
13:11
ハンバーガー到着。ポテトとドリンク付き。
「値段が高い」としり込みしているくせに、セットメニューを頼んでるんじゃねぇよデブ。
いやだって、ハンバーガーだけ食べて帰るというわけにもいくまい?
なんだか、「温泉療養に行ったら、太って帰ってきた」ということになる予感ぷんぷん。きっとそうなる。宿メシしこたま食べて、お昼がこれなんだもん。温泉に入って汗をかいたくらいではどうにもならん。
「健康を取り戻したので、いくぶんふっくらしました」
といえるのはストレスで痩せている人の言葉だ。デブがますます肉付きがよくなったら、それは単なる「飼育」にすぎぬ。

HUTTEハンバーガー!
だるま落としゲームをやってもいいぞ、と思えるくらい高く積みあがっている。こうなると、もう「ハンバーガー」としての意味ってよくわかんねぇな。「手で押しつぶされること前提」の食べ物というのはちょっぴり切ない。
まあそれをいったら、ロッテのアイス「クーリッシュ」なんて、握りつぶされ、ひねり出されることを前提とした野蛮な食べ物(飲み物??)だ。見目美しく食べるだけが食事の喜びではない、というこっちゃ。
どうせ最後は便となって排出するわけだし。
おい待て!それを言ったら身も蓋もないぞ。

デカさ比較のためにスマホを並べてみた。だからなんなんだ、という感じではある。スマホ自体が大きいもの小さいものさまざまなので、比較対象としてはいまいち。

ミートの形は無骨。マクドナルドのように工業品といった感じではなく、無骨だ。その上にオニオン、トマト、レタス。レタスなんてもう、おもわず「布団圧縮袋に入れてぇぇぇぇ」と思ってしまう。

そんなわけで、がぶーとかじりついてもうまくかじれんのですよ。
「僕は体格が大きいほうだから」と余裕で、握りつぶさないままかじってみたけどうまくいかなかった。

で、ほとんどかじれないやら、その割には普段使わない角度まで顎関節が広がるやらで、渋い顔をしているおかでん。決してこのハンバーガーが不味いからではない。「うほぅ」という表情だ。

100%ミートなので断面はこれ。豚肉ではないので、わざとらしいような肉汁ドバーということはさすがにない。A5ランクであっても。でも、豚にはないしっかりした味わいはさすが牛肉。うまいのぅ。癒されるのぅ。財布は癒されなかったけど、やっぱりお金を払えばそれなりのものが食べられるのぅ。

せっかくのハンバーガーだけど、おすすめにしたがって握りつぶしつつ食べる。目が遠くを見ていて、必死さが伺える。

本日のお昼ごはん代、1,880円。
うひゃー、ちょっと贅沢しちゃった。おとなしく部屋に戻ってまた療養に戻ろう。でも、随分良い気分転換ができた。朝晩が和食だったので、お昼にあえて洋食というのは良いものだ。
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