冷蔵庫置き場を計測してみる。
横幅は十分あるのだけど、奥行きが足りない。大きな冷蔵庫を置くことは、やっぱり考えていない作りだった。この手の家に住む人で、大きな冷蔵庫を置くっていうのはほとんどの物件において想定外らしい。
ちなみに、この冷蔵庫置き場の上にはコンセントが4つも備わっていた。
「あー、これって、小さな冷蔵庫の上に、電子レンジ、炊飯器などを置くことを前提にしてますね」
なるほど。
確かに、もしここに大きな冷蔵庫を置いたら、電子レンジとかの置き場がどこにもない。リビングに置くしかない。うー、リビングに電子レンジとか炊飯器とかは置きたくないなあ。
この物件を見れば見るほど、「独立したキッチン部屋がある家」の良さを再認識した次第。
こうして22時半、ようやくこの日の内見は終わった。残る2軒はまた明日。
【10軒目:リアル駅前でびびる案件】
前日に引き続いて内見続行。担当者と、某駅の駅前で集合。
今度の物件は、駅徒歩1分だ。しかもターミナル駅とも呼べる、複数路線が乗り入れている駅が最寄りとなる。
このあたりの不動産物価は比較的低いことはわかっていたので、これくらいガツンとスパイシーでないと僕としてもワクワクしない。
賃料67,000円+共益費2,000円。24平米弱。リビングは7.5帖。
1階にはコンビニが入っているというおまけつき。
今回は、駅前の不動産屋に立ち寄って鍵を借り受けた。あ、さすがに営業時間内のときは「宝探しゲーム」はやらないんだな。
そして物件に向かったが、本当に徒歩1分でびびった。改札から数えても2分程度か。
建物内に入ってみる。この建物はオートロックになっており、集合玄関に各戸ごとのポストがある。
それはいいのだけど、なんだろうこの変な作り。タイル張りというのも違和感を感じるけど、ポストの配置が・・・。
「いいじゃないですか、おしゃれですよねこれ」
と担当者は言うが、僕はおしゃれだとは思わなかった。スペースインベーダーみたい、と思ってしまった。
築13年の物件だけど、なんかくたびれて感じる。材質がそうさせているのか、それとも維持管理のしかたなんだろうか。
それは各戸の玄関においても言えて、青い扉なのだけど色あせている。そんなに強い直射日光を浴びたわけでもなかろうし、どうしてこんな色になったのだろう?
コメント