車道国内最高地点を目指せ!レンタサイクルでヒルクライム【乗鞍岳】(その1~8)

09:07
乗鞍観光センターの向かいに、「おみやげ処エコー乗鞍」がある。

ここでも自転車は借りられるのだけど、レンタル時間の制約が何かあって、僕らの希望と合致しなかったのでレンタルしなかった。何が理由だったか、正確には覚えていないけど。

場所としては、ヒルクライムの道の起点にあたる場所なので便利なのだけど。

09:11
エコー乗鞍の中を覗いてみる。昨晩いしが飲んだ「安曇野浪漫」ビールがここには3種類置いてあった。ケルシュ、アルト、スタウトだって。へー。

09:15
「安曇野の天然水を使ったコーヒーはいかがですか?」と書かれた黒板を撮影している。なんで撮影したのか、今となってはよくわからない。何かこれに心惹かれたんだろうけど。

なかなかサイクリングを開始しないのは、天気の様子を伺っているから、とかビビっているから、というわけではない。レンタサイクルの受付ができる時間を待っているからだ。借りられ次第、即ヒルクライム開始だ。そうしないと、のんびり登っていたら返却時間に間に合わなくなる。

09:23
今回自転車を借りる予定の「ノーススター」。アウトドアアクティビティをあれこれ提供し、ツアープランも各種揃っている。宿もやっている。

先程までいた乗鞍高原観光センターより少し標高が下がるのでちょっと悔しい。ああ、この標高差を自転車で登り直さないといけないのか、と考えてしまうからだ。ドンマイ。

自転車が描かれたホワイトボードがお出迎え。

09:40
手続きを済ませて、マウンテンバイクを2台レンタルした。畳平を目指すことを伝えると、「おっ」という顔をされ、「頑張ってください」と励まされた。まあそりゃそうだよな、この天気だし。

記憶が定かじゃないけれど、確か1日レンタルして1台4,000円。

それにしても久しぶりのMTBだ。見るのさえ、久しぶりな感じがする。今から20年くらい前だろうか、巷にMTBブームってのがあって、若いやつらの多くは意味もなくMTBに乗っていたものだ。タウンユースであっても関係なく。MTBなんてタイヤ幅が広くて路面抵抗が大きいので、街中で高速移動するにはあまり向かないんだけど。

それが今じゃ、もっぱらママチャリとチャイルドシートを装着した電動チャリだらけですよ。僕が住んでいる場所がたまたまそうなのかもしれないけれど、若々しいスタイルのチャリンコって殆ど見なくなった。昔はドロップハンドルの自転車なんてザラだったのにね。

で、このMTB、結構本格的だ。フロントにサスペンションがついている。僕らは舗装道路しか走らないのでサスペンションの良さを体験する機会がないけれど、ダートロードを走るならきっと快適だろう。

あと、何よりも特徴的なのがディスクブレーキを前輪・後輪ともに搭載していること。ディスクブレーキ搭載の自転車に乗るのは今回が人生初だ。スタッフの方に、ブレーキのかけ方についてレクチャーを受ける。「自転車のブレーキなんて」と甘くみちゃいけない。普通のママチャリブレーキ感覚でブレーキをかけると、ガンッとタイヤがロックして身体がふっとばされてしまう。力加減が重要になってくるブレーキだ。

09:42
身支度をして、ノーススター前を出発する。

いしは雨が降ってもいいように、すでにレインウェアを装着している。僕は蒸れるのがイヤなので、ギリギリまでレインウェアは着ない覚悟だ。ゴアテックス製のレインウェアといっても、蒸れるものは蒸れるんだよな。

自転車の返却リミットは16時。6時間で行って帰ってこれるだろうか?

09:49
登り開始。さっそく道が容赦ない。

普段の生活では、「この坂を越えると、下り坂が待っている」というヌルい地形ばかりを自転車で漕いでいる。たとえば橋で川を渡るとか。だからこそ、頑張れる。踏ん張れる。「あともう少しだ!」と思えるから。

しかしここはどうだ?ひたすら登りだ。視界から消えるところまで登り続けたって、その先もまた登りだ。もう、登るしかない。富士山の登山道と一緒で、この道には「一旦下り坂があって気休めできる」なんて場所がない。

10:15
登り始めて30分過ぎ、建物が見えてきた。休暇村乗鞍高原だ。


30分かかってまだここか、という感じがするけれど、なにせひたすら低いギアでキコキコ漕いでいるので仕方がない。

ノロノロと自転車で前に進むのを諦めたら、あとはもう「自転車から降りて、手で押して前に進む」しか手段がない。そんなことをやるくらいなら、自転車を置き去りにして「単なる登山」をしたほうが楽だ。

今回の企画のコンセプトからずれるので、「ちっとも前に進まないなあ」と苦笑しながらも空回りするかのような低いギアで前へ前へと進んでいく。

休暇村のバス停通過。

(つづく)

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