お願いですから罰してください【のっとれ!松代城2018】

みんなの社員食堂

13:34
「みんなの社員食堂」の内部。

木材が大胆に使われていて、しかも背が高く斜めの天井。大きなガラス窓から明るい光が降り注ぎ、景色がとても良い。これはとてもくつろげる空間だ。思わず「おう」とため息が出てしまう、そんな場所。

なにしろ、この「みんなの社員食堂」がある「魚沼の里」は広大な敷地があり、その中に建物がぽつん、ぽつんと点在している。かといって、周囲がうっそうとした森で覆われているわけでもなく、眺望がとてもよい。僕らは冬しかここに来たことがないので、見えるのは一面の雪野原だ。でも、ここなら春夏秋冬、いつ来ても楽しい光景が広がっているに違いない。

みんなの社員食堂

解放感が特徴ともいえる社員食堂だけど、一部が仕切られている。

喫煙席?いや、この建物は完全禁煙だ。

じゃあこれが何かというと、「喫煙席」ならぬ「飲酒席」なのだった。お酒を飲む方はこちらでどうぞ、というわけだ。やっぱり、お酒を飲んでわぁわぁ盛り上がってしまう団体客と、単にお食事をしたいだけの客とが混在していると、うっとおしい。あと、お仕事中の社員さんにとっても、落ち着かないだろう。そんなわけで、隔離政策が採られているのだった。

全席数134席のうち、22席が飲酒可能。

ただし、昼時を過ぎてお客さんの入りがおちついたら、広いエリアの席でもお酒をたしなむのはOKなようだ(正式に確認したわけではないが、そういうお客さんがちらほら食堂内にいた)

みんなの社員食堂

みんなの胃袋を支える、厨房。カウンターで食券を渡し、できあがりを待つ。

お茶碗とお味噌汁椀はカラのものがお盆に載せられているので「あれっ?」と思ったら、ご飯とお味噌汁はセルフでどうぞ、と言われた。へえ!!そうなのか。つまり、お腹の加減に応じて大盛りにするもよし、小盛りもよし、というわけだ。見ると、厨房カウンターの手前にもう一つカウンターがあって、炊飯器と保温ジャーが用意されていた。

コーヒーを頼んだ人は、コンビニのコーヒーメーカーのような機械がカウンターに設置されているので、そこでコーヒーを抽出する。

みんなの社員食堂

ずらりと並んだお酒など。

八海山泉ヴィレッジは冬期休業中だったけど、その仇をみんなの社員食堂でとった感じ。ヴァイツェン、アルトの両方がお目見え。やあ、これが500円ならちょっと嬉しいな。

あと、八海山特別本醸造180ml。何がどう「特別」なのかと思うが、おそらく精米歩合が55ということで、純米酒なみに酒造米を磨いているところが「特別」なのだろう。

仲間たちに「折角だから飲んじゃえ」とけしかけている僕だけど、当然僕はお酒が飲めない。そこでノンアルコールビールですよ。

酒造メーカーでノンアルコールビールがあるのか!と驚いたのだけど、出てきたのを見たらサッポロの「プレミアムフリー」だった。

煮魚定食

カラスカレイあまざけ煮。僕が頼んだものだが、カレイのでけぇことでけぇこと。大皿いっぱいにカレイが陣取っていらっしゃる。「カブトガニ?」と思ってしまったくらいだ。

このボリューム感に驚愕してしまい、ついつい予定外にご飯とお味噌汁を多めに盛ってしまった。

豚ロース塩糀焼

こちらは豚ロース塩麹焼。

先ほどのカレイと比べると地味な見た目だけど、よくお皿を見てほしい。豚ロースが二枚重ねになっている、という事実に気がつくはずだ。やるなあ!これもボリュームがかなりある。

そのほか、小鉢2皿とお新香が付くのだから、これで1,000円なら大満足だ。

煮魚

カラスカレイの断面。

あのー、僕、ここまで肉厚なカレイを見た記憶がないんですが、どうなってるんですかこれ。

甘酒で煮た、ということで、やわらかくふわふわの食感。かといって、ご覧の通り煮崩れておらず、皮はあくまでもピン!と張った状態のままでプリンプリンしている。素晴らしい煮付けだ。

「しょっぱい料理」を、「ご飯がすすむ味」と形容することがあるけれど、このカラスカレイは「うますぎる」からご飯がすすむ。

そして、隠れ名物キャラが、お味噌汁だった。この味噌、なんだ?一口飲んで「えっ?」と二度見してしまう、うまさだった。ダシのせいなのか、酒造に適した水がうまいのか、味噌のせいなのか、よくわからないんだけれど。

ああ、水筒に詰めて持って帰りてえ!・・・そう思わせるくらいの、おいしいカレイの煮汁、おいしいお味噌汁だった。いやあ、かなりのもんだぞ、この社員食堂。

豚ロース塩麹焼きを食べている人たちも、大絶賛していた。どれもうまい、ということで、結論:この食堂サイコー、ってことで。

ドリンクサーバー

食後、コーヒーを飲んでくつろぐ。ううむ、良いひとときだった。

岩原のピットーレでゲレンデのスキーヤーを鑑賞しつつのピザが楽しめなかったのは残念だったけど、その残念さをリカバリーすることができた。よっしゃよっしゃ。

(つづく)