名古屋なめ尽くしオフ【名古屋】

お好み焼き屋が多いのも大須の特長

以前、アワレみ隊で名古屋探検企画をやった際、しぶちょおから「実は名古屋はお好み焼きもよく売られているのだ」と教えてもらったことがある。

実際、商店街を歩いていると、お好み焼きを扱っているお店がある。さきほどのケバブ屋みたいに「またお好み焼き屋か。」という感じではないが、さりげなく、地味にお店が存在している。古くから続いているお店が多そうだ。

このお店の場合、メニューを見ると「肉入り」と「肉・玉子入り」という二種類のお好み焼きが存在していることがわかる。まるで広島風のような名付け方であり、広島出身の僕としてはちょっとびっくりする。

ただ、実物はさすがに広島風とは似て非なるものだ。広島風がキャベツやもやし、そしてそばを大量に入れて立体的に仕上げるのに対し、名古屋のお好み焼きはペチャンコだ。正統派粉モン文化、って感じがして潔い。

ちなみにこのお店で「肉入り」お好み焼きを頼むと260円。商売として成り立っているのか、心配になってしまう。粉モンだから当然といえば当然なのだろうが、牛丼よりも安い。

別の商店街に紛れ込む

このあたりはアーケードが幾筋も縦横に走っていて、どこから見ていけばいいのか迷うところだ。とりあえず、大須という場所にいる以上、ランドマークともいえる「大須観音」に行ってお詣りすることにした。

大須観音通りを歩いて行く。

お得なバー

途中発見したお店。「ワインと生ハムの立ち飲みバー」だって。へえええ、意欲的な店があるもんだな。若者向けのテイクアウト飲食店ばっかりじゃないんだ、こうやってしっくりと飲み食いさせるぜ、でもカジュアルだぜ、というお店も次々オープンしているのか。やるなあ大須。

魅力的な価格設定

「見て!ワインセット1,000円だって!」

ワインが大好きで、暇な週末なら昼間っからでもワインをお互い酌み交わしているというまゆみさんと相方さんが興奮している。

1,000円を払えば、グラスワイン1杯に生ハム2種類が付くのだという。サク飲みにちょうどいい値段だし、しゃれてるし、これはいいお店の予感。しかも、まだ昼だというのに「営業中」の看板が。

「折角だから寄っていったらいいんじゃないですか?」
「ダメよー。今ここに入っちゃったら、あたしもう出てこられなくなっちゃうと思う」

つまり、1,000円じゃ済まないぞ、というガッツの表れだ。それはそれで大変に結構だけど、今ここでヘロヘロに酔っ払ってしまったのではなんのために愛知まで来たのかよくわからないことになってしまう。幸いあともう少しすればホテルのチェックイン時間になるけど。

水曜日のアリス

先ほどのワインバーのような、見るからに素敵な店がある一方で、見るからに変な店もある。何か入口がとても狭い、変なテナントがある。トリックアート館か何かだろうか?入口脇には、行列を整理するための帯が張り巡らされているので、こう見えても繁盛店っぽいのだが。

水曜日のアリスは小さなお店

どうやら、「水曜日のアリス」というお店で、「不思議の国のアリス」関係のグッズを売っているお店らしい。そんなに人気が出るようなお話だったっけ?ストーリーを全然思い出せない。

唯一思い出せるのは、子供の頃に読んだ際、絵本の挿絵に描かれたキャラがいちいちどれもキモくてグロくて怖かった、という記憶だけだ。それがあるので、行列ができるお店として今こうして営業が成り立っているというのが不思議でならない。恐らく、ディズニーでアニメ映画化されたものとか、ティム・バートンが実写化した「アリス・イン・ワンダーランド」の印象でこのお店を訪れている人が多いんだと思う。もし原作の挿絵を見たことがないなら見て見るといい。日本人の好みに合わないっぷりは、セサミストリートのキャラクター以上だと僕は確信している。

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