ゼッケンを装着したり、身支度を済ませたところで屋外の会場に向かう。
今日は良い天気。
しかし、そのせいで昨日以上に雪がぐずついている。
足元をすくわれないように気をつけないといけない。スタート直後は、みんながわーっと全力疾走に近い形で飛び出すので、絶対に足を滑らせる人がいるはずだ。自分がそうなっちゃいけないし、巻き込まれてもいけない
会場。
ぼちぼちと人が集まり始めている。なにせ、「のっとれ戦士」だけで500名弱いるのだから、その人達がここで飲み食いするだけで随分と売上に貢献する。
会場と道路の境界。
会場はまだ雪が残り、道路は完全に雪がない。
開会までしばらく時間があるので、みんなで屋台を見て回る。我々はこれからレースなので飲食している気分的ゆとりはないけど、留守番担当であるおやびんは「さあ、これから何を飲み食いして過ごそうか」と虎視眈々だ。
で、目に付けたのがこれ。店頭に太い竹筒が突き刺さっている屋台。この竹筒には水道の蛇口が取り付けられていて、竹筒には「越乃景虎」のラベルが貼ってある。
「蛇口をひねれば、本当に日本酒が出てきますよ」
と店員さんに教わり、がぜんテンションがあがるおやびん。ええ?こんなところにお酒が入っているの?
いやまあ、竹筒にお酒を入れ、蛇口でそれを出すというのは簡単にできることだ。しかし、簡単だって言うならお前がやってみろ、っていう話で、いざこういうのを目の当たりにすると「飲んでみたい」という気持ちになるものだ。
で、実際に注文しました越乃景虎、竹酒バージョン。
竹筒を使った器ではなく、紙コップというのがもう少し工夫の余地があった気がするけど、飲みながらあちこちウロウロする客のことを考えれば紙コップにせざるをえないのだろう。
いずれにせよ、蛇口をひねったら確かに酒が出てきた。「ほとばしった。」というほど勢いよく出てはこなかったけど、なんか写真映えする光景だ。
というわけでおやびん、朝10時過ぎにして早くも本日一杯目のお酒。昨日に引き続き朝酒がうまい。
ステージ上ではいろいろパフォーマンス展開中。
ぐんまちゃんが両手両足をおっぴろげて「まいった」ポーズ。
昨日も下見をした、騎馬落としを確認する。今更確認したって、何もかわらないけど。
騎馬落としから崖下を見下ろす。
あの舗装剥き出しの左手に、本来なら「馬落とし」があったわけで。そりゃあ、中止になりますわな。
で、騎馬止めまであがってくる崖。
春の到来を告げるぐずぐずの斜面。例年のようにつぼ足で、膝近くまで埋まるということはないけれど、これはこれで地味にイヤな傾斜。
馬落としのかわりに大回りルートをとる、ということらしいが、ここからはそのルートを見ることができない。ああ、大回りはしんどいな。辛いな。相変わらず副鼻腔炎が完治していないので、呼吸が苦しい。早く終わらせて、とっととハワイに療養に行きたいものだ。多分ハワイが決まれば、副鼻腔炎は一発で治ると思う。
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