日帰りで行くアメリカ旅行6【ヨコスカフレンドシップデー2018】

お品書き

12:38
昼から営業している横須賀の焼き鳥屋、相模屋の店内。

両隣は既に腰を落ち着かせてお酒を満喫している方だった。週末のお昼、いかがお過ごしでしょうか。この後どうするんだろう?一旦帰宅して、お昼寝をするか。多分、時間的には朝ご飯兼昼ご飯だ。お昼寝をして目が覚めたら日が暮れて、またどこかに飲みに出かけるのかもしれない。

お酒を止める前の僕がそんな感じだったなぁ。

こういう昼からやっている飲み屋が近所になくて、本当に良かった。

とはいえ、店内にいるおじさんおにーさんおねーさん達は、みなしゅっと飲んでしゃっと退却していた。「立ち食い焼き鳥」をやっている店内同様、長っ尻はしないらしい。

カウンター席だけの、牛丼屋みたいな店内。扱っている飲み物はシンプル。

えーと、お酒を飲まない僕はどうしたものかな。ひとまず梅干し1個ください。・・・あ、これは焼酎水割り用か。梅干しだけをしゃぶりながら焼き鳥を食べる、というのはあまりにわびしいので、コーラにしよう。

お品書き

ぐるっと店内を見渡すと、焼き鳥のメニューを発見した。

あ、殆どの品が80円なのか。それは安い。道理で、店の外に立ち食いの行列ができるわけだ。

串メニューは10種類あるようで、そのうち「ぎんなん」が210円である以外は80円。

お酒を飲まない僕は、普段居酒屋はおろか焼き鳥屋にさえ足を踏み入れることがない。職場の同僚と「仕事終わりに一杯」なんて文化、ご時世的に絶滅してしまったし。なので、こういう光景が珍しくてしょうがない。

「串焼き、端から端まで一気に注文しちゃっていいね?・・・ぎんなんを除いて」

バーンと豪勢なんだか、ケチくさいんだかわからない注文の仕方。

別にぎんなんが嫌いなわけじゃないんだけど、他が80円なのにこれだけ210円だと、すっげえ高価に見えてしまった。なので到底頼む気分にならなかった。

壁には「生貯蔵酒」の宣伝ポスターが貼ってある。値段は650円。それが高いか安いかはともかく、「・・・これで焼き鳥が8本、食べられるのか」という計算をしてしまう。

お品書き

お店としては焼き鳥だけ売る、というわけにはいかなかったようだ。折角なので他のつまみ類も、ということでシンプルなものが何種類か用意されていた。

「ビビンバ」というメニューもあるけれど、これは・・・あの石焼きビビンバのことじゃないよな?多分、ビビンバの上に乗っているナムルのことなんだと思う。

乾杯

コーラを頼んだ後になって、壁にノンアルコールビールのポスターが貼ってあることに気がついた。

今更ながら、ノンアルコールビールを注文する。コーラと並んでしまったけど、どうせ両方飲むからいいや。

いやー、ここ数年ノンアルコールビールをガハハと笑いながら飲んできたけど、この「いかにも焼き鳥屋でござい」という雰囲気で飲むとなると、何か罪悪感を覚えるな。しかも昼間だし。

隣のよこさんはハイボールを頼んでいる。ビールじゃないの?と聞くと、「喉が渇いた時はビールよりもハイボール」みたいな答えが返ってきた。ハイボール、強いなぁ。

そういえば僕の会社でたまにある懇親会(飲み会)で、おっさん達の注文する品を観察していたら、その殆どが「最初の一杯はビール、それから後はひたすらハイボール」だ。飲み放題メニューの中にワインでも清酒でも焼酎でもいくらでもあるのに。

「このお酒を飲んだら、次は別のお酒」なんてこともなく、ひたすらじっくりハイボール。聞くと、「これが一番どの料理にもあうし、翌朝残らないからいいんだ」とのこと。

モツ煮

牛・豚モツ煮込み。500円。

このお店でもっとも高額な料理だ。焼き鳥なら6本買える。

これを食べるくらいなら、焼き鳥を腹一杯食べた方がいい気がするけど、それじゃあちょっと寂しい気がする。なので、500円を清水の舞台から飛び降りた気持ちで、ぜひ。

よくあるモツ煮込みと違って、牛と豚のモツが混ざっているのが面白い。

焼き鳥

1串80円の焼き鳥。

焼きたてなので、十分おいしい。スーパーのお惣菜コーナーで売られている、「時間が経ったせいでグニグニの弾力だけの食べ物」となっている焼き鳥の比じゃない。うまいうまい、これは店の外で立ち食いする意味がわかる。

