに長逗留するわけだ。一週間スノボしまくります、みたいな感じで。ガチガチに狭い部屋だと、いくら「寝るためだけに使う部屋」とはいえ、息苦しい。これくらいの幅があると、息抜きができるってえもんだ。

テレビというのはカウンターテーブルの上に乗っていて、テレビを見たければベッドの上でよろしく!という構造になっている。でも、窓際にチェアが一脚置いてあるので、そこでくつろぎながらテレビ鑑賞ができる、というのがすばらしい。ベッドでテレビを見るのって、なにげに姿勢が定まらなくてモゾモゾするんだよな。あとは眠たくなるか。

カウンターテーブルの上には、ごちゃごちゃといろいろな資料が並んでいる。館内案内とか、食事の説明とか。ホテルの部屋に入った直後が、もっとも僕が慌てるというか気が急く瞬間だ。写真も撮りたい、あちこちの引き出しを開けてみたい、冷蔵庫を確認したい、窓の外を眺めたい。

ホテルの部屋を撮影するのは、まだ「旅の思い出」として意味があると思う。ああ、こういう部屋に泊まったよね、と。でも、今こうしてバス・トイレの写真を見てみると、「バス・トイレの写真は撮らなくても良かったんじゃないか?」と思えてきた。これ、単に写真の無駄だよな。トイレに何の旅の思い入れがないから。

なお、ホテルの部屋の写真を撮影する時は、人が写り込んでほしくないし、ハンガーにかかった脱いだ上着とか、かばんとか、そういうのが無いほうがいい。なので、できるだけホテルや旅館にチェックインしたときは僕が先陣を切って部屋に入り、後続の人を背中で静止しつつ写真を撮る。

ちょっとテクニックが必要なのが、仲居さんが部屋まで案内してくれるタイプの温泉宿で、お茶まで注いでもらったりして、さらに「浴衣は大きいほうがいいですよね?別のをお持ちしますから」なんて言って一旦退室したり。

この場合、仲居さんが完全にいなくなるまでおとなしくしていて、さて一段落したぞ、というところでかばんを死角に移して、「今部屋に入ってきたばかりです」感を出すように写真を撮る。何をやってるんだろう、自分。

富士山の絵が描かれているぞ、と思ったら、おそらくこれは羊蹄山なのだろう。

ひらふ亭の温泉はストレスを和らげる(血行を良くする)炭酸が多く含まれております

だって。最高じゃないか。

露天風呂付き客室は和洋室になっているようだ。そういえばこの部屋も、クローゼットがなんだか洋風というより、和風なテイストがある。昔は畳部屋だったのかもしれない。

喫茶が21時まで、売店が22時まで、カラオケボックスは26時までやっている。結構遅くまで営業しているな、という印象だ。さすがプリンスホテル。

夜もゲレンデで滑っている人向けに、夜遅くまで営業をしているのだろうか。

「布団は18:00~21:00の間に敷きにうかがいます」という記述があるから、畳部屋で和ふとんを敷くスタイルの部屋もあるらしい。

おう、毛がにも扱っているのか。一杯3,980円。すげー。

「前日迄の御予約」となっているので僕は無理だけど。こういうのって、部屋の中にある館内案内に書かれているわけだから、連泊客向けのご案内ということなのだろう。

「おおすげえ、毛がにあるじゃん」
「明日頼んじゃう?」
「いいねえ」

なんて会話が仲間内で繰り広げられているのだろう。

「カフェテラス山水」のメニュー。

さすがニセコにあるカフェだけあって、メニューのトップに載っているのがニッカウイスキー。

ホテルのカフェとはいえ、値段はすごく安い。ケーキセットで640円。

21時までの営業ということもあって、お酒も飲めるしコーヒーも飲めるという営業スタイルらしい。

マッサージのご案内も、詳細に載っている。まあ、どのホテルや旅館でもマッサージというのはよくあるものだ。都会の激安マッサージ店と比べて当然割高なので、こういうところを利用しようと思ったことはない。

ただしここも北海道価格なのか、「10分=1,000円」という一般相場よりはやや安く、60分で5,300円だった。

へえ、マッサージでもいろいろなメニューがあるものだな。あんまさんが部屋にやってきて施術する、という指圧じゃないんだな。完全に洋風な雰囲気だ。スキーやスノボで疲れた身体を癒す、ということなのだろうし、リゾート感覚で訪れた女性にも嬉しいメニューだ。

おっ、ヘッドマッサージがあるぞ。10分2,500円、20分4,500円。値段は安くないけれど、ちょっと気になる。

窓から外をみた景色。なにやらうく雑な構造になってる。目の前の建物は別の施設だろうか。

3階のお風呂に入りにいく。「うらしま」とのれんがかかっている。

温泉の成分表。ナトリウム-塩化物-炭酸水素塩泉だそうだ。

写真の順番が前後したけれど、これが大浴場の内湯。

9月の平日ということでシーズンオフのため、客はおらず。内湯・露天風呂両方とも勝手気ままに堪能できた。

こちらは露天風呂。

露天風呂から外を眺めると、そこはスキーゲレンデ。もちろん雪はないし滑っている人は誰もいないのだけれど、なかなか非日常的な眺めで良かった。

「なんで3階に風呂?」と不思議だったけど、こうやって露天風呂から外を見ると、そこそこの展望風呂であるということがわかった。山の斜面に建っているので、1階部分ははるか下になるのだな。

風呂上がり、館内着でくつろぐ著者近影。

夕食会場への道。

「大丈夫か?人の気配がないけれど、この先に本当に食堂があるのか?」と不安になるまっすぐな道と、照明が反射する木の床。

カフェテラス山水のメニュー。

サッポロクラシック1本が620円で、ケーキセットが640円なのだから、飲食の値段というのはよくわからないものだ。

(つづく)



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