夜の松之山温泉を歩いて宿に帰る。さすがにもう静かだ。あ、もともとこの温泉街は静かだったか。
宿に戻ったのち、部屋にいた女性陣を招きいれて宴会を始める。
テーブルにずらりと並ぶは、ヱチゴビール。その数、5種類。中には「こしひかり越後ビール」なんてビールもある。これはビールなのか?と思ったが、そういえばラガーやスーパードライなどには米が入っていたっけ。いまさら珍しいことではない。
5種類も並べれば、ヱチゴビールは全種類制覇しただろう。酒飲みが4名いれば、全種類制覇が捗るものだ。・・・とほくそ笑んでいたが、瓶のみで提供している種類も入れるともっとたくさんあることが判明。制覇というのは生やさしいことじゃない。
乾杯。
宿メシ食べて、男性陣はかつ丼を食べたのちに、よくもまあこうやってビールが飲めるものだ。焼酎とか清酒を飲むならまだしも、一番おなかが膨れやすいビールなんだから。
「温泉に入れば、何杯でもビールが飲める」という人たちなのかもしれない。
越後湯沢駅で仕入れた、笹団子を食べる。
家から持ち込んだジェンガを楽しむ。
100円ショップで買ったものなので、作りが雑だ。プラスチック製なのだけど、バリが残っていて手にひっかかったりもする。形も、製作者側の意図ではなく若干不揃いだ。慎重さが要求されるジェンガにおいて、こういうアンバランスさは難易度を高めている。安物だからこそ、難しい。だからこそ面白い。
しばらく夢中になって5人がジェンガをやっていた。
唯一お酒を飲んでいないおかでんが強いものだと思っていたが、案外そうはならないものだ。一進一退。
越後湯沢駅で買った、新潟限定の「ばかうけ」登場。唐辛子味で「激辛注意」だ。
こちらは東京から持ち込まれたバウムクーヘンの切れ端。「もろみ入り」ということで、醤油の味がする「しょっぱ甘い」食べ物。
しばらくジェンガをやった後、トランプに移行。大富豪を延々とやる。
24時過ぎ、就寝。
さて、明日はのっとれ!本番だ。食い倒れの旅は今日でおしまい。明日は憧れのハワイの刑を申し受けないと。そのためにはきっちりと完走しないと。
2016年03月13日(日) 2日目
2日朝。天気がとてもよく、すっかりのっとれ日和になっていた。まだ雪が残る松之山だけど、風は既に春の気配を感じさせる。
朝食の前に、朝風呂に向かう。朝は、大浴場が男女入れ替わるので、昨晩とは別のお風呂となった。
昨晩、おっぱい風呂について女性陣に聞いてみたところ、「あんまりリアルではない」といまいち冴えない表情だった。男性陣(というかもっぱらおかでん)が「えー、でもそれなりの出来ではあったよ?」と言ったのだけど、そうではない、というのが女性たちの見解。そうか、やっぱり女性の身体は女性が一番詳しいわけだし、デフォルメされている彫刻にはなかなか賛同できないのかもしれない。
・・・と思ってこのお風呂のおっぱいを見に行くと、あれれ?昨晩のおっぱいと形が違う。というか、なんだこれ。まるで女性の美顔用ゲルマニウムローラーみたいな形になってる。
これは、さすがに言われなければそれだとわからない。
確かに「おっぱい風呂」といえばそうなんだけど。お湯は胸の先端からほとばしるのではなく、首元から流れ落ちるスタイルだった。
こちらの方が初代で、昨日見たほうが二号機なのかもしれない。昨日のほうがはるかに精巧だし、リアリティがある。
ちなみに1階ロビーには、「旅の記念に!」ということで「おっぱい風呂酒」なるものを売っていた。ラベルには堂々とオパーイの絵が。これを新幹線などの公共交通機関の中で酌み交わしていたら、相当目立つな。
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