
16:51
宿に戻る。宿の一階にあった自販機の値段をチェックしておこう。もうお酒を飲まなくなったし、こういうところで飲み物を買うことはないのだけど、いまだに習性が治らない。
ふむ、ビール500ml缶は450円、350ml缶は350円か。500ml缶については、宿にしては良心的な値付けだと思う。
だー、だから一体なんだというんだ。関係ないのに。

17:41
宿の人から声がかかったので、食事をいただきに1階に下りる。17時40分にして夕食なので、かなり早い。夜中おなかを空かせてしまったらどうすればいいの、と思ってしまうが、宿に泊まっていてそんな経験は一度もないから大丈夫だ。宿メシは総じて量が多い。

「那須高原産ハーブ豚のしゃぶしゃぶと郷土の味覚プラン」という名前の宿泊プランを2泊、申し込んであった。なんだかものすごく贅沢しとるやんけキミイ!と指摘されそうだが、こんなネーミングでも一泊二食付きのものとしては一番安いプランなんです信じて下さい。
2泊3日(4食付き)で税別12,600円+暖房費2日600円。風呂が宿にはない、ということもあってか、激安の部類だと思う。風呂掃除にかかる手間暇をさっ引くと、こういう料金になるのかもしれない。素晴らしい。でも、飯はちゃんとしているという口コミは事前に入手していた。で、実際にはこれ。
贅沢な料理!というわけではないけど、なるほどこれはヘルシーかつ満腹になれそうな予感。

生のほうれん草がそのままお皿に盛りつけてあったので、これはどうやって食べるの?と思ったら、ご主人が厨房から煮えたぎるガーリックオイルを鍋で運んできて、目の前でじゅっと回しかけてくれた。とても香ばしい臭いが立ちこめる。
このサラダだけでなく、「那須高原豚のしゃぶしゃぶ」にも大量の野菜が仕込まれており、とにかく夕食では野菜をたくさん食べた印象だ。でっかい米なすの田楽、胡麻豆腐もあったし。
大満足大満足。
お隣に座っている「作業着姿の一人泊の人」とは会話を一切かわさなかった。なんか・・・喋ったほうがいいかな?とか気を遣って、聞きたくもない「どこからいらしたんですか?」みたいな会話をするのはイヤだったから。そういうので精神すり減らすのは今回はやりたくない。

20:49
夕食後部屋でくつろいで、本日二度目のお風呂へ。
いいお湯、いい湯屋。最高だ。
一回目は「見慣れぬ光景」だったので落ち着かなかったけど、二度目にもなればすっかり「我が家の延長」気分だ。十分にくつろぐ。気持ちが和らいできた気がする。

20:57
外は雪が降り出した。こりゃ、明日の朝は積もるかもしれない。
ならばますます明日外出は無理だな、困ったなあとニヤニヤしながら考える。療養の観点から、遠出なんてする気はさらさらないのだけど、それを後押しする天候。いいじゃないか、一日ここ那須湯本で雪隠詰めになっていよう。
ただし、昼飯は自己解決しないといけないので、それをどうするか?という課題はあるのだが。なにせこのあたりにはコンビニすらない。

20:58
宿の玄関先には、ご主人の携帯電話番号が書かれた看板が置いてあった。昼どきでもご主人はこの宿を離れていることがあるので、その場合は携帯に電話をくれ、ということだ。

21:02
部屋に戻って、パソコンを広げる。
くつろぐのが目的なのだから、本来的にはパソコンなんて持ち込むのはNGだ。しかし、OKにしたのは、現在「アワレみ隊OnTheWeb」のサイトを、昔ながらのレイアウトからブログ形式に移植している真っ最中だからだ。これが足かけ2年はかかるであろうと予想される大工事で、ものすごく手間がかかる。その作業をしこしこ療養先でも行おう、というわけだ。
その「移植作業」は、写経に似ている。何千ページにも及ぶページを、丹精こめて新しいフォーマットに変換していかないといけない。ラジオを聴きながら片手間に、なんてできないくらい根を詰める作業だ。余計なことをあれこれ考えなくて済む、という点で今回の療養には都合がよかった。

23:31
22時半過ぎ、この日三度目になるお風呂に入り、23時に宿に戻ってきた。その後はパソコンをいじるのをやめ、布団で観光パンフレットなどを眺めて過ごす。
2013年春に僕はきっぱりお酒をやめて、それ以前とそれ以降では生活ががらりと変わったのは既報のとおりだ。で、よい事も悪い事もあったのだけど、悪かったことといえば「生活にメリハリが無くなったために性格がカリカリするようになった」ことだ。
昔は夜になったらビールを飲もう、とそれを目当てに昼間頑張ったし、夜になったら「はいもう今日は終わり終わり!ビール飲むよ!」とすっぱりそれまでの作業を終わりにすることができた。酔っちゃったらもうどんなに逼迫した仕事でも重要なことでも、「明日やろうぜ明日」となった。
昔は「明日できることは明後日やる」くらいの心構えだったのに、今では「明日できる事を今日のうちに済ませちゃう」形にしないと気が済まない。それは療養を重ねてある程度の成果が出た後の今(これを書いているのは2015年12月)であっても変わらない。
僕は「TickTick」というToDoリスト管理アプリ(兼、webサービス)を利用しているのだが、先日アラートが飛んできた。そこには英語で、「あなたは世界中のTickTickユーザーの99.9%よりも多くのタスクをこなしています」と書かれていた。つまり、日常生活の中でアホみたいにToDoをこしらえて管理している変態だぜ、と認定されたわけだ。いかんなー。
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