名古屋なめ尽くしオフ【名古屋】

名古屋駅到着

予定通り、名古屋駅到着。早朝からの移動&車内での宴会のせいで寝過ごす、という愉快なミスをやることもなく、みんな至って真面目に名古屋で下車することができた。ちぇっ。

いや、そこで残念がるのはおかしいんだけど。

名古屋駅の新幹線ホームといえば、きしめんの屋台が特に有名だ。立ち食いそば・うどんのお店と同形態の、ホーム上にある小さなお店なのだが、「わざわざ途中下車してでも食べる価値がある」などとよく言われている。在来線ホームにもきしめんのお店はあるが、そことは業者が異なり、新幹線ホームの方がより美味いとかなんとか。

僕も一時、本当に名古屋駅で途中下車してきしめんを食べたりもしてきた。それから、愛知に住むアワレみ隊のしぶちょおと合流するため、名古屋駅で乗降する際にも利用してきた。・・・過大評価、しすぎだと思う。そこまでスゲーうまいってもんじゃない。

事前情報なしで、何も知らないでふらっと入ってきしめん食べたのなら美味いと思うかもしれないが、「うまいという噂を聞きつけまして」と言いつつ暖簾をくぐっても、大して満足しないと思うけどどうなんだろう?

とはいえ、きしめんは名古屋名物の一つでもある。今回の喰い地獄企画としても、最後のトリを飾るように組み込まれてはいる。つまり、「時間と胃袋にもし余裕があるなら、食べよう」という程度の扱い、ということだ.裏を返せば、「食べられなくてもまあいいや」という意味でもある。

そんなきしめんを朝一発目、名古屋到着直後から食べてしまうのはもったいない。限りのある胃袋サイズを考慮に入れると、朝飯は軽めにしておきたいところだ。というわけで華麗にスルー。

・・・といっても、さっき車内で酒飲んで宴会やってたわけだけど。あれはどう説明する気だ、おい。

たっぴぃさん到着

駅の構内で、現地合流のたっぴぃさんとうまく落ち合うことができた。彼も愛知県在住とはいえ、名古屋からはそこそこ離れたところに家がある。そのため、たっぴぃさんもやっぱり早起きであり、もうこの時点で参加者全員お疲れ気味という状態。

一人遅れて参加予定のおやびんだけ余裕じゃん!というとそうではなく、彼女は彼女なりにいろいろ東京の家での家事とかなんとかあるわけで、みんな貴重な週末、ご苦労様です。

あと10年もすれば、僕だけでなくオフ会に参加する人たちも肉体的・家庭的・精神的などを理由にこういうムチャはできなくなるんだろうな。動けるうちに動いておかなくちゃ。若いオフ会常連者が現れて、「おかでんさん!なにだらしないことやってるんスか!ほら!あともう一口食べて!」なんてハッパかけてくれる人材、いないものだろうか?

天むすを探す

折角の1泊2日なんだし、「名古屋界隈の喫茶店モーニング体験」を1日目と2日目、それぞれ行うのもいいね・・・という計画もあった。

コーヒー一杯の値段しか取らないのに、朝の時間帯だけはやたらと過剰なサービスをすることで知られる名古屋界隈の喫茶店。そのサービスはお店ごとに異なり、それを比較してまわるというのも面白い企画だった。しかし、今回はそれを断念し、「天むす」を買って手土産にしつつ、次の場所へと移動するということにした。

天むす。おむすびのなかに海老の天ぷらが入っていて、海老のしっぽがにょっきりと出てい風貌が愛らしい食べ物だ。もともとは三重県津市が元祖だったが、今となっては名古屋名物の一つとして認識されている。

「千寿」「地雷也」など天むすの有名店はいくつかあるようだが、何せ朝8時過ぎ、名古屋駅界隈で買えるお店というのが今回の条件だった。いろいろ調べたところ、「美濃味匠」という駅構内のお店で天むすが買えるらしい、ということが判明したので、そちらに行ってみた。

実のところ、美濃味匠は岐阜県大垣市に本店があるお店ではある。ネイティブ愛知ではないし、元祖天むすの三重県津市とも関係ない。でもまあ、いいか。

並ぶ天むす

いろいろなおにぎりや手羽先、味噌カツなども売っている。朝8時半にしては充実した品揃え。さすが駅構内のお店だけある。

メニューに「夢天むす 250円」という値札があった。これがどうやらお目当ての品になるらしい。企画書における「食い倒れ01」にあたるものだ。しかし、実物が見当たらない。やべー、さてはまだできていない時間帯だったか?

