車道国内最高地点を目指せ!レンタサイクルでヒルクライム【乗鞍岳】(その1~8)

19:01
あてがわれた部屋に向かう。

もう19時ということもあって、部屋で夕食を食べた人は食べ終えたお皿が廊下に出ていた。

我々も早く身支度して夕ご飯にしなくちゃ。

本当に今日は朝から晩まで、ひたすら移動で終わってしまった。今回の旅が2泊3日で良かったよ、これが1泊だったら、明日自転車を漕いで、その足でまた長距離移動になるところだった。単に移動ばっかりしている旅。

しかも、明日の時点で土砂崩れが復旧していない場所はまだ残っているかもしれない。渋滞回避という点でも明後日に帰京するというスケジュールは正解。

本日のお泊り部屋。

登山用二人テントの予定が、畳の間に化けた。しかも温泉付きだ。「風が吹けば桶屋が儲かる」というけど、「台風が来たらキャンプが温泉に化ける」とは。

本日のお茶請けチェック。

「信州乗鞍高原」という名のお菓子だった。外観からでは中に何が入っているかわからない。ラングドシャかな?「白樺の小道」というサブタイトルが付いているし。

これでもし中を開けてみて、せんべいだったらびっくり&がっかりだ。お茶にはピッタリだけど。

なんだろうな、「高原」というのは洋菓子のイメージがすっかり定着してしまった。和菓子じゃないんだよな。高原=牧場=乳製品、というイメージもある。たとえそこに牧場がなかったとしても。

宿の案内。

きれいな内湯と、貸切露天風呂がある。貸切露天風呂は2つあって、1つが温泉、1つが温泉水ではない真湯を使ったお風呂。貸切露天は21時までなので、僕らはこれから夕ご飯を食べて、露天風呂に向かわないといけない。忙しい。

「露天風呂に向かわないといけない」という義務はないんだけど、なにせ明日は朝からサイクリングだ。チェックアウト時間までゆっくりしている余裕がないので、勝負は今晩に限る。

なお、内湯のほうには、

24時間入浴可能ですが、泥酔のお客様がいらっしゃる場合予告なく夜24時から翌5時までの間閉めさせていただくことがあります。

という注意書きが書いてあった。こんな記載、初めて見た。

酔っ払ってお風呂に入って、そのまま溺死されて発見が翌朝、というのは困る。それはわかる。でも、わざわざ「閉めることもあるよ」という注意書きがあるというのは、過去に苦い思いをしたことがあるのかもしれない。それはお疲れ様でした。

19:10
本日の夕食。

急な宿泊のお願いにもかかわらず、準備していただいて恐縮だ。「晩ごはんは自己解決してください。朝ごはんなら用意できます」といわれても仕方がない時間に予約を入れたというのに。

どうだこれが長野だ!と言わんばかりに、蕎麦、野沢菜、信州サーモン、桜肉などがならぶ。

桜肉。

遅れて、温かい状態でイワナが笹の葉にくるまれて蒸し焼きにされたものが届いた。こういう一工夫もありがたい。イワナが「お前か、遅刻したやつは?」という目でこっちを見ている。ごめんよぉ。

天ぷらも揚げたてを出していただいた。

抹茶塩、毎回どの程度つければよいのか悩むんだよな。というか、失敗する。

結論として、抹茶塩の小皿に天ぷらをチョン付けするんじゃなくて、抹茶塩を指でつまみ、天ぷらにパラパラふりかけたほうが良いのだろう。

お酒が一本サービスでつく、ということだったので、いしが熱燗を嗜む。僕はお酒を飲まないのでここは謹んでスルー。

20:21
貸し切り露天風呂に向かう。21時クローズなので、ギリギリセーフだ。1回の貸し切り時間は30分なので、服の着脱やフロントに鍵を返しにいく時間も踏まえると「貸切風呂体験」といった風情だ。実質20分程度で、ちゃちゃっと露天風呂を楽しむことになる。

貸切露天風呂は宿泊棟から外に出た別棟にある。夜空を見上げながら、別棟に向かう。

雲は相変わらず分厚いけど、月がぼんやり見えている。このまま明日まで天気がもってくれれば良いのだけど、無理だろうなあ。なにしろここは標高1,800メートル近く。天気が崩れやすいことはあっても、下界より安定しているなんてことはない。

(つづく)

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