疲れ果てて雪国【那須湯本】

民宿松葉

15:40
滝の湯のちょうど真向かいに、これから僕がお世話になる「民宿松葉」がある。川を挟んでいるので、橋がかけられている。どうやらこの橋の名前は「宝来橋」というらしい。かなり縁起がよろしい名前だ。そうか、「宝」とは俺様のことか。俺様が来てやったぞー。

この宿には内湯がないけど、橋を渡って徒歩20秒とか30秒で滝の湯なのだから内湯同然だ。すごく便利なところにある宿で、「駅前一等地」ならぬ「外湯一等地」だ。

松葉フロント

松葉フロント。チェックインを行う。おじさん一人できりもりしているっぽい。

民宿、というからにはこの建物の中でご主人が生活しているものだと思ったが、通いなのだという。夜は別のところにある自宅に戻るとのこと。もうこうなると、「民宿」という言葉の定義がよくわからないな。「旅館」のカジュアルバージョンが「民宿」だろうか?

「割烹」「小料理屋」「居酒屋」の区別がいまだにつかない僕にとっては世の中謎だらけ。

廊下

この宿の一階はフロントと調理場、そして食事をするための広間があるだけで客室はない。客室は二階建ての二階部分にある。6部屋くらいあるのかな?正確な数字は覚えていない。山側と川側があって、川側の方が眺めが良い。ちなみにワイキキビーチ沿いのホテルじゃあるまいし、山側と川側で値段に差はないようだ。恐らく、先に予約した人は優先して川側に割り当てられるのだと思う。

ちなみにこの日は僕とあともう一人、おじさんが泊まっていた。この人も温泉療養か?と思ったが、翌朝作業着を着てどこかへ出かけて行き、夕方また戻って来たのをみるとこの近辺で土木作業かなにかをやっている人らしい。ビジネス利用ということか。

洗面所

洗面所。比較的最近やり直したものらしく、きれい。トイレにいく都度、廊下にでないといけないのは寒いやんけ!と思うのは贅沢の証。それくらいなんということはない。

客室

今回あてがわれた部屋。さてここで2泊3日、じっくり滞在しようと思う。2泊3日といえば随分時間に余裕があるように感じるが、既に今が1日目の16時近く。2日目は1日のんびりだけど、3日目は10時にはチェックアウトだ。それを思うと、案外時間は足りない気がする。

だって、あと2時間で夕食だ。3日目だって、朝ご飯食べて2時間後くらいにはもうチェックアウトだ。

ふすまに鍵

部屋はふすまで廊下と仕切られている。鍵付き。滝の湯に繰り出していることも多いだろうから、部屋に鍵があるのは助かる。

暖房と湯沸かし

石油ファンヒーター。「使いますよね?」とご主人に念押しされ、使うと答えたら廊下にあったものを部屋に運び込んでくれた。もちろんこれは無料ではなく、一晩で300円なり。部屋にこたつはないので、このファンヒーターを使わないとさすがに生きていけない。ファンヒーターの液晶画面を見ると、ただいまの室温は5度。

テレビ

液晶テレビが備え付けられているのだけど、地デジ対応前の機種。地デジチューナーに接続されていた。

湯飲み

お茶とお茶請け。湯飲みが3つ置いてある。すばらしい、2泊3日だから、1日ひとつ使っていこう!・・・意味がよくわからないけど。

浴衣

和風の宿の何が良いって、浴衣があることだ。最近はホテルでも、健康ランドで着るような室内着を置いてあるところも多いようだが、やっぱり浴衣最強。風呂に何度も出入りする場合、するっと前がはだける浴衣は便利だ。

卓上の書類

「あなたは、今、健康ですか?」

と挑発的に語りかけてくる冊子をテーブルの上に発見。お、こっちが療養に訪れてるからって、鋭い指摘じゃないか。

書類中身

いや、こんなのはいいんだ。いらんいらん、帰ってくれ。

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