「遅れたヤツは見捨てる」という強い姿勢を明確にしているお陰で、出発予定時刻の5分前には全員が搭乗を終え、きっちり定刻で出発した。朝の便だというのに、清々しい。寝坊しました、とか空港内で迷いました、とかトイレが長引いちゃって、という遅刻者を出さない、出させない。
そんなわけで、予定通りの時刻で新千歳空港到着。今年2度目の新千歳だ。前回は観光気分じゃなかったけど、今回こそは・・・今回もそうなんだろうなあ。
ターンテーブルで荷物を受け取る。
レンタカーカウンターが並ぶエリアに向かう。レンタカー屋って、大手だけで一体何社存在するのだろう?聞き慣れない会社のカウンターもいくつかある。そもそも、「ホンダレンタカー」ってのがあることに驚きだ。これまで知らなかった。トヨタレンタカー、日産レンタカー、マツダレンタカー(現在はタイムズ)というのは知っていたけど。
というわけで、今回はタイムズで車を借りることにしてあった。
僕の仕事のつてでレンタカーを手配しているのだが、どこのレンタカー屋を使っても同一グレードの車種なら値段は変わらない。そこで、前回はオリックスだったので、今回はタイムズにしてみたわけだ。
というのも、地図で見るとオリックスよりもタイムズの方が営業所が空港により近いように見えたということと、前回の車はカーナビで苦労させられたからだ。
巨大空港新千歳は、その周辺にレンタカー屋そ従えているけど、それぞれが巨大な敷地を持っており、送迎バスに乗ったとしても5分以上かかってしまう距離にある。そのため、より近いところにあるレンタカー屋を選びたくなるのは当然のことだ。
あと、カーナビについては、前回の車は右折/左折の際に一切音が鳴らず、曲がるべき交差点を素通りしてしまうことが頻発したことが大きい。他にもノースアップの地図への切り替え方がよくわからず、それで混乱したというのもある。これはオリックスのせいというよりも、単に操作法がわからなかったということに理由があるのだけど、前回同乗者たちも「もうオリックスはやめたほうがいいよ!とご立腹していた。オリックス、とんだとばっちりだ。
番号札が渡され、待機。送迎バスが外のバスレーンにやってきたら、係員が誘導してくれる。
バスがやっていた。マイクロバスとかワンボックスカーだったら「ありゃ?」と思っただろうが、ちゃんとした路線バス風の乗り物がやってきたので安心した。ああ、ちゃんとタイムズも規模の大きい営業をやっているんだなと。
タイムズの営業所はこの地図の通り。空港から近いのですぐに営業所に到着できるだろう・・・と思っていたら、道路は高架橋になり、眼下に見える営業所を素通りしてバスは遠くへと行ってしまった。あああっ、立体交差になっていたのか。
結局、地図上では近い場所にあるはずのレンタカー屋だったが、かなり遠回りして営業所に辿り着いた。随分時間をロスした気になり、損した印象を持った。
さてこの営業所だが、タイムズのほかにバジェット、OTSというレンタカー屋が同居しており、あわせて3つのレンタカー屋のルームシェアが行われていた。こういう呉越同舟というのもあるのだな。
建物内に入ると、それぞれの企業ごとにカウンターが分かれている。さすがにカウンターまで共同ではない。そういえば、送迎バスも別々なんだな。単に建物だけ一緒、ということにすぎない。
用意された車はマツダのアクセラ。さすが前身はマツダレンタカーであるお店だけある。マツダ車が出てくるとは、しびれる。
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