愛知迷走

新鵜沼駅

09:47
新鵜沼駅到着。さて、ここが「上級編」2番目の駅なのかどうか。

「安心しろ、まだ10時にもなっていない。いくらでも取り返しはつく時間だ」

お互いを励ましあいながら、わっせわっせと電車を降りる。

改札口に行ってみると、「二つ目の問題クリアおめでとう!次のSAGASE!の問題はこれだ!」というポスターが張ってあった。よっしゃ、正解だ。お互い、ちらっと顔を見合わせうなずく。

このポスターを見つけたからといって、「あたったァァァァァ!」とお互いハイタッチしたりガッツポーズするほどテンションはあがらない。「ああやっぱり当たってたか」程度のものだ。しかし、一つ一つのテンションは上がらなくても、これが積み重なってゴールまで到達すれば、それはそれで嬉しいはずだ。今からそのカタルシスが楽しみだ。

陸橋がある

09:29
第三番目の駅について頭をひねる前に、この駅の「答え合わせ」を我々の眼で直接行いたい。いったん改札を出て、新可児駅に貼ってあったポスターと同じ場所を探すことにした。

駅前には、JR可児駅に通じる自由通路の陸橋が待ち構えていた。これだこれだ、ここを登って新可児駅をまたいだあたりで撮影したはずだ。

陸橋

比較的最近に作られたのか、汚れが少なくがらんとした陸橋を歩く。ホームレスのねぐらとしては最適な気がするが、実際どうなんだろう。

写真は、慎重に撮影場所の見極めをしているしぶちょお。

「この辺・・・いや、もうちょっとこっちかな」

と窓ガラスを一つ一つ移動しながら、アングルを確認する。

陸橋からの景色

「このあたりだ」

しぶちょおが立ち止まったところから外を見ると、足元には駅、そして遠方には犬山城天守閣が見えた。おお、ここで間違いないぞ。

「なるほど、こうやって撮影したのか」

一同感心する。この角度なら、先ほど見た緑豊かで川幅が広い木曽川の姿が全く見えない。

次の目的地

「上級編」は全部で6駅。そのうち2駅を既にクリアし、今眼前には3駅目の情報がある。

「見ろ!我が軍は圧倒的ではないか!」

勝ち誇る。まあ、ネット頼みでやっているので、ズルいといえばズルいんだが。これをもしガチで「記憶力頼み」でやっていたら、駅を間違えまくってかなり時間がかかりそうだ。

3番目の駅の写真は、相変わらず謎なものだった。

「なんだこれ?ホームが巨大な天井に覆われているな」

ぱっと見てわかるのが、屋根付きの駅であるということだ。屋根の隙間から光が漏れているので、地下駅というわけではなさそうだ。駅の作りからして、かなり大きな駅のようだ。しかも広告の数も多いし。

「その割には2両編成の電車が止まってるぞ?」

どうやら、支線も乗り入れている駅らしい。

「一宮じゃないか?」

さっそく愛知勢2名が駅を言い当てた。よくわかるな、オイ。よそもんの僕は一生懸命写真から情報を読み取ろうとするが、先ほどの「次男坊ラーメン」の時みたいなスキが全然ない。

「ホームの行き先表示、全部微妙に見えないようになってるじゃないか!」

さすがに、露骨なヒントは与えないように工夫してある。この写真を撮影しているのは3番線からだが、肝心の3番線の行き先表示板は柱の陰になっていた。狙ってやってるな、このアングル。

ヒント

恒例の「見ちゃだめ?」を何の躊躇もなくめくる。すると、

毎年7月に開催される「七夕まつり」が有名

と書いてあった。駄目だ、全然ヒントになっていない。

「一宮で間違いないな」
「そうだな、間違いない」

愛知勢、ますますこれで確信を深めている。そんなものなのか?七夕まつりが有名といえば仙台を思い出すのだが、さすがに名鉄は宮城県にはない。

んじゃまあ、一宮に行くか。ところでそれ、どこだっけ。岐阜県の方だっけ。え?愛知県なの?いずれにせよ、「岐阜県寄りの愛知県」ということなので、比較的我々がいるところから近いようだ。よかった、順調に進めているぞ。

愛知県一宮市の玄関口となる駅が名鉄一宮とJR尾張一宮駅。お互いは並んでいるので、駅全体としては大きなものになるようだ。なるほど、だからこの写真は空を覆うような形で屋根が付いているんだ。あと、路線図を見ると、名鉄一宮は尾西線という支線が走っているので、それがきっと短い車両で運行されているのだろう。

三択問題

豆知識 三択問題

名鉄の高山線直通列車、北アルプス号が廃止になった年は?
(1)2000年 (2)2001年 (3)2002年

うわあ、これはわからん。北アルプス号なんてものがあったこと自体知らない。愛知勢2名の顔色を伺ってみたが、二人ともさすがにこれはお手上げだった。

困った時はここでもWikipedia。調べたら、2001年のダイヤ改正で廃止になったことがわかった。というわけで正解は(2)。

それにしてもびっくりだな、名鉄はJRに乗り入れて北アルプス方面まで延伸していたとは。ついでにWikiを読んでみたら、富山県の立山行きがあったというのだから仰天だ。かなり長距離だ。

金山からJR中央本線に入り、松本から白糸線、糸魚川で北陸本線・・・と行くのか?マジで?とにわかに信じられなかったが、実際は高山線経由で飛騨高山を通り富山、そして立山だったようだ。あっ、そうか、関東人がイメージする「北アルプス」というのは松本や白馬といった「東側」であり、富山県側というのはすっかり認識からもれていた。

これでまた一つ賢くなった。ちゃちゃちゃーん。

時刻表

名鉄一宮に行くにはどうすればいいんだ?一度犬山に戻ったほうがよいのだろうか?

「一宮に行くんだったら、ちょうど国府宮が近くにあるぞ、一緒に行けるな」
「え?国府宮ってなんだったっけ?」
「初級編の次の駅だ」
「あー、そんな駅、あったっけねえ」

頭の中が混乱する。初級編、上級編が混在する上に聞きなれない駅名、そして路線図。

「ところで、上級編は今のところ順調だけど、初級編の駅がいきなりびよーんと変なところにあったらどうする?」
「とりあえず後回しだろ、二兎を追うもの一兎を得ず、というわけにはいかん。上級編優先だな」

乗換案内

名鉄一宮に行くルートを検索してみたら、今いる新鵜沼から各務原線急行で岐阜駅に行き、名鉄本線に乗り換えて名鉄一宮に向かうという。所要時間は約45分。

岐阜を目指す

09:44
岐阜行きの電車がやってきた。さあ、岐阜県を脱却して愛知県に戻ろう。

「今日のお昼は長良川の鮎かと思ったけど、たぶん違うなこれは」
「待て、それ以前に鮎はまだシーズンではないぞ」
「あれっ?」

早くも昼飯が気になりだした。

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