無事天むすゲット

店員さんにおそるおそる聞いてみたら、ある、と力強く回答があった。まだ店頭に並べるのが追いついていなかっただけらしい。良かった、天むす、買えるぞ。もし買えなかったら、やけくそでツナマヨネーズおにぎりでも買ってやろうかと思ったが、ちゃんと買えて良かった。

それにしてもさすが海老天が入ってるだけある。250円もするたぁいい度胸だ。今は食べないけど、後で楽しませてもらうぜ。

何か遠くに見える

いくら我々が食い倒れの旅をするからといって、ローマ貴族のように過食嘔吐を繰り返して食べ続けるというわけにはいかない。午前中はしっかり観光にあてる予定にしてある。

今集まっている5名のうち4名は、長久手市にあるトヨタ博物館に行ってくることになった。残り1名(よこさん)は自他ともに認めるカピバラ好きなので、トヨタ博物館に行く途中にある東山動物園で単独行動をとり、カピバラと戯れてくるという。

カピバラなんて最近あっちこっちにいるでしょ、珍しくないでしょ?と聞くと、

「いや全部違うんですよこれが。どこそこのナントカちゃんはアレコレで」

と語り出すと延々と続く。どうやらカピバラファンというのは全国の動物園水族館にいるカピバラの頭数はおろか、その名前とかまで全部把握するレベルらしい。すごい世界だ。で、そんなカピバラを見て回るのをスタンプラリー感覚で楽しむ、というのは僕でも出来る事だが、なにしろ相手は生き物だ。年と共に成長するし、出産もするし、最後は死んでいく。「一度行ったからこの動物園はコンプリート」ということは永遠にない。だからよこさんは暇さえできれば、あちこちの動物園などにお出かけしてはカピバラを愛でているのだった。

今回もそうで、「名古屋にはなかなか訪れる機会なんてないもんで」と言い、東山動物園にいるカピバラと会ってくると気合いが入っている。

そんな我々一同が、地下鉄に乗るためにJR名古屋駅を出たのだが、たっぴぃさんが「ちょっと見せたいものがある」と我々を誘う。名鉄百貨店の方向だ。すると、何か前方に変なものが見えてきた。

超巨大な人形

なんだこりゃ!

でけぇ!

通路をふさぐように、巨大なモデル体型の女性マネキンがそそり立っていた。こんなん、スマホ見ながら歩いていたら足にぶつかるぞ。いや、歩きスマホやってる方が悪いんだけど。

名前を「ナナちゃん人形」というらしく、名古屋人の待ち合わせの定番スポットでもあるらしい。そりゃそうだ、これはいい目印になる。

記念撮影

それにしてもデカい。調べたら、身長は6.1メートルもあり、体重600キロだそうだ。

イングラム98式AV(パトレイバー)と同じ体重だ!身長はこっちの方がやや低いけど(パトレイバーは身長8メートル)。そうか、あのアニメの世界だと、こんな規模感のレイバーが犯罪を犯すし、それを守るために警察もこんなサイズのパトロールレイバーを配備してるのか。いちいち規模がデカい。

もちろんこの角度で撮影してしまう

さすがにこのサイズだったらコアファイターはついていないよね?

ということで念のため確認。

「絶対、みんなこのアングルで中身を確認するよな」

と自らの行動を回りの仲間に正当化させつつ、写真を撮る。こんなアングルで写真を撮るのって、実物でもニセモノでも初めての体験なので、ドキドキ感というより緊張感が半端なかった。

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