珍しい屋台だけを撮影していれば良かったのだけど、会場入ってすぐのところから屋台を一軒一軒撮影しはじめてしまったので収集がつかなくなった。
というわけで、多分ほぼ全店舗、ざーっと流して紹介していこう。中には撮影漏れのお店があるかもしれないけど、他意はないただのうっかり抜けなのでご容赦。
写真はやきとり屋。ビールが250円で売られているあたり、かなり安いと思う。やきとり1本80円というのも、屋台価格としてはとても安い。
「屋台の料理は割高」という概念は、少なくともここにはない。
くじ引きでオモチャがあたるお店があって、その隣は店名看板がとてもシンプルなお店。
カップラーメンが山積みになっているのかと思ったら、キムチとかチャンジャといった韓国漬物が入った容器だった。
韓国焼酎も瓶で売られている。ここでキムチを肴に、焼酎を飲んだら確実に酔い潰れて凍死するだろうな。ついつい杯が進んでしまう。危ないので、お持ち帰りにして暖かい家で食べるのが吉だ。
ただ僕ら新幹線組は買うのは控えておこう。キムチとかって案外匂いが強いし容器の外に漏れるので、これを抱えて新幹線に乗るわけにはいかないだろう。
「かわむこう」というお店。
三途の川の向こう(=黄泉の国)という意味かと思ったが、餃子屋さんだった。あ、なるほど、「皮」むこう、ということか。
餃子屋台って、ありそうで案外ないものだ。縁日のプロ屋台さんでは、「焼き小籠包」とか「肉まん」を売っているのを見たことがあるけれど、焼き餃子はあんまりなじみがない。
ビールを飲む人にとっては、有力な選択肢になるだろう。
実際、店名表記の脇に、「餃子とビールは文化です。」と書いてあった。以前、「不倫は文化です」と言ってのけた芸能人がいたけど、ということは、「餃子=ビール=不倫=文化」というイコール関係が成立する、というわけだな。ということは、「餃子の王将」は「不倫の王将」ということだろうか。・・・やめとけ、名誉毀損でお店から怒られるぞ。もちろん冗談です。餃子食べている男女が全員不倫しているなんて、考えただけでドキがムネムネする。
うどんやさんとコーヒーショップが並ぶ。
うどんを売るお店には、「SPRING SALE」という張り紙が貼ってあった。大雪原の上に建つ屋台ではあるけれど、もう一応「春」ってことで。で、売り物はカレーうどん。なんかもういろいろ難しいな。
手羽の唐揚げなどを売るお店→チョコバナナの店→お好み焼きの店、と3つの売り場が連続している。この混沌とした感じがいい。
そもそも、手羽やゲソの唐揚げを売っているすぐ横に、ミョウガの甘酢漬けなんてものがさりげなく売っている。「売れるものならなんでも売ろう」感が素晴らしい。
おでん、うどん、おこわ、フランクフルトを売るお店。ここもまた、いろんなものを扱っているなあ。
おでんやうどんを食べるお客さんが、「もう一息、小腹を満たしたいよね」ということでおにぎりを買う・・・というのはあると思う。しかし、売っているのはわざわざ手間がかかる「おこわ」。
なぜおこわ?と思ったけど、考えてみれば、おにぎりなんてこんな雪まみれの屋外だと冷えてガチガチになってしまう。暖かいご飯の方がお客さんは喜ぶよね、ということになると「おこわ」なのだろう。なるほど!北国ならではの発送だ。
「じゃあ、焼きおにぎりでも良いのでは?」
とも思ったが、おこわの方がうまそうだ。
おでんは店頭のストーブの上に鍋がのせられ、暖められていた。
一方ビールはというと、そりのようなケースに雪を詰め込み、そこで冷やされていた。熱いものは熱く、冷たいものは冷たく。
去年までは見たことがない屋台があった。「鉄砲訓練所」と物騒な看板が大きく掲げられている。
何事かと思ったら、いわゆる「射的」だった。10発200円。子供たちに大人気だ。
この子たちが将来大きくなったら、猟友会に入って害獣駆除に活躍してくれればよいのだけど・・・さすがにそれとこれとは別か。イノシシ肉とか鹿肉、もっと気軽に食べたいんだけどなぁ。
コメント