日帰りで行くアメリカ旅行6【ヨコスカフレンドシップデー2018】

屋台街

11:20
フィットネスセンター前の駐車場には、屋台街が出来ていた。昨年からのレイアウトだ。一昨年までは、カーショウ、と題して気合いの入った車がずらっと並んでいたものだ。地面を削ることに命をかけています、というくらい車高を下げた車とか、ドゥーンドゥーン、と重低音が出るスピーカーを搭載した車とかが並んでいたっけ。

今年もカーショウは健在で、別の場所で展示されている。

フレンドシップデーでは最大の屋台集落となるこの場所だけど、昔のように「肉の煙であたりがかすんで見える」ということはない。しかも、

「・・・あれ?1列、列が少なくなったような気がする」

屋台のテントがごっそり1列、昨年よりも少なくなっていた。出店店舗数も規模縮小してしまったっぽい。

屋台

さほど興味が湧かない。

暑いせいもあるし、「6回目ともなれば見慣れてきた」せいもあるし、食べ物屋台が少ないというせいもある。

人が店頭にいたら、わざわざその肩越しから何を売っているのか、覗き込む気にもならない。どんどんスルーして歩いてしまう。

迷彩服とか、ミリメシとか、そういう装備品が売られていたら興味を持ったと思う。しかし売られているのは、Tシャツやバッジ、キャップといったものばかりだ。そういうのは特に好きではないので、素通りするしかない。

よく見ると、この写真に写っている屋台、長机の左端にホットドッグが置いてあった。どうやら、売り物の一つがホットドッグだったらしい。

「うちはホットドッグ屋だよ!うまいよ!食べていってね!」と大々的に売っていれば、「おお、アメリカ人はホットドッグが好きなんだな。さすが米軍基地だな」と異国情緒を楽しめたと思う。しかし、グッズ類の販売に紛れてしまい、異国情緒には気付かなかった。

数年前は、こういう屋台街ではナチョス、ホットドッグ屋だらけだったのに。

そういえば、今年はシェイブドアイス、すなわちかき氷屋が思ったよりも多くなかった。数年前からじわじわ勢力を拡大していた印象で、これだけ暑いとかき氷が一番売れるよね、そりゃそうだよねと感心したものだ。しかし今年は思ったより見かけない。エナジードリンクなんてどこでも売っているんだから、差別化を図るためにかき氷を売ればいいのに。

ひょっとしたらあまりに暑くて、氷が溶けるという問題があるのかもしれない。あと、大量の氷の確保と補充が思ったよりも大変とか。

屋台

もちろん、「これぞ僕らが期待していた屋台だ!」というお店も存在する。

屋台の裏では大きなグリルを設置し、日陰がない場所なのにせっせと肉を焼いている。そうそう、この風景こそ、僕らが期待しているものだ。これがあるからこそ、わざわざ横須賀まで遠路やってきているんだ。

フリーメイソンのロゴが描かれたこの屋台、売っているのはステーキのセットと焼き鳥のセットだった。添え物は輪切りのコーンと、パン。

日本人の感覚からすると、「主食が少ない!」と思う。こういう発想こそが、日本とアメリカの根本的な違いだ、ということに気付かされる。日本人は塩辛いおかずを少量食べつつ、大量のご飯を食べて満腹になる。一方アメリカは、主食とかおかずといった概念がないので、肉を沢山食べちゃう。パンやとうもろこしは脇役。

それはともかく、折角「理想的ともいえる屋台」に出会ったんだから、投げ銭の要素も加味して、ここで料理を買うべきではないのか?買うべきでしょう?

・・・でも、手が出なかった。ごめん。

というのは、先ほどのルートビアフロートがお腹にずずん、と溜まっていたからだ。水分だけならすぐに吸収されて胃袋はカラになるのだけど、なにせ甘いジュース&アイスクリームだ。血糖値が上がって、今は何にも食欲がないのだった。

デカいゲータレード発見

ああ、これだと基地で何も買わないまま退却なのかなあ、それは惜しいなあ、とぼんやり思っていたら、ゲータレード屋台を発見した。

昔は馬鹿の一つ覚えみたいにあちこちでゲータレードが売られていたものだけど、今やそれさえ数が減ってしまった。エナジードリンク屋台が台頭してきたからだ。

なので、「おっ、昔かたぎにゲータレードを売っているぞ」と注目したのだけど、驚いたのはそのサイズだった。

最初、「なんか値段が高いぞ」と思ったのだけど、売っている米兵おにーさんが「ビッグサイズ!」と言ってくる。実物を見ると、確かにデカかった。これ、過去5回の基地訪問でも見たことがない。地味にニューカマーだ。

