近場の無縁だからこそ【甲府滞在記】

18:27
甲府駅前の「奥藤」で今宵は豪遊だ。

こうふ開府500年記念
奥藤本店特別献立 元祖甲府鳥もつ煮&信玄ミックスセット

だもの。盛大に500年を祝おうじゃないか。僕は舞鶴城址にも武田神社にも信玄公墓所にも訪れた男だ。こうふ開府を祝ってもいい立場・・・だと思う。

ということで、ドライゼロで一人乾杯。

うーん・・・。

ドライゼロって、お店で飲んでも大してうまいと感じないのは困ったものだ。家で、缶で飲んだ方がうまい。というのも、値段をさほど気にせずに飲めるからだ。

お店のドライゼロは、必ず小瓶で、しかも飲食店である以上仕方がないけれどかなり高い。がばーっと飲んで、うっひゃー!と楽しめる飲み物じゃない。

豪快に飲んでこそのノンアルコールビールだと僕は思っていて、ちびちびとグラスで飲んでも全然うまくない。ぜひノンアルコールビールは飲み放題!生ビールサーバーで注ぐ!しかもジョッキで!というのを体験してみたいものだ。

とはいっても、大ジョッキはいらない。昔は「ビールは大ジョッキに限る。ずっしりくる重さも美味さのうち」と思っていたけれどノンアルコールビールとなると話は別だ。気が抜けてぬるくなったノンアルコールビールは、絶望的に美味しくないから。所詮は「ビール風飲料」に過ぎない。酔わない飲み物なんだし、爽快感がなかったら飲むだけお金の無駄だ。

蕎麦屋さんだけど、バーンと「定食」のページが用意されているのがこのお店の特徴だ。

「甲府鳥もつセット(1,200円)」は鳥もつ煮にご飯、一品、香の物、蕎麦という構成になっている。写真だと、「一品」に相当するのは冷奴らしい。

大満足のラインナップだが、「定食」って一体なんだろう?と考えてしまう。要するに「セット」ということか。「ご飯と、お味噌汁と、おかず」というのが定食の基本形態だと思っているのは度量が狭いってことだ。

鳥もつ煮はコッテリと甘辛い料理だ。そして、レバーなのでパンチのある味だ。そんな濃いヤツを丼で食べるというのはジャスティスだと思う。蕎麦屋だからといって、無理して蕎麦を食べる必要はない。丼で白米をドスンドスンと胃袋に落とし込むのも心地よかろう。

18:33
でも本日の僕は、こうふ開府500年を祝うってことで。

うひょう、オールスター!って感じで料理が並んだぞ。これはすごい。お祝い感がある。ひとまず蕎麦が伸びる前に食べないと勿体ないので、蕎麦から先に。

この様子は「蕎麦喰い人種行動観察」コーナーの別記事で・・・とURLを紹介しようとしたけれど、このとき食べた記事を書き忘れていた。あらら。鳥もつ煮の方に記憶力を持っていかれてしまって、蕎麦を食べた事実を失念してしまったらしい。

18:54
食後、ホテルに戻るまでの道すがら。

「鮮馬刺し」という看板があった。いいね、馬刺し。

甲府の東の甲州市塩山界隈では馬刺しを食べる文化があるよね・・・と思ったら、「熊本の逸品」と看板に書いてある。あれれ、あくまでも熊本料理なのか。

おう、店名がそのものずばり「馬刺し割烹 くまもと」だった。

馬刺しは美味しいと思うけれど、お酒を飲まない人にとっては飲食店で馬刺しを食べる機会ってないんだよな。「馬刺し定食」なんてのがそこら辺のお店で食べられることはない。どうしても飲み屋の肴としてのメニューになる。残念だ。

あと、馬刺しは値段が高い。酒飲みならば、ちびりちびりと飲みつつ、つまみを少々でもやっていける。でも、お酒を飲まない人は「メシのおかず」として成立させるために、ある程度の量がほしい。馬刺しをある程度の量食べるとなると、これはもうお金持ちの世界ですよ。僕の財力だと無理だ。

22:40
そんな財力レベルのおかでん、ホテルに帰って本日二度目のお風呂に入り、今回の旅の目的である「療養」を部屋でやりつつ、じっと待機していたのがホテルが無料で提供する「夜鳴きそば」だ。

21時半から23時までの提供。ただいまの時刻、22時40分。けっこうギリギリの時間になって食堂に顔を出したのは、さっき食べた鳥もつ煮などがお腹にどっしりと滞在していて、さらにラーメンを食べる気にはなれなかったからだ。なにしろ、蕎麦を食べました、一緒に白いごはんも食べました、だもの。

ポスターには「小腹の足しに・・・夜鳴きそばいかがですか?」と書いてある。既に小腹は足されているんだけど、食べますよ、ええ。夜空に高らかに鳴き声を轟かせたい。

食堂。

さすがに23時近いので、お客さんは殆どいなかった。

食堂入ってすぐのところのカウンターにコックさんがいて、一杯ずつ麺をゆがいて、スープもよそってくれる。

ラーメンを待ちながら、この空間のレイアウトを確認しておく。翌朝のバイキングに向けての予習だ。明日は朝からほうとうを食べるぞ!ええと、たぶんこのカウンターに料理が並ぶんだな、ということは動線はこっちからこっちで、ええと、ドリンクはあっちか・・・とシミュレーションが捗る。

22:44
ドーミーインの夜鳴きそば。メンマ、ねぎ、のりがのっている。

癖になる味ではないけど、だからこそいい。すっと出会って、食べ終わったら「ありがとう、さようなら」とさっと別れることができる。お夜食としての立ち位置をよくわかってらっしゃる。

ああ、お腹いっぱいだ。

食堂脇に冷水機と、コーヒーベンダーが置いてあった。

コーヒーはホット・アイスともにセルフで飲むことができる。紙カップと、プラスチックの蓋が用意されているので、「部屋に持って買えるのはご自由にどうぞ」ということなのだろう。でも惜しい、僕は同時に2つしかカップを持てない。あと、コーヒーを2つも部屋に持ち帰っても夜眠れなくなるのはイヤなので、1つだけいただいていく。

このあと、部屋でパソコンをいじったりもう一度お風呂に入ったりして24時過ぎまで過ごしたと思う。何時に寝たかは記憶にない。2日目は、甲府市民に愛される食事処でお昼ごはんを食べるのと、カフェ巡りをやるくらいの予定だ。のんびり過ごすつもり。帰京時間は未定で、気が向いたらということにしている。

(つづく)

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