疲れ果てて雪国【那須湯本】

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2014年12月17日(水) 2日目

二日目の朝

06:48
2日目の朝。昨晩はしっかり寝ることができた。そりゃ、きついお風呂にあれだけ何度も入っているのだから当然だ。

僕は不眠症ではないのだが、夜眠れなくて困っている人も温泉療法というのはよいのではないだろうか?まず、お風呂に何度も入れば疲労困憊する(正しい入浴方法ではないのだが)。さらに、規則正しい時間に食事が提供される。都会から離れた温泉なら、心をざわつかせるいろいろな情報が少ない。脳が落ち着き、不眠症が少しくらいは解消されるのではないだろうか?もちろん、1日2日で改善するわけはないので、それなりの「湯治期間」は覚悟する必要があるけど。

障子を開けて外を見る。今日も滝の湯が眼前にあって微笑ましい。この光景だけで、転地効果ばっちりだ。せっかく旅行に行ったのに、窓からの景色が隣の旅館のこ汚い壁だったりしてがっかり、というのはありえることだ。宿に泊まったからといってそんなに窓の外の光景をジロジロ見ないとはいえ、やっぱり景色はよいものであってほしい。

長靴が出ていた

06:50
さっそく今日も滝の湯に行ってこようと思う。

温泉に泊まったからには、「チェックイン後に1回、夕食後に1回、寝る前に1回、朝起きてすぐに1回、チェックアウト直前にダメ押しでもう1回」の5回は入浴したいものだ。貧乏根性、と笑われようが、体に悪いからやめろと言われようが、1泊2日で5回が目安だ。もちろん、時と場合によっては4回とか3回のときもあるけど。

というわけで、朝ごはんを前に一発お風呂に入るのだった。たとえお風呂が寒い屋外にあったとしても、それは変わらぬ。寝ぼけまなこでぼんやりしながら朝食、というのは、せっかくの「宿メシ」の印象が薄れる。

そんなわけで、朝から血圧高めでお出かけ。玄関には昨晩までなかった、長靴が用意してあった。昨晩のうちに雪が積もったので、さすがに下駄でお出かけとはいかない。宿のご主人、気が利いている。

靴の中にファーが付いているのが、いかにも雪国仕様だ。都会暮らしの僕にとっては、こんな「中にファー」という作りだと、「靴が臭くなりそう」ということを心配してしまう。

親切を踏みしめて風呂へ

新雪の中を、長靴を履いてお出かけ。足跡が新しくつけられていく、というのは何歳になってもワクワクするものだ。さすがに雪だるまを作ったり、走り回ったりはしないが。

それは年相応の変化だとは思う。しかし僕の場合、「雪だるまを作ろうと思わない、走りまわろうと思わない今の自分」がとても悔しく感じてしまう。そんな、「二兎を追う」必要なんてぜんぜんないのに。

風呂のお掃除時間

朝風呂にしっかりと入る。壁には、10時から12時の間は掃除のためお風呂に入れないよ、という注意が書いてあった。この時間は何をしてすごそうかな、せっかくだから鹿の湯にでも行ってみようか?お金かかるけど。

朝食

07:18
宿で朝ごはんを食べる。

広間ではテレビがついており、NHKの朝のニュースが流れていた。・・・ああそうか、今日は平日なんだったな。曜日感覚がいまいちない状態だ。

作業着のおじさんはそそくさと朝ごはんを食べ、ご主人と何か話をしたあと出かけていった。僕は何もないので、ゆっくりとご飯を食べる。

昨晩に続いて体積のある生野菜サラダが用意されている。宿メシでもっさりとしたサラダが提供されることってあまりないので、なんだか嬉しい。「療養っぽくていじゃないか」といいながら、ワシワシと食べた。

罪悪感、というキーワードをこの連載では連呼しているが、食べ物においてもそれはある。やっぱり肉と魚では肉のほうが罪悪感があるし、野菜のほうがそれらより罪悪感が少ない。

もちろん僕は肉も好きだが、やっぱり今回の旅行で、肉をモリモリ食べてウメーッ!と叫んでちゃ駄目なんだと思うわけよ。自意識過剰だとは思うけど。

え?昨晩、豚しゃぶを食べたじゃないかって?いやそうなんだけど、しゃぶしゃぶならセーフだと思う。これがすき焼きだとアウト。ジュウジュウ音を立てているステーキは最悪。

雪は降る

11:19
朝食後、部屋でしばらく休んでパソコン作業をやったのち、お出かけすることにした。

お昼ごはんをどうするのか、というのは大きな課題だ。「食べログなどで調べるのは療養の主旨から外れるのだけど・・・」と躊躇しつつも、ざっとこの界隈の食事どころを探してみた。

うーん、バスに乗っていく?

この宿がある界隈では、そもそもお店が少ないし、水曜日が定休日になっていたりしてあまり期待できなかった。那須湯本のバス停すぐ脇にハンバーガー屋があったので、そこは一応「押さえ」として候補に入れておくが、その他のお店が全然見つからない。

少し山を下ったところに、有名な巨大施設「ホテルサンバレー那須」がある。ここにはレストランがいくつもあるので、散歩がてら行ってみるというのはありだ。ただし、雪が降ってるし、歩くとなるとちょっと時間がかかる。「おとなしく過ごす」という趣旨からしたらちょっとイカン気がしてならん。片道20分くらいか・・・。うーん、ちょっと調子に乗りすぎている気がする。それに、ホテルに到着したら、「ホテル内を探検しよう!」とはしゃぐに決まってるし。

とりあえず、「鹿の湯」に行くことにした。1時間くらいここでお風呂に入り、その後にお昼ご飯を食べにどこかへ行けばよろしかろう。

つるつるすべるので注意

11:20
鹿の湯に通じる、元湯民宿街の道。既にわだち部分が滑りやすくなっていて危険。なれない雪のなか、ペンギンのようによちよち歩きをしながら坂を登っていく。



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