肉とかホットドッグを買う気力は完全に失せていたものの、ドリンクならば買いたい。即決で買うことにした。

すまん、ビックリしちゃって、値段もサイズも忘れた。

しかし見て欲しい、このサイズを。確か1.5リットル前後はあったと思う。かなり重たい。

人物対比

人物対比。ペットボトルのデカさがよくわかると思う。

これまで僕が毎年、ウヒョーと言いながら買っていた毒々しいゲータレードは900mlだった。それもかなりのサイズだけど、今年のサイズにいたってはダンベルみたいなものだ。筋トレにどうぞ。疲れたら中身を飲むとちょうどいい。

おーまさんは買ったそばからぐいぐいと飲んでいたが、僕はリュックに詰めて家に持ち帰った。無駄に重たくてかさばる荷物だったので、おとなしくその場で飲んだ方が良かったかもしれない。

屋台

「リクリエーション委員会」なる組織が運営している屋台も、僕らが面白いと思える屋台だった。

売っているものは、「ビール仕込みのボイルドソーセージ」を使ったホットドッグ。看板の写真を見る限り、「ビール仕込み」とは、ソーセージを茹でる際にビールを使っているらしい。

ちなみにこのソーセージ、ジョンソンヴィルブランドのものだった。よくコストコやカルディ、または大きめのスーパーでも見かけるソーセージだ。

ネコも杓子もエナジードリンクの昨今、このお店のカウンターに並んでいるカラフルなドリンクは違った。コカコーラ、スプライト、サンキストといったオールドスタイルなものだった。渋い。

でもそれだけじゃなく、日本未発売のスターバックス缶コーヒー(フラペチーノ)も売っていたりして、地味に面白い。

こういう屋台で面白いといえば、料理の売り方だ。料理とドリンクなどのセット販売がよくあるのだけど、このお店の場合は「ホットドッグ+チップスどれか1つ+ドリンクどれか1つ」で500円。ホットドッグ2個のセットで700円だった。

「チップスなんていらないよ」と日本人なら思ってしまうけど、アメリカ人にとっては当たり前の存在なのだろう。レイズとかドリトス、チートスといったスナックが用意されていた。

冷凍水

お菓子の箱が積み上げられている屋台。

「FROZEN WATER 冷凍水」と書かれた看板が気になる。単純に「ICE」じゃないんだな。

あと、「ポプスィクル棒アイス」というのも謎だ。

さすがに氷菓子はサンプルが店頭に並んでいないので、どのようなものかわからなかった。今思えば、「わからなければ実際に買ってみればよい」のに、惜しいことをした。

後で調べたら、「ポプシクル」というのはアメリカにおける果汁などを使ったシャーベットのことを指す言葉らしい。画像検索をかけてみると、カラフルな棒アイスがたくさん表示される。キウイなどを輪切りにして、そのまま棒アイスに封じこめたものもあるようだ。

ポプシクルというのは、商品名なのだそうだ。でも今や半ば一般名詞化して使われているとのこと。「ステーブル」のことを日本人は「ホッチキス」と呼ぶようなものか。

ポプシクルのオフィシャルサイトのリンクはこちら。

It’s always summer with Popsicle®
Welcome to the home of Popsicle® Ice Pops, the original frozen treat since 1905. Get product info and explore all the flavors and varieties of our icy treats!

商品を見ると、さすがアメリカ!と唸らされるエグい色がずらりと並ぶ。

肉調理中

屋台の裏手では、大量殺戮の犯行現場なのかと疑うばかりの、規制線が敷かれていた。その中で肉が焼かれている。かっこいい!

屋台

逆に言えば、先ほどの規制線を敷いているエリア以外で、大規模なグリルによる肉調理が殆ど行われていない、ということだ。

以前、ターキーレッグを盛大に焼いていたはずの屋台も、売り物は「元祖ネイビーバーガー」だけだった。あとはドリンク。あらー。

鉄板

しかも、屋台脇にある鉄板は、開店休業状態。

ストックが十分すぎて、今から焼く必要がないらしい。

さびしい光景だ。

(つづく)



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