愛知迷走

作戦会議

08:49
あらためて新可児駅の改札内に入り、次の駅がどこかについて議論をする。

掲示されているポスターの前に集結し、「うーん」と唸る一同。

次の目的地

これが指示されている次の駅。

なにやら、遠くの山の上に建物が見える。天守閣か?あれは。

ヒント

「見ちゃだめ」のヒントをめくってみると、「山頂のお城は犬山城!」と書いてあった。あ、やっぱりお城だったんだ。

「犬山城、ってことはここから近いぞ?」
「それはラッキーだな、いきなり豊橋に行けなんていわれたら名鉄の西の端から東の端に行くようなものだからカンベンだが」

ユーザーフレンドリーな設問だ。とはいえ、見晴らしの良い犬山城のことだ、お城が見える位置にある駅なんて結構ありそうだ。スマホでGoogleマップを表示させてみるが、小さい画面なのでわかりにくい。ピンポイントで地図を見る分には不自由ないのだけど、犬山城を中心とした半径数キロの駅をそれぞれ吟味するには、使いづらい。

「犬山駅ではないのは、間違いないな」

犬山駅は、先ほど実際にホームに降り立った。立派な駅なので、ここに写りこんでいるローカル駅っぽさとは全く違う。

「犬山城のどっちの方角から見たものだろうな?これ」
「北から南方面を見ているっぽいけど・・・」

ならば、犬山遊園駅か、新鵜沼駅か、はたまた鵜沼宿駅か?

「このアングル、駅をまたぐ陸橋の上から撮影しているんだよな」

しぶちょおが写真を撮影した場所に気がついた。

「陸橋がある駅って、どこだ?」

なるほど、それは重要なヒントだ。あと、写真をよく見ると、駅前にロータリーがあり、バスが停車しているのもチラっと見えた。駅前にロータリー、となると、Googleマップを見る限り新鵜沼しかなさそうだ。

ヒント写真

「わかった、見つけたぞ」

スマホをいじっていた蛋白質が得意げな顔で勝利宣言をした。

「駅前にほれ、『次男坊』って店があるんだわ。それを検索してみたら、新鵜沼にあった」
「よく調べたなあ、それ」

確かに、わずかに写真に写っている赤い看板には、「次男坊」と書いてあった。ラーメン屋だ。新鵜沼駅前。間違いない。

一方おかでんの方は、新鵜沼の駅構造について調べていたところだった。

「こっちもビンゴだ。新鵜沼駅にはホームを乗り越える陸橋があるぞ」
「じゃあ間違いないな」

名鉄新鵜沼駅は、JRの鵜沼駅とをつなぐ橋上自由通路があるようだ。

スマホ時代ならではだな、記憶をたどる企画のはずだけど、検索に頼ってしまった。でも、こういう調査も楽しいので許せ。

三択問題

新鵜沼まで、犬山乗換えで8駅先。案外近くてほっとしている。まだ朝は早い、この調子でグイグイ行けば、夜は名古屋で祝杯!というのは現実的な話だ。「終電間際まで移動しまくる」という悲劇は回避できそうな予感。

次の駅に行くのはちょっと待った。上級編に用意されている、3択問題に答えておかないと。

昭和57年4月の可児市市制施行時に現駅名の新可児駅となったが、旧駅名は?

(1)新広見駅 (2)広見駅 (3)可児駅

「・・・わかるか?」
「わからん」

さすがにこれは無理だ、愛知県勢2名だって、元はといえば広島出身だ。昭和57年だなんて、鼻をたらして広島で虫取り網を手に走り回っていたような年代だ。

これをネットに頼らずにズバッと答えられるなら、そりゃ相当なものだわ。

スマホで確認

というわけで、おとなしくWikipediaさんのお世話になる。ありがてぇありがてぇ。たまには運営資金の募金をしておかないと。

Wikipediaで、新可児駅および御嵩に向かう路線のいろいろな歴史を学ぶ。いろいろあったんだなあ・・・と感心してしまったが、それはともかく正解は「新広見駅」だった。

よし、1駅目終了。次の目的地、「新鵜沼」に向かおう。

電車がやってきた

08:57
犬山駅行きの電車が入線してきた。これに乗って、いったん犬山に戻ろう。新可児の滞在時間は短かったけど、これから先一日、こういう展開だ。いかにもアワレみ隊っぽいじゃないか、「ひたすら移動だけして精神・肉体ともどもやられていく」行程が。

犬山駅

09:20
犬山駅に戻り、ここで名鉄各務原線に乗り換え。もう、路線名を言われてもちんぷんかんぷんだ。

犬山駅電光掲示板

「ちょうど岐阜行きがくるぞ、それに乗ろう」

ということだが、頭が混乱する。あれ?岐阜って、名鉄本線の駅だと思ったけど、犬山の方からもいけるのか。わけがわからん。

9時22分岐阜行き、そしてその次に新鵜沼行き、さらにその次も新鵜沼行きとなっていた。

「新鵜沼始発の電車って結構あるんだ」

としぶちょおが教えてくれるが、なるほどそうらしい。犬山駅からわずか2駅先で、地図で見る限り何の変哲もない「路線の途中にある駅の一つ」に過ぎないのだけど、重要な拠点だったとは。

乗換

それ急げ急げ、岐阜行きはすぐの発車だ。

川を渡る

09:26
犬山を出発した岐阜行きの電車は、犬山遊園を越えると木曽川を越えた。緑豊かだ。これからピクニックに行くために山奥に行くかのような気持ちになるが・・・いやいや、ひたすら駅を行脚するだけだから。目指す新鵜沼駅はもうすぐ。

おかしいなあ、先ほど新可児駅で見た「次の駅」の写真だと、川があるっぽい景色は見当たらなかったぞ。しかもこんなに自然豊かな川だ。アングルの関係だと思いたいが、「ひょっとして間違えたか?」という心配も頭をよぎる。

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