閉鎖病棟・上高地【小梨平ソロキャンプ2018】

10:30
腕時計をつけたままお風呂に入り、ギリギリまで湯船で過ごした。

「よし、ときは満ちた」と、ジャストインタイムで上高地バスターミナルに帰還。

外は、小雨が降り始めていた。人々は傘をさしている。これから明日、明後日まで雨が断続的に降る見込みだ。僕はそのギリギリまでここに滞在できたことになる。逃げ切りセーフ。

10:31
10時40分新島々行きのバスの改札が、きっちり10分前からスタートした。「出発まで10分も余裕があるんだし」と思っていたらいけない。本当に律儀に10分前スタートだ。

整理券番号順に呼ばれ、ザックのような大きな荷物を持っている人はトランクに荷物を預け、そしてバスに乗り込んでいく。座席は自由だ。

10:32
整理券を確保したものの、乗車しない人もそれなりにいる。

整理券を確保したあとになって乗る便を変更した人もいるし、いろいろな事情で遅刻した人もいるのだろう。

槍ヶ岳や穂高岳に登る場合、上高地スタートで上高地ゴールとなるルートを採用する人が多い。その場合、夏山シーズンなどバスが混むときはスタート時点で帰りの便を予約することをやる。

10:34
他のお客さんは着席したら出発まで座席でおとなしくしていることが多いけど、僕は「どうせ出発まで時間があるんだし」と余裕をかまし、一度バスから脱出してソフトクリームをゲットしに行った。

風呂上がり、何か冷たいものが欲しかったんだ。

さすがにここでノンアルコールビールを飲む、というのはちょっと違う気がしたので、ソフトクリームだ。うん、うま。

10:36
客待ちタクシーの前に、ドバトが何匹か。

ドバトなんて珍しくないのに、つい「おっ、鳥だ!」と撮影してしまった。

10:55
バスは出発し、新島々に向かっていく。

上高地帝国ホテル、大正池と昨日見たルートを逆に進んでいく。そして、釜トンネルに入り、しばらく真っ暗な中を進んでいった先に一筋の光明が。

・・・ああ、これで終わりか。下界だ。下界に戻ってきた。

釜トンネル入り口、「中の湯売店」と呼ばれている場所だ。

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