俺の引っ越し2013

浴槽
シャワーと、鏡

浴室を覗いてみる。

悪くない作りだ。特に欠点はない。築10年弱、若干金属部分に傷みがあるものの、こぎれいにまとまっている。

座ってシャワーを浴びていたら、正面に鏡があるという作りもいい。

浴槽がえらくしっかりした作りなのが目に留まった。そういえば昔、実家の風呂の中で足を突っ張って伸びをしたら、風呂桶を割ってしまったことがあったなあ、と思い出す。風呂に入って気持ちよかったので、ついつい踏ん張ってしまったんだ。そうしたら、ビシッと音がして、風呂桶が縦に割れた。あれは心底びっくりしたもんだ。

トイレ

浴室の隣にあるトイレを覗いてみる。

わわ。正面の壁だけ壁紙が違う。

「おしゃれですね、これ」

担当者が感嘆する。なんか落ち着かない感じがするけど、でもこれはこれでいいのかもしれない。変なところで凝ってるな。

予備のトイレットペーパーを置く棚が備え付けられていたり、便利。

うん、基本的にこの家は作りはよさそうだ。

独立洗面台

いやいや、平凡とは言わせない。この物件には、独立洗面台が付いているのだ。

もともと僕は、「独立洗面台がある物件がいい」と希望してきたのだが、全然そういう物件は提示してもらえなかった。あまり存在しないのだろう。大抵、風呂場の中に洗面台がある。

ここの独立洗面台、シャワーになっているのが便利。朝シャンするのも余裕だ。これはいい。

でもなんだろうな、ワクワク感とはちょっと違うんだよな。

リビング

リビングに入ってみる。照明が取り付けられていないので真っ暗だ。

しかも、壁の一面が黒っぽい。ここも、トイレ同様に違う壁紙が張ってあるのだった。どういうコンセプトだ、この家。シックな雰囲気にしたいのだろうか?

家具の色やデザインに気をつけないと、やたらと浮いた家になったり、お葬式状態の家になったりしそうだ。難しいなこれ。

この部屋、不動産屋が推すとおりに全く梁がなかった。デッドスペースができないのは確かに良い。

24平米の家にしてはそれなりに広く感じるのは、恐らくこの物件にベランダがないからだろう。窓の外は、すぐに壁だ。
物干し竿を引っ掛けるための仕組みは一応あるけど、あんまり干したくはない。浴室乾燥もないし、ここに住むなら洗濯乾燥機はぜひ欲しいところ。

その窓だが、シャッターが閉まっていた。道理でこの部屋、真っ暗なわけだ。

「2階なのにシャッターがあるのか。びっくり」

後で知ったが、このあたりは治安が悪い場所らしい。2階でも油断ならない、ということだろうか。

押入れ

この物件にはクローゼットはない。押入れがある。

「ベランダがないので、ここに諸々の荷物全部が入らないとダメってことか」

ゴルフクラブはこの家には持ち込めないっぽい。まあそれはいいんだが、下の段にキャンプ用品詰めてー、中段に衣類置いてーってやるとたぶん足りないっぽい。

さっき、潤沢な収納スペースを見たから、ここの押入れでは物足りなく感じる。

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36

コメント

コメントする

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください