
これがいわゆるピッチフォーク。干し草をかき集めるときに使うものだと思っていたが、これで地面をガリガリやれば、雑草が絡まってするっと地面から抜けるというすぐれもの。
西遊記の猪八戒が持っている武器みたいだ、と思うが、あれはれっきとした「釘鈀(ていは)」という武器らしい。れっきとした、といっても「如意棒」同様に架空の武器なんだけど。こんな武器で戦っても、勝てる気がしねぇ。

フォークで地面をガリガリやって雑草を除去する人々。手前の人の足元に、ぽつぽつと小さな雑草がたくさん生えているのが見える。こういうのを取り去らないといけない。本来であれば、農薬を撒いて雑草が生えないようにするものだが、ここは無農薬畑。手作業でなんとかしないといけない。

小豆畑で作業をする人々。小豆はまっすぐ植えられているのだが、ところどころ芽が出ていない場所がある。その場所を見つけては、参加者一同顔を見合わせて「誰がやったところだろう?」と気まずそうな顔をして苦笑していた。植え方が悪かったんじゃないか、悪い事したなあ、と思うからだ。

雑草と格闘しているうちに、また雨が降ってきた。結構強い雨だ。ちょっと続行が難しくなってきたので、作業はここで中断。かといって、お茶を飲んでまったりしましょう、というわけにもいかないので、屋根付きの倉庫の中で別のことをやることになった。

倉庫の中には、たくさんのにんにく。収穫したまんまで、土がついているものだ。ここでしばらくの間乾燥させていたらしい。

にんにくアップ。
このにんにくはお店でも使うものの、カフエとしてはさほど大量に必要とするものではない。今年はハタケで穫れたものを段ボールに詰めて希望者に有料で配送する、ということをやっているので、そのハタケ詰め合わせセットの中に入ることになる予定だ。
こういう品種なのか、作り方に問題があるのかはわからないのだけど、にんにくの外皮が薄いまたは剥がれてしまっているものが結構あった。そういうものは見栄えが悪いので、詰め合わせセットに入れるのはちょっとまずい、ということで除外対象となった。それ以外の使えるものは、布で表面をそっとなで、土を落として奇麗にするという作業を行った。

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