飲んで、食って、走って。【のっとれ!松代城2015】

会場

09:38
コンビニから会場に向けて歩いていく。道路のあちこちに「越後まつだい冬の陣」と「のっとれ!松代城」と書かれたのぼりが立っているので、いやが上にもテンションがあがる。

思わず、今の心境を表すための効果音として「ででんでんででん」とターミネーターの音を口ずさんでしまったが、後で考えるとあんまり場にそぐわなかった気がする。でも、我々は「松代城を占拠する『冬将軍』の処刑人」だ。勇ましい音楽が合うのは間違いないだろう。

とはいっても、松代城に「やあやあ冬将軍であえであえ」と乗り込むのは、おそらく300人以降だとは思うが・・・。とりあえず、今年は300位までには入りたいものだが、どうなのかね。

会場手前には、今年も屋台が並ぶ。昨年もみかけた、「宇都宮餃子からさーたーあんだぎー、チョコバナナまで何でも売っている屋台」は健在。地元の方が営んでらっしゃるのだろうか?

今年は雪が少ない

09:41
受付であり、戦士控え室でもある体育館に向かう。

「あれっ!」

思わず同時に、よこさんと僕は叫んでしまった。昨年を知る二人からすると、この光景がちょっと驚きだったからだ。昨年はもっと雪に覆われていて、体育館に入るための階段も凍っていた。しかし今年は地面がむき出しだし、階段は快適に上り下りができる。どうやら今年は雪が少ないらしい。

「ふーむ、ならば作戦を考え直さないと」

神妙な顔でつぶやくが、じゃあこれまでどんな作戦を立てていて、それがどう変わるのか言ってみろ、と言われると困る。

受付

09:43
下駄箱で靴を脱ぎ、受付を行う。床は当たり前のことだが冷えっ冷えになっており、歩くだけでも「ひゃー」と声をあげたくなる寒さだ。我慢できないことはないが、理想としてはスリッパを持参したほうがいい。

多くの戦士は受付を終えているようで、黒山の人だかりができているようなことはなかった。すばやく受付完了。毎回、こういうときって軽く緊張するよな。「ちゃんと名前が登録されているだろうか?」って。もちろん手元にはエントリー受付完了の知らせが届いているので間違いないのだけど。

まあ、おまわりさんの前を通過するときに、自分になにも非がないのに「呼び止められたらどうしよう」って軽く緊張するのと一緒だ。

体育館

09:44
控え室となっている体育館。大勢の人が集まっている。

段取り

ゼッケンなどの装着をする前に、まずは仲間3人で壁に貼ってある諸注意などを確認しておく。まず、壁には今日のタイムスケジュールが貼り出されてあった。

10:30 全戦士競技説明(体育館内)
11:00 戦士入場(歌舞伎者が先頭)
(1)市長あいさつ
(2)歌舞伎者ステージパフォーマンス
(3)戦士宣誓
11:30 スタート
13:00 競技終了
(戻りは、第2給水所付近に、体育館行きバスが出ます)
13:30 新城主着替え(新城主は体育館2F会議室へ)
14:10 戦士集合(体育館前)
14:30 凱旋(全員で入場)
14:30 表彰式・抽選会
15:25 閉会式

「あれ!競技時間が1時間半になってる!」
見ると、11:30スタートの13:00終了になっていた。事前の説明では、競技は1時間だと聞いていたのでこれは嬉しい誤算だった。1時間で3キロの雪山道を走破するのはちょっとだけ難易度が高い。今年は気合をいれていかないと・・・と思っていた矢先に、1時間半とのこと。これだったら、怪我でもしなけりゃ楽勝の部類だ。

あと、今年も表彰式と抽選会が14:30からになっている。昨年、帰りの電車に間に合うのかどうかドキドキしながら表彰式に挑み、最後のほうは会場ギリギリ末端まで後ずさりしつつステージ上の発表を聞いていたくらいだった。で、今年も全く同じ展開になる見込み。まつだい駅を電車が出発するのは15:48と昨年と一緒。また今年もハラハラさせられるのかー。

今日この足で高松まで高飛びしないといけないたっぴぃさんは、

「さすがに15:48の便を乗りそびれるわけにはいかないので、表彰式の途中で引き上げます。抽選券は渡しておくので、ハワイが当たったら替わりに受け取ってください」

と早くも断念。まあこれは仕方がない。

コース

スケジュールの脇には、今年のコースも掲示されていた。既に告知されていたとおりだと思ったが、あれ?ゴール直前が変わっている。昨年と違い、今年はゴール直前の道なき急坂を一気に登るルートになっていたはずだ。しかしこれを見ると、昨年と同じで回り道をして、尾根づたいに登っていくルートに戻されていた。そして、それに伴ってルートの距離が「2.7km」だったものが「3km」、去年と同じになっていた。

あー、何か不都合があったんだろうな。なだれが起きそうだ、とか、さすがにキツすぎるとか。

この変更は、距離こそ伸びたものの難易度が下がったことになる。良かったようなよくなかったような。

ゼッケン

自分のゼッケンが置いてあるところに行く。今年のおかでん、ゼッケン144番。

このほか、ヘルメット、ビニール袋、軍手がセットになっている。

ゼッケンは毎年新しく作っているもので使いまわしはしていない。そのため、記念としてお持ち帰りすることができる。僕は昨年のものをお持ち帰りしたが、いざこれを家に置いてはみたが一体何に使えと?選択したらくちゃくちゃになってしまい、アイロンをかけても戻らないし。結局、何も使い道なく、捨ててしまった。

一番最後

09:54
会場の隅っこまで行ってみる。ゼッケンナンバーの最後が何番になっているかを確認するためだ。

480番。

500人の定員に対して、一応は定員割れだったようだ。しかし、昨年よりも人数を増やしており、順調に知名度と人気は高まっていることが伺える。来年あたりは定員オーバーになりそうだ。やっぱり早めにエントリーするに越したことはない。

体育館二階の窓際通路部分では、ウォーミングアップのため走りこんでいる人が結構いた。そういう人は機能性タイツなんぞをはきこんでおり、かなりやる気がみなぎっている。

一方、コスプレをしている人も結構多かった。昨年よりも確実に増えている。昨今のハロウィン人気の高まりや、バブルランとかカラーランといったネタ系スポーツイベントの隆盛を考えると、当然といえば当然だろう。

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