2014年07月27日(日) 2日目
2日目の朝。カプセルの中なので、真っ暗だ。時間感覚が失われていて、なんだかモヤモヤした感じになる。窓一つない空間で寝るって、そういえばほとんど体験がないことだ。自宅だと、カーテン越しに外の明るさがわかるし、それは旅先の旅館でもホテルでも、実家帰省中でもそうだ。よく考えると貴重な体験かもしれない。
8時過ぎ、朝ご飯を食べにいくことにする。
昨晩、「玉金丼」なる破廉恥な名前の料理を食べた食堂へと向かう。「軽超食」が振る舞われる、ということなのでとてもワクワクしている。
はっきりいって、朝ご飯なんてのはシンプルで十分だ。旅館料理でいろいろ品数があるのは嬉しいけど、「いや、そんなにおかずがあっても・・・。ご飯何膳食べればいいんだよ」と困惑する。なんなら、シリアルとかトースト程度でも十分なくらいだ。今回のように、格安でカジュアルにカプセルホテルに泊まっているなら、なおさらだ。
そんな中、「軽超食」を謳う料理が出る、というからワクワクせざるを得ない。もともと格安のホテルだというところで期待はできない。有料で朝食を食べた場合でも380円なので、ますます期待はできない。しかし、「超食」を名乗るのだから、一体どういう自信があるんだろう?想像がまったくできず、それはすなわちワクワクへと繋がった。
食堂では、窓際のカウンターに料理が並べられていた。ビュッフェスタイルらしい。
一通り料理をよそったのがこちら。これがソーレすすきのの「軽超食」だ。
唐揚げ(一人二個まで)、マカロニサラダ、焼きそば、カレールー、ご飯、ふりかけ、スープ、柴漬けと福神漬け、たくあん。
なるほど、安い料理が並んでいる。しかし、これを組み合わせて提供したというのは、「安くて腹一杯にさせる」には最適だ。ジャンクな料理で、健康志向な人には受け入れられないとは思う。しかし、たまにはこういう朝食もいいと思う。気に入った。
どんぶりが大きかったので、ついついご飯を多めに食べてしまった。満腹になった状態で窓辺に行ってみると、目の前には観覧車。すすきのには観覧車があるとは知らなかった。日曜朝のすすきのは静かだった。やはり夜になると活気づく町なのだろう。
大満足の上、ホテルを後にした。9月にもまた北海道を訪れる予定だが、その際もここを使おう、とさっそく決めた。そのため、会員券を作ってもらったくらいだ。
ホテルの提携駐車場に向かう。
ここで車を受け取り、移動開始。今日は札幌駅に10時集合の後、菊地珈琲焙煎工房見学、お昼に千歳のハタケというスケジュールだ。
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