24時間温熱をくらえ【四万温泉】

中之条駅前1

12:39
中之条駅のロータリーに出てみる。

電車を下車した人たちは、みな車の送迎があったりするらしく、すーっと駅前から消えていった。がらんとした駅前。さすが平日だ。

中之条駅前2

1日の平均乗降客数は約1,000人程度だという。やはりこのあたりは電車よりも車中心の生活だ。

中之条駅の駅前。ロータリーはあるが、その周辺にはコンビニすらない。

「駅前一等地」であっても車社会前提の土地においては、さほどそれは大きな意味をなさないというのがここでも証明されている。車社会においての一番の繁華街はイオンモールだったりするのだろう。

駅前の食事処

こういう人気のない駅前なら、暇にまかせて「うおおおお」と走り回りたい気になってくる。でもやめておく。完全に誰もいないわけではなく、ちらほらとは人がいるからだ。

ここ中之条駅は四万温泉と沢渡温泉の玄関口として機能しており、どちらかの温泉に向かうのであろう中高年の皆様が少人数ながらもいた。そりゃそうだ、敢えて空いている平日にこの地を訪れているけど、客ゼロなんてことはありえないのだから。

駅前一等地では、派手さはないけど飲食店が軒を連ねていた。ほう?蕎麦屋があるのか。

食事処メニュー

店頭のお品書きを見てみたが、いまいちそそられなかったので入店はやめにした。お昼ごはんはまだだし、バスまでもうしばらく時間がある。食べていっても良かったのだけど。

ざっくばらんな飲食店でよくあるパターンだが、「料理の写真を切り張りしているメニュー」、あれを見て食欲を掻き立てられたためしがない。料理の写真がそもそも白茶けてしまっていることもあるが、丼や皿の形にあわせてカットした写真、というのが安っぽく感じてしまうからだ。

文字だけでお品書きを表記するよりもよっぽど意欲的であり、誠実さをほんのりと感じる。しかし、それと「うまそうに感じるかどうか」は別だ。

焼きまんじゅう

こちらもうどんとそばを扱っているお店。弁当もやっているし、上州名物の「焼きまんじゅう」も売っているようだ。店頭に焼き鳥テイクアウトカウンターのようなものがあるのは、ここでまんじゅうを焼くからだろう。

焼きまんじゅう、漫画「孤独のグルメ」でその存在を知って以来ずっと食べたいと思ってきたのだが、いまだに食べたことがない。ようやく食べる機会を得たのだからここはぜひ・・・と思ったが、お店に人の気配がない。「すいませーん」と店内に声をかけるのも面倒だったし、焼きまんじゅうなる食べ物を焼くのにどれくらい時間がかかるのかがさっぱりわからない。予想外に時間がかかったら、バスに乗り遅れてしまう可能性もある。だから、やめておいた。帰りに、この駅を利用するなら食べることを考えておこう。

マイクロバス

12:41
沢渡温泉行きの路線バスは、ワンボックスカーだった。「路線バス」とボンネット部分に書かれていないとわかりにくい。どこかの宿の送迎バスのようだ。

以前、今回のように体調が思わしくなかったとき、沢渡温泉で2泊3日の療養を行ったことがある。まさか時を経て沢渡温泉からほど近い四万温泉で療養をすることになるとは思わなかった。

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