屯田兵になった【北海道ハタケ仕事2】

バニラエアの機内持ち込み荷物のセルフチェック機。

自分で計測してね、それくらい自分でできるでしょ?という潔さがすばらしい。このパイプで囲まれた枠内に荷物が入ればオーケー、入らなければ預けてね、というわけだ。JALやANAと違い、LCCなので荷物を預けたら有料になる。「預けたら面倒」では済まされないので、結構深刻だ。また、このセルフチェック機にははかりが付いていて、荷物の重さも測ってくれる。10キロを超えると、有料だ。

僕は、もともと「大は小を兼ねる」とばかりにでかいスーツケースで北海道入りを果たしていたので、もともと荷物預けは有料のプランを最初から予約してあった。バニラエアの場合、「20キロの荷物までOKアンド座席指定無料」というプランがあるので、それを利用している。ちなみに、お値段は一番安い運賃よりも2,000円アップとなる。高いのぅ。でも仕方がないのぅ。

前回5月の遠足では、リュック+手提げ袋で臨んだし、実際それでなんとかやりくりできた。しかし、ぎゅうぎゅうに詰め込んだ荷物を引っ張り出し、奥に入っているものを引きずり出すのは気持ちが良いものではない。それに、帰り道は手土産をたくさん買ってしまい、両手がふさがってうっとおしかった。やはりデカいスーツケースひとつ用意し、そこに気軽にポイポイ投げ込んでおいたほうがいい。それが前回の教訓。

で、受託手荷物なのだが、バニラエアのカウンター背後にあるANAのカウンターで預けた。なんで到着ロビーの1階なのにANAのカウンターが?と思ったが、どうやらここは団体客をさばくために使われるカウンターらしい。どかっと大量の人がやってくるので、一般の乗客とはカウンターを分けて処理したかったのだろう。

X線検査を受け、重量を測り、タックを印刷して貼り付けて。こういう作業や機械を外注することで、バニラエアは安い運賃を実現している。日によっては成田~新千歳便が5,000円を切ることもあるのだから、呆れてしまう。

バニラエアのボーディングチケット。レシートのような紙。

新千歳空港の保安検査場は非常に混雑する。観光客が多いので、飛行機慣れしていない人が結構いるからだ。金属探知機で引っかかって連れ戻される人など、手際がエクセレントではない人が続出している。さらに、みなさんほぼもれなくおみやげをたくさん買っているので、それを検査機に通すだけでも時間がかかる。だから、かなり時間に余裕をもって通過しておかないと、時間ぎりぎりで焦ることになる。特に時間厳守が大前提のLCCならなおさらだ。

日曜日の夕方から夜にかけては、特に空港がごった返していた。みんな北海道遠足を終え、全国各地の我が家に帰ろうとしているからだ。保安検査場前には長蛇の列。みんなうんざりした顔をしていた。

ジェットスターは0番ゲートと1Bゲートを独占しているらしい。

バニラエアの搭乗口は1番だったので、空港の最果てまで歩いていく。無理やり作りました感のある通路。人一人が歩ければいいだろ、くらいの扱いで、通路の真ん中に赤色のコーンが設置されているのがやっつけっぽくていい。工事現場みたいだ。

こういう「美意識とかどうでもいいんだよ、安くしたいんだよ」という徹底振りはむしろ清清しくて好きだ。コスト削減の結果、安全性や清潔さが損なわれるのはやめてほしいが、「小ぎれいであるかどうか」はこの際どうでもいい。

前方にバニラエアの機体が見えてきた。本当に空港の端だわ。

バニラエアの機内。

レザーシートっぽいけど、本皮じゃないよなさすがに。

シートの前後幅はさすがに狭いが、ジェットスターと大差ない。足を組むのは無理だけど、それは大手キャリアでも一緒のことだ。結局僕は着席したらすぐに寝てしまったので、まったくこの状況に不満は感じなかった。

大手キャリアだったら、高度が安定した時点でドリンクサービスがある。それで目を覚ましたりそわそわしたりするものだが、LCCであるバニラエアはもちろん機内サービスは有料だ。なので、心置きなく居眠りができる。

というわけで、成田空港に到着。遅延があったため、空港に到着できたのは22時半くらいだった。あぶねー、成田空港の「門限」は原則23時なので、後もう少し遅延していたら最悪「遠足延長」で北海道に取り残されるところだった。

殺風景なバゲージクレームで荷物を受け取って、帰宅。

とはいっても、家にすんなり帰れる電車は既に終わっており、若干苦労しながらの帰宅となった。へとへと。家に着いたら25時近く。荷物の整理をしていたら、あっという間に深夜2時近くなってしまった。まずいなあ、数時間後にはもう会社に向けて出発なんだけど。社畜として、受注高という名の収穫物を目指して日々畑の耕しに費やすのです。

というわけで、第二回の北海道ハタケ遠足はおわり。植物がこうも成長するんだ!という驚きを目の当たりにし、自分がいかに自然から隔離した生活を送っているかがわかった。とても貴重な体験をさせてもらい、マメヒコには感謝している。

次回は9月、いよいよ収穫だ。既にとうきびなど収穫が済んでしまっている作物もあるだろうから、どこまでわれわれが関われるかはわからない。こればっかりは天候次第だ。こっちの都合に農作物があわせてくれるわけはないから。

さて、はるか先のようですぐである2ヶ月後の収穫遠足。そろそろ企画を立てていかないと。

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