飲んで、食って、走って。【のっとれ!松代城2015】

日本酒風呂へ

16:56
表彰式以降、

全力で走る→まつだい駅で待つ→電車では立ちっぱなし→六日町でまた全力疾走→電車では立ちっぱなし

というストップ&ゴーを繰り返し、なかなかイイカンジで疲れた。レース本番よりも疲れた。

というわけで、越後湯沢駅に無事到着したら、風呂にでも入ろうというわけだ。たっぴぃさんは我々4名で手配してあった新幹線の指定席を一人キャンセルし、1時間ほど前倒しで東京を目指す。幸い、空席があったために予約はすんなり取れたようだ。ただし、昨年イヤというほど思い知らされたが、冬季の日曜夕方越後湯沢駅の新幹線上りは地獄絵図だ。普通は、そう簡単に空き席は取れない。

風呂

「ぽん酒館」の奥に、酒風呂があるというのは以前から知っていたけど一度も使ったことはなかった。なので今回利用してみることにした。湯気で酔っ払ったらどうしよう、と余計な心配は無用。そんな濃度だったら、本当にやばい。「酒なんて入っていないに等しい」程度にしか入っていないのだと思う。

いやもう、酒風呂なのか水道水風呂なのか、そんなのはどうでもいいんですよ。スポーツイベントをやった後なので、風呂はいりてぇんすよ。以上おしまい。

風呂の解説

僕がこれまで一度もこの酒風呂を利用したことがなかったのは、入浴料が800円とやや高額だからだ。周囲にはもっと感じのよい共同浴場があり、安く入ることができる。実際、昨年の「のっとれ!」だって、そうやって外の共同浴場を利用した。しかし昨年は、タクシーを予約しようにも全く確保できず、途方に暮れるという状況だった。あれはもうイヤなので、今年はおとなしく駅構内で風呂、というわけだ。そのほうが時間の節約にもなるし。

この酒風呂「湯の沢」、営業時間の終了が19:30ととても短い。風呂屋でこんなに短いのはちょっと他に例がないと思う。入浴を考えている人は気をつけないと。

コインロッカー完備

16:58
スキーのメッカということもあり、脱衣場の手前には大型ロッカー(お金は戻ってくる)が完備されていてありがたかった。受付でお会計をする際、「ロッカーには限りがあるので、空いていない場合があります」と念押しされたが、実際はまだ空きがあった。

風呂は狭い。もう少し広くできなかったのかね?というくらいの広さしかなく、さすがにこの時間だとカラン待ちの行列ができていたし、カラン待ちの間に湯船に入ろうと思っても、手ごろな空きスペースがなくて途方に暮れて突っ立っている人もいた。

冬はこれだけ繁盛していても、夏になると客足は随分おとなしくなるのだろう。その季節差を考えると、やすやすと浴室を大きくできないのだと思う。

カフェ

風呂から出て、女性陣を待つ間「Kouji Cafe」に行ってみた。ちょうど「湯の沢」の手前にある。

「糀を飲もう。」と大きく書かれており、ここが甘酒をベースとした飲み物をいろいろ提供しているということがわかる。まさか「名前が『コウジ』という人が営むカフェ」ではあるまいな?と警戒したが、さすがにそういう冗談はなかった。

珍しい飲み物がある

面白いものだねえ、「糀ラテ」でも、しょうが入りとかきなこ入りとか黒ごま入りとか。バリエーションがいろいろあるのだな。もちろんホットとアイス、どちらかを選べる。

甘酒ラテ

17:28
せっかくなので、ノーマルな「糀ラテ」を頼んでみた。

一口飲んで「おっ!」とびっくり。ああそうか、「ラテ」ってミルクって意味だったよな。なんだか勝手に、これがコーヒー味だと思い込んで飲んだのでむせそうになってしまった。てっきり、頭の中では「コーヒーにホイップした甘酒が入っている飲み物」が「糀ラテ」だと。

いや、おいしかったですよ。湯上りに飲むにしても最適。ああ染み渡るのぅ。

風呂上りの女性陣は、お土産を買いに出撃していったが、よこさんが残念そうにしている。昨日買って夜食べた、「生クリーム入り笹だんご」を買い占める気満々だったのに、ほとんど買えなかったからだ。人気商品らしい。

あと、とにかく人が多い。レジは昨日を上回る長打の列で、お会計が済むまで一体何分かかるのやら、という状況だった。越後湯沢はお土産の宝庫だ。しかし、お買い物をする際には十分な時間の余裕がないといけない(特にぽんしゅ館)。

