俺の引っ越し2013

ボタンがいろいろついている

浴室の入口脇に、カラフルなボタンがいくつもあった。

ぱっと見ただけで、男の子心をくすぐるデザイン。なんだかメカに囲まれた家って、あこがれるゥゥゥ。

給湯のスイッチかと思ったが、よく見たら違った。これ、浴室乾燥機だな。「乾燥」「涼風」といったボタンが並ぶ。産まれて初めて見た。

浴室乾燥機というのは使ったことがないのでいまいちそのメリットを見出せていない。なので、この物件を紹介された際に、不動産屋に聞いてみた。便利なのか?とストレートに。

「便利ですよ。雨の日でも服を干せますから。あと、花粉症でしたら、外に干して花粉が服に付く、ってことを防げます」

うーん・・・。

「ドラム式の洗濯乾燥機を買わないで、普通の洗濯機にして浴室乾燥機を使う、という手もありますよ」

うーん、うーん。

気に入った物件にたまたま浴室乾燥機が付いているなら「ま、いっかぁ」とは思う。でも、浴室乾燥機が付いているということで、その物件の評価がUPするということはないな。

洗濯乾燥機だったら、洗濯から乾燥まで一貫してやってくれる。ハンガーや洗濯ばさみに衣類をセットして干さなくてもいい。

そっちの方が便利じゃないか。

そう思えば、浴室乾燥機というのは「風呂場のカビ防止」くらいにしかメリットを見出せなかった。

いや!でも風呂場のカビ防止は大事!今住んでいる家は、黒カビが大量発生してしまい、既に僕はそれをどうにかする気力を失っていた。カビはできてしまってからでは遅い。出来る前に清潔に保つことが大事だと思う。

なんやかやで心が乱れるが、結局は「メカっていいよな」ということに尽きる。

キッチンは二口ガスコンロ

キッチン。ガスコンロが二口ついている。コンロの口を横に並べるだけのスペースがなかったらしく、斜めに並んでいるのが苦肉の策。

料理教室に通うほどの料理好きではあるが、今回の物件探しでは特に「コンロの種類、口数」には注文はなかった。

もちろん、二口コンロの方がいろいろ料理がはかどるのは、簡単に想像が付く。一口コンロで料理を一通り作るのは、正直言って面倒だ。でも、それがわかっていても二口コンロにあまり興味がないのは、

「そんなものを手にしてしまったら、キッチンを手厳しく散らかすに決まっている」

という恐怖と、自分への不信感があるからだ。

今住んでいる家では既にキッチンが汚れまくっていることは、前に述べたとおり。自炊は楽しいが、片付けが苦手な僕において料理を手広くやるのは危険すぎる。

キッチンにおける物理的制約、ってのは重要だと思っている。あんまり広くて便利なキッチンは、むしろ自分を堕落させる。まだ毎日外食やコンビニ弁当の方が生活の質が高いかもしれないと思うくらいだ。

食器を置く棚

シンク上部にある食器を置く棚。

今住んでいる家にはこういう棚がなかったので、食器類は本当に置くことができなかった。置き場所がないので、冷蔵庫の上の電子レンジの上の、炊飯器の横に無理やり皿を置いている。

「手広く料理をしない」という点においてはとても正しい、清貧の狭さではあったと思う。でも、やっぱり不便だ。

こういう棚を見るにつけ、身長がそこそこあると楽だと思う。これが150センチ台の女性だったら、この棚には手が届かない。せいぜい、トイレットペーパーやティッシュペーパーの在庫を置くくらいのスペースになりそうだ。

頻度高く物を出し入れするには、位置が高すぎる。

分電盤

一応分電盤も写真を撮っておく。

知人に工務店系の仕事をやっている人がいるのだが、その人が「分電盤も案外大事」とレクチャーしてくれたからだ。

全体のアンペアしか気にしないものだけど、ブレーカーがどれだけあって、それぞれがどのように仕切られているのかというのは重要なのだという。

部屋全体としては容量範囲内であっても、一カ所のブレーカーに負荷がかかりすぎてあっけなくブレーカーが落ちる、ということはありえるからだと。

なるほどそれはごもっともだが、実際に分電盤を見てもやっぱりよくわからなかった。

ちなみにこの家の場合、8つのブレーカーのうち7つが使われていた。内訳は、「電灯」「電灯」「便所」「洗濯機」「ミニキッチン」「エアコン」「風呂場」だった。あれっ?リビングはどれ?

シンク下の物入れ

シンク下にある物入れも当然写真を撮るのだけど、特に何か評価ポイントがあるわけではない。ただなんとなく撮影しているだけだ。ゴキブリが出入りできるような隙間が空いていたら大問題だけど、それは特になさそうだ。

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