名古屋なめ尽くしオフ【名古屋】

バスに乗って移動

時刻は14時前。まだ名古屋食べ歩きは続くものの、そろそろ撤退戦に移行すべきタイミングだ。黒川よりもさらに奥深くの名古屋に潜り込むのは危険な時間帯となってきている。名古屋駅方面に戻りつつ、それでも絶え間なく何か食べ続けないと。

正直、カレーうどんのお昼ご飯んはかなり胃に溜まった。この後、帰りの新幹線が出るまでに味噌カツを食べようぜ!とか言っていることを考えると笑ってしまう。マジかよ、と。

もちろん、間髪入れずに味噌カツ、というわけにはいかない。カレーうどんが前菜程度の扱いで、メインディッシュが味噌カツ、というのはさすがに無理だ。時間を空けないと。というわけで我々がこれから向かうのは、「ノリタケの森」という場所だった。陶磁器ブランドとして世界的に名高いノリタケの工場跡地を使った公園とノリタケ関連施設があるのだという。

僕はこれまで訪れたことはなく、存在すら知らなかった。しかし、しぶちょおから「もし観光するなら、『トヨタ産業記念技術館』は素晴らしいぞ。すぐ近くにノリタケの森もあるし」と教えられ、初めてその存在を知った。聞くと、トヨタ産業記念技術館はかなり満足度が高く口コミ評価がずば抜けている施設だという。ただし、結構長居できてしまう場所でもあるらしく、「食べ歩きの合間に」立ち寄るには少々難しそうだった。結局、「トヨタ産業記念技術館」と「ノリタケの森」はセットで提案があったのだが、「ノリタケの森」だけ採用させてもらった。

幸い、カレーうどんの店「鯱乃家」がある黒川には名古屋駅行きのバス停がある。このバスに乗っていけば、ノリタケの森からさほど遠くない場所で下車することができる。もう、今回はリニモやら地下鉄やらバスやら、いろいろな名古屋ローカルの交通機関を使いまくりだ。

涼しい&座れる、で一安心なメンバー

クーラーが効いているバスに座ることができて、やれやれという顔をする一同。写真に写っている男性二名、既に隠しようのない疲労の色が見えている。もうあんまり歩きたくない・・・という感じだ。

四川風みそ煮込みとはなんぞ

バスで移動中見かけた光景。

「四川風みそ煮込」を売る和食店。

味噌煮込みうどんに四川風があるのか!と新鮮に驚き、慌てて写真を撮っておいた。

唐辛子が多めに入っているというだけ・・・だと、「四川風」と呼ぶには迫力不足だ。そんなものは卓上に置いてある七味をふりかければ十分だ。ということは、豆板醤を赤味噌に混ぜて使っているんだと思うが、想像してみたらちょっと旨そうやんけキミイ。

「いいねえ」

とつぶやいたら、そのままバスが発車して素通り。当たり前だが、切ない。

金シャチコーヒー

金シャチ珈琲店、なるお店発見。なんかもう今日は金のしゃちほこでおなかいっぱい。

店名がいかにも名古屋チックで面白くて撮影したものだけど、外観がなんとなくコメダ珈琲店っぽい。後で調べてみたら、まさにコメダインスパイアな喫茶店なので面白いものだ。今や急速に全国区を目指しているコメダだけど、その人気にあやかるお店が出てきてもおかしくはない。

居眠りを始めるたっぴぃさん

移動中、うとうとと眠り始めるたっぴぃさん。疲労と、満腹と、さわやかな空調と、バスの振動。これで眠らないわけがない。

ノリタケの森

バス停から歩くこと13分ほど。「まだ歩くの?もう勘弁してよ」とメンバーからいつ言われるかとヒヤヒヤしながら、

「さあ!あともう少し!あともう少しですよ!ほら!もう見えてきた。看板、あれきっとそうでしょう!」

なんて鼓舞しつつトボトボと歩く。昼下がりということもあって、気温は最高潮。多分30度に達していたと思う。5月なのに。・・・と書いたところで、念のために裏取りで調べて見たら、実際にこの日の最高気温は26.3度だったらしい。えええ?マジで?そんなにへばるほどの猛暑ではなかったのか。

でも、暑さ耐性がまだできあがっていない5月って、盛夏と比べると大したことのない気温でも「あっつぅぅぅ」と感じることがある。今回がまさにそうだったんだろう。

ノリタケの森地図

で、到着したノリタケの森。ノースゲートから入ったら、そこには芝生の広い公園が広がっていた。アカン、屋内で一息つけると思ったのに、まだしばらく歩かなくちゃいけないっぽい。

森、じゃなくて「公園」じゃないかこれじゃ。

美術館とかの施設は敷地の南側に固まっている様子。やれ、もうしばらく歩かなくちゃ。しんどいのー。

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