店頭メニュー

17:44
予約してある新幹線の時間まで、へぎそばのお店で一献やることにした。そういえば、レースが終わってからまともに乾杯やってなかったな。

蕎麦屋って、軽く飲むにはちょうどいい酒肴があって便利だ。

乾杯

17:52
「やっぱり清酒ですか?」
「いや、ここはビールでしょう」

というやりとりがあった後、生ビールが運ばれてきた。ぽん酒館の利き酒コーナーは、さっき外から覗いてみたら人だらけでゆっくり試飲できる状況ではなかった。なので、ぽん酒館の仇を蕎麦屋で打つのかと思った。でもやっぱり、「ぷはー」ってやるにはビールが最適、らしい。そりゃそうだとお酒を飲まない僕でも思う。

そんなわけで、生ビール二つとお茶一つで乾杯。

ビールを飲むおやびん

生ビールをあおるおやびん。「くうーっ、いいねえ」と、まるでレースをやった人かのようにいい声で鳴く。

「おやびん、レースやってないじゃないですか」
「でも走ったから!まつだい駅まで走ったし、六日町駅でも走ったし!」

確かに。

「それから、水木一郎のショーで一緒になって歌ったし!」

ごもっともです。

各自が三者三様で頑張って、疲れて、そしていい酒、いいメシを食う。そんな一泊二日の新潟旅行だった。

「来年はさらに我々の勢力を拡大して、よりハワイを確実にするぞ!」

と既に来年に思いを馳せる。何年か継続して参戦していれば、いずれハワイが当たるんじゃないか。そうなったらわしらどうしよう。ハワイチケットをめぐって殴りあいのケンカとかするのかもしれん。でも、案じていては前へと進めない。来年も「のっとれ!」には全員が引き続き参戦する意思を早くも見せており、気合は十分だ。来年こそ。きっと来年こそ。

この後、定刻の新幹線に乗り込んだら、我々が予約していた2名席×2列のところに男性一名が既に座っていた。たっぴぃさん分の予約がリリースされ、そこにこのお客さんがすぽっとはまったというわけだ。

我々としては席を向かい合わせにして歓談したいところだが、こうやって他人の先客が1名座っていた場合、向かい合わせにするというのは良いのだろうか?どうなのだろう。

僕がどうしようか逡巡していたら、おやびんがその男性に「すいませんけど席を向かい合わせにしても良いですか?」と聞いていた。あー、さすが女性というのはこういうのをズバッというものだ、と感心。するとその男性、足元に置いてある大きなスーツケースに目線を送り、「大きな荷物があるので、荷物の置き場所がないです」とやんわりと断ってきた。つまり、今は前の席と自分のひざとの間にスーツケースが挟まって安定しているけど、席が向かい合わせになると荷物の置場がなくなりますよ、というわけだ。

しかし即座におやびんが向かい合わせになった際、デッドスペースになる空間を指差して「ここに荷物を入れることができますよね?」と容赦ない。これにはさすがに反論の余地なく、あわれその男性は我々のグループに強制加入させられてしまった。しかも窓際の席なので、逃げ場がない。

僕は同じ男性として、この男性の居心地の悪さには同情してしまう。もう許してあげようよ、と思ったのだけど、おやびんは容赦しない。おばちゃん的フレンドリーさでぐいぐいと締め上げる。

「どちらからいらっしゃったんですか?」
「私たちと一緒にお酒飲みませんか?」
「私たち、松代ってところでレースに出ていたんですよ」

男性は、完全に弱りきってしまい、「はあ・・・ええ、まあ・・・」と愛想笑いを浮かべつつ質問に答えていたが、あるタイミングから永久の眠りについてしまいこちらの問いかけに応じなくなってしまった。まあ、そりゃそうだ。男性に対する興味津々が落ち着いて、ようやく僕も安心した。

一方安心できなかった男性がもう一人、一足先に帰京していたたっぴぃさんだ。予定通り羽田空港に到着し、高松空港行きの飛行機に乗れたは良かった。しかし現地の視界不良により、しばらく上空をうろうろした挙句羽田空港にUターンしてしまったのだった。そんなわけで、せっかく大慌てで現地を後にしたというのに、夜中に家に戻ってきたのだった。で、家にはおやびんが既にいるという。

視界不良とはいえ、ビジネスはそんなこと知ったこっちゃねえ。翌朝高松で打ち合わせがあるのは変わりないため、結局たっぴぃさんはろくに眠ることができないまま、朝第一便の高松空港行きの飛行機に乗って再度旅立っていったのだった。

たっぴぃさんにいたっては、月曜日朝まで「のっとれ!」が続いたという。ご苦労様です。

そんなどたばたも含めて楽しいのが、この「のっとれ!松代城」。2016年もまた参加しなければ。

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