
14:58
この小屋では泊まらない人たち、すなわちテント泊であったり素通りしてく人は館内のお手洗いが使えない。
なので、この小屋は外にも「外来客用」のトイレが用意されている。
山小屋ではよくあるスタイルで、こちらは有料。ただし、テント泊の人は無料。
厨房の裏手に、チップトイレが用意されていた。

14:58
チップ箱があり、その奥にトイレが並ぶ。
さすがに門番がいて、ちゃんとお金を入れたかどうか監視するといったことはない。
であることを考えれば、1回の利用で100円支払う、というのが常識的な金額だと思う。

14:59
この小屋は、表札の看板が下がっている玄関脇に小窓がある。
小窓は受付とつながっていて、小屋の外にいる人がビールなどの買い物をする際、わざわざ館内に入らなくてもここで用が足せるようになっている。
この時間は生ビールがよく売れていた。なにせ、宿に到着しちゃったら、夕ご飯までやることがないんだ。お酒が好きな人なら、この時間はひたすら飲むしかないだろう?
1年前のおかでんは、確実にそうだった。むしろ、この「夕飯までの酒タイム」が目当てで山に登っているといっても過言ではなかった。
でも今は、お酒を飲んでいる人たちを眺めているだけの立場。
すみません、山小屋の売り上げに貢献しないで。
お酒の売り上げというのは、山小屋にとっては馬鹿にできないもののはずだ。ビールの缶の後始末だとか、いろいろ面倒なことがつきまとうけど、それでも夏場は相当売れるはずだ。みすみすビジネスチャンスを無駄にはできない。ニーズがあるなら売る。

15:00
小窓の外に置いてある水槽には、ジュース類がぎっしり。
内訳は、バヤリースのオレンジ味と、あともう一つ何かの味、三ツ矢サイダー、コカコーラ、ジョージアブラック、十六茶、キリンフリー。
ソフトドリンクだけだ。
ビールが飲みたい人は、館内の自販機を使って缶ビールを買うか、小窓経由で生ビールを買うことになる。

15:00
飲料水にもできる水が、小窓の脇からわき出ていた。
水には本当に不自由していない山小屋だ。
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