立ち食いする

焼き鳥をひととおり食べたところで、さっさとお会計。焼き鳥をかなり食べたのに、飲み物込みで一人1000円ちょっとだったと記憶している。安い。

お会計後、改めて路地裏の「立ち食いエリア」を覗いてみた。すると、ようやくこのお店のシステムがわかった。すごいぞ、これ。

まず焼き鳥の調理だけど、これはオートメーション化されている。串を機械にセットすると、じりじりと串が移動していって、ヒーターの中に入っていく。で、ヒーターから出てきた時には焼き上がっている、という仕組みだ。(写真奥に、焼いている最中の串が見える)

そして、焼き上がった焼き鳥は店頭のバットに並べられて、商店街のお惣菜屋のようになっている。

ここからが衝撃なのだが、店頭にいるお客さんはそのバットに積み上げられている焼き鳥を、勝手に手に取ってわしわし食べているのだった。店員さんに許可を取らずに、だ。えっ、と思うと、食べ終わった串を串ホルダーとも言える穴に投げ込んだ。どうやら、このホルダーに入っている串の本数で、最後にお会計をするのだろう。1串80円なので、お会計は簡単だ。なるほどねぇ。

ただしこの立ち食いは、お酒は飲めないっぽい。みんなひたすら、焼き鳥をむしゃむしゃ食べていた。で、数本食べたら、さっとお会計してすっと立ち去る。なんてクールなんだ。すごい店を見た。

横須賀中央駅

13:23
相模屋に立ち寄ったとはいえ、13時半前にはもう横須賀中央駅にたどり着いてしまった。

折角3名集まったオフ会なんだし、この後どこかに場所を移して遊んでも。。。という発想は思いつかなかった。暑いから、というのもあるし、僕の場合、不安定な「ランチボックス」が入った買い物袋を手に提げているので、あまりあちこち歩き回りたくなかった。

ランチボックス、背中のザックに入れることができたらどんなに楽なことか。しかし、中身のことを考えると、常に水平にしておかないとまずい。結局、買い物袋にぶら下げて持ち歩くしかなかったのだけど、買い物袋の中ですぐに箱が傾くので、随分と精神がすり減った。寄り弁になってしまうではないか!と。

そんな僕をしり目に、おーまさんは「ライブがあるので」と立ち去り、よこさんは「急遽動物園に行くことにした」と言って立ち去っていった。みんなすげーな、今日という日をダブルヘッダーにするのか。

僕も「じゃあ動物園についていく!」とでも言えればよかったのだけど、不安定なランチボックス、背中にずっしりと重たいゲータレード、そして暑さということで意欲が湧かず。そのまま馬鹿正直に、まっすぐ帰宅してしまった。

こういう意欲の減衰は、老化の証なのだろうか。我ながら不安だ。

ランチボックスの末路

で、僕を疲弊させたランチボックス。

この日は食べる余裕がなかったので、冷蔵庫に入れておいて翌日開封してみた。

・・・やられた!

案の定、寄り弁だった。

しかも、味がなんだか変だ。「アメリカの味」という言葉で片付けられない、やばい味の気が・・・いやいや、気のせいだ、気合いでなんとかしよう。

・・・

なんとかならなかった。食べたその日のうちに、お腹を壊した。

横須賀基地の名誉のために言っておくが、痛んだ食材を提供したわけではない。単に、「炎天下持ち歩いて、食べるまでに時間がかかったこと」が傷んだ原因だ。しかし、なんでこんなランチボックスでお腹を壊さないといけないのか、と思うと悔しい気持ちはある。ビール飲みならば良いつまみかもしれないが、酒を飲まない僕にとっては、おかずにも主食にもおやつにもならない微妙な料理ばかりだった。

そんなわけで、最後の最後でいろいろあった横須賀基地探検。6年の歴史をもって一旦ここで打ち止めにしようと思う。やっぱり参加する側としてフレッシュ感がなくなってきたのは否めなく、しかも猛暑のせいで意欲が激おちくんだ。もっと季節の良いときに、別の基地に行ってみたい。

たぶん、別の基地に行くと、「ええ?横須賀と似ているようで違う!」という発見があるだろう。なにせ、僕らがこれまで見てきたのは「米海軍流」のものだ。これが海兵隊とか、陸軍となると全然違うかもしれない。一緒かもしれないけど。

ざっと調べたところ、東京近郊の米軍施設で横須賀以外だと、以下の日程で公開されているらしい。

1月:横田基地
4月:キャンプ座間、横田基地、厚木航空施設、池子米軍住宅
5月:キャンプ富士
7月:キャンプ座間、多摩サービス補助施設
8月:キャンプ座間
9月:横田基地

さすがに今年9月の横田基地はちょっと間に合わないので、来年、GW前後にまた「米軍基地探検オフ会」を開催したいものだ。

(この項おわり)



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