モニタ付きドアホン。オートロック物件でモニタ付きってのは当たり前になってるんだな。
今回の内見でドアホンもいくつも見てきたので、もう今更興奮はしない。
ベランダがこの物件にはある。
キャンプ用品などが置けるのはありがたいし、ごみ収集日までの間、ごみを暫定的に置く場所として使えるのもいい。
そういえばこれまでベランダがない物件をいくつか見てきたが、ああいう部屋ってごみがたくさん出たとき、どこに置くんだ?押入れの中か?たとえば引越し直後は、大量のダンボールや発泡スチロールがごみになるわけだが、どうするんだろう。
そんな時こそ、ベランダですよ。
ベランダから外を眺めると、目の前に駅のホームが見えた。本当に駅近だ。
天気が悪いときなど、電車が動いているかどうかをチェックしたけりゃベランダに出ればいい。これは便利だ。しかも、駅から近いんだから、最悪傘なしでも全力で走れば大丈夫。
うん、やっぱり駅から近いところに住む、というのは何者にもかえがたいワクワク感がありそうだ。
【11軒目:最後の物件はミニ冷蔵庫付きの微妙なやつ】
これで内見候補は最後となる。また電車で移動して、お目当ての物件を目指す。
移動の都度、担当者に電車の乗車券を買ってもらいなんだか申し訳ない気持ちになる。仲介手数料でちゃんとこのコストはまかなえるんだろうか、と。
この日は16時から内見をスタートしたので、まだ2軒目なのに既に空は暗くなってきていた。内見するのは明るいうちにするべきなのだが、いろいろ制約があるので仕方がない。
11軒目の間取り図。
ちょっと大きな駅から徒歩3分のところにある物件、というところが魅力。その割には家賃も安い。しかし、部屋の広さは22.86平米とややせまく、そこに不満が残る。多分ここを選ぶことはないだろうな、と最初からわかっている状態。しかし、ここに住めば、都心部へのアクセスは容易であり、その点においてのみ魅力を感じられるかどうか、だ。
やっぱり、少々ギミックがある家や新しい家なんかより、利便性が全てだと思うんスよ。つとめ人なら、毎朝の通勤で楽な方がいいに決まってるわけであり、少々条件が悪くても「都心に近い(=職場に近い)」ということは魅力となる。
以前、友達が池袋に住んでいたのだが、彼がこう言ったのを今でも覚えている。
「独身のうちだからこそ、こうやって山手線の駅なんかに住むんだよ。今のうちじゃないとできないことだから」
確かに、世帯を持つ場合、家の面積も当然広くないといけない。そうなると、家賃を考えると郊外を選ばざるをえなくなってくる。ただし、彼の場合、結婚したのちに茗荷谷(山手線の円内。東京メトロ丸ノ内線が最寄り駅)に移住したので、あの発言は何だったんだ、と驚くけど。
この物件の場合、バストイレが一緒になっているユニットバスであること、そしてキッチンのところに「ミニキッチン」という記述があることがとても気になる。この二つの条件に納得がいくかどうか?
「ミニキッチン、って何ですかね?」
「おそらく、お湯を沸かすことくらいしか想定していないんだと思いますよ」
そういわれてみれば、間取り図を見たら冷蔵庫置き場らしきものが見当たらない。まさか、小さな備え付け冷蔵庫なんじゃあるまいな?
「案外大丈夫ですよ、ミニ冷蔵庫でも。ジュースなら2-3本は入りますから」
と担当者は言うが、いやちょっと待て、2-3本のジュースで納得できるのか?俺。ビールを飲まなくなった分、冷蔵庫の需要が下がっているのは間違いない。とはいえ、麦茶を大量生産して冷やしておきたいよね、と思った時どうするんだ?冷凍食品は?
多分、ミニ冷蔵庫だったらアウトだと思う。「冷蔵庫、買わなくて済む!ラッキー!」なんて絶対思わないはず。
玄関を入ったところ。Welcomeと書かれた紙が床に置いてある。清掃済みですよ、というPRでもあるのだろう。
正面すぐが突き当たりになっているて、右手がリビング、左手が台所とユニットバスになっている。ここなら、宅配便の人などに家の中をジロジロ見られなくて済む。内見1軒目の家なんて、丸見えだったもんな、今考えたらありえん。
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