カボチャ畑は一段落ついた、ということなので、一同小豆畑に移動。ここで雑草駆除を行うことになった。
見渡す限りの耕作地。これぞ北海道、という感じがする。しかし、実際は頻繁に飛行機がキーンと飛ぶし、それ以上にやかましいのがJRのガタンゴトンという音。ノンビリ感、というのは案外ないものだ。でも、そういう「公共交通機関」が近くにあるからこそ、このハタケは便利だし、東京から週末一泊でも余裕で訪問することができるわけだ。ガチの北海道の奥地、なんて場所にこのハタケがあったら、誰も遠征なんてできなくなる。
そういえば7月だというのに、雑草を摘むということをこれまでやってこなかった。せいぜい、カボチャをせん定したくらいだ。当初予定では、「5月種まき、7月雑草除去、9月収穫」という話だったのに。
これは、単に雑草が生えていないから、というわけではなく、このハタケに一人常駐しているスタッフさんが日夜作業にいそしんでいるからだ。「7月に援軍が来るぞ!それまで雑草は放置でいいや」というわけにはいかないので、既にハタケは奇麗さっぱりの状態になっていた。
チョウチョ。
小豆の葉っぱ。花豆やカボチャほどではないが、こちらも2カ月にしては立派に成長した。しかし、茎は案外か細く、うっかり蹴飛ばすと根元からぽっきり折れてしまう。踏みつけないように、歩く際は慎重になった。
雑草を摘んでいく。スタッフさんの格闘の成果で、偉そうに成長した雑草は存在していないが、小さい芽はあちこちに出ている。これを放置しておくと、あっという間に成長して農作物の成長を妨害するので、小さいうちに摘まないといけないのだとか。
で、この雑草だが、まだ小さいので引っ張ればすぐに抜ける。数限りないけど、一つ一つはあっけないものだ。・・・ふっ、これでまた一つ無垢の命を摘んでしまった、と思いつつ次の場所に移る・・・というわけにはいかない。ちゃんと処分しないと、抜いて放置ではまたそこから成長を再開してしまうのだという。面倒じゃのー。
ピッチフォークを使って地面をガリガリやる人、手で摘む人にわかれて作業。
黄色い